うちの母です
今日は、母の81歳のお誕生日でした。
81年前というと、日本が戦争に向かう機運が高まっている頃で、
小林多喜二さんが拷問死をしたり、
ドイツではヒットラーが首相に就任した年です。
もうまさに歴史で習う時代の話で、随分長い年月母は生きたんだなぁと思います。
だけど、そんじょそこらの若者には負けないくらい、
母はすんごい元気です。
まず、病院に行ったり、薬を飲んでる様子など見たことありません。
生命保険は、一度保険会社の倒産の憂き目にあって以来、
「ばかばかしい」と言って、全てを解約してしまいました。
「病気にはならない!」と豪語しています。
普通あっちが痛いこっちが痛いとか、
老眼が嫌だとか、肩がこるとか、不定愁訴が出たりするじゃないですか。
そういう愚痴も全く聞いたことがありません。
毎日、チラシをチェックし、チャリンコを乗り回して特売品を買いあさり、
前と後ろのかごに大量に食品を買って、帰ってきます。
我が家には、急須やポットがありません。
なんせ母は温かいものを飲む習慣がなく、真冬でも氷を大量に入れて、
冷たいものをがぶがぶ飲み、氷をバリバリかじっています。
クーラーは私がふるえるぐらい、ギンギンに冷やし、
1回の食事では、私より食べ、
しかもマックのハンバーガーやポテトなど、
私ですら殆ど食べないジャンクフードを、
お昼にしょっちゅう食べています。
ヤクルトミルミルを愛飲し、
毎日掃除洗濯を欠かさず、
朝は家じゅうの人のスケジュールに合わせて、起こしてくれます。
母が、娘や息子を起こす声で、大体私も目が覚めます。
子供の上履きも洗ってくれるし、
私の洋服も頼めば、繕ってくれたり、ボタンもつけてくれます。
ものすごく器用で、針仕事もいまだに厭わないし、
娘の髪の毛も結んでくれます。
ご近所さんや、宅急便のお兄さんなど、
私の知らない人と、しょっちゅう親しげに話しています。
ひな人形、兜、羽子板といった、季節の飾りモノを、
時期近付くと、納戸から引っ張り出し飾ってくれて、
終われば、いつの間にかしまってあります。
ゆず湯や、菖蒲湯も、その日になると忘れずにやってくれて、
私は、お風呂に入ると「あぁ今日は冬至かぁ」とかって思います。
帰りが遅いとか、早いとか、聞かれることも、文句を言われることもなく、
母は淡々と毎日家事をこなし、子供たちとちょこちょこ喧嘩しながら、
仲良くやってます。
これがうちの81歳になる母の日常です。
プログラムと、神さまの配慮に感謝します。
私が、これだけ働けたのは、仲間と夫の手助けのお陰と、
母の献身のお陰です。
とんでもないスーパーおばあちゃん。
長生きして下さい。
お誕生日おめでとう!
そして、いつもありがとうね。
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お母様、お誕生日おめでとうございます。本当にスーパーお母さんですね。80を過ぎたら殆ど病院通いが日課となっている人が多いですよね。お買い物をするだけでもかなりの体力が必要です。きっとお母様は、Ricoさんのご家族を支える事を楽しんでいらっしゃるのでは?(^^)そして、とてもお幸せなのでは?
素敵なお母様です!