我が家は、夫がドバイに行ってしまい、子供たちは部活があり、
私も仕事で、殆ど連休らしい連休はありませんでした。

こういうのどうなんだろ？と、親として少々罪悪感もあり、
本日の夕方、息子が部活から戻ってきてから、
娘と息子と3人でカラオケに行くことにしました。

私自身は、カラオケなんて本当に久々なんですが、
子供たちは、お友達とちょこちょこ行っているようです。
うちの子たちって、音楽が大好きなんですよね。
まぁ、若者って皆音楽が好きなんでしょうけど。

でも、「好き」と「できる」と成績は、全然比例しないもんですよね～。
二人ともピアノをもう10年くらい続けてますけど、
まぁまぁといった感じでしょうか。
でも「辞めたい」と言いださないし、時々練習したりもしているんですよね。

そして成績はず～っと3。二人共です・・・
不甲斐ないと思いますよね。息子は吹奏楽部でもあるんですから。
自慢じゃないですが、私、音楽はずっと4か5でした。
子供の頃、ほんの一時期「ヤマハ音楽教室」に行ってただけですけど、
それでももう充分じゃないですか～。
音符と記号が読めれば、成績なんてとれますよね。

ホントあの姉弟は学校で何やってるのか？
楽譜が読めて、楽器ができて、音楽が好きで、
それで万年成績は3。
不思議でなりません。

そんな音楽好きな二人のことですから、カラオケに行ったら、
次から次へと曲を入れていました。
時々、一緒に歌って、はもったり、まぁ良く曲を知ってますよね。

姉のモモコは、あまり自信のない曲だと、
弟に「ケイチ一緒に歌って」と助っ人を頼み、
弟も姉の入れた好きな曲は「僕も歌う」と、
つくづく仲の良い姉弟だなぁと思いました。

これも常々不思議ですね。
中学時代ってもっととんがってますよね。
娘は私にも「お母さんなんか入れて」と言ってきて、
私が歌うとタンバリンで応援してくれたります

有り得ないと思っちゃうんですよね。
私、中学時代、母となんて死んでも出かけたくなかったし、
実際、出かけたことなんてないし、
必要以上に話なんかしたくなかったです。
中学時代なんて、異性のことしか考えてなかったですけどねぇ私。

で、こういう子供たちに囲まれ、
幸せだなぁ、有難いなぁと、ほのぼのする思う反面、
こんな子供っぽくって大丈夫か？と思っちゃうんですね。

実際、息子なんか、見かけも子供のまんまな気がして、
中学時代不良学校で、いっぱしのチンピラのような、
男子ばっかり見ていた私は、
「この子成長してるのかしら？」と思っちゃうんですね。

昔TVで、「カルマン症候群」という大人にならない病気というのを見て、
うちの子それじゃないかしら？と思っている位なのです。
ところが本日、子供達がカラオケに興じている姿をFBにUPした所、
仲間やママ友から、「けっくんが大人になっていてビックリした～」
というコメントが入っていて、
「あ～よかったぁ、成長してるんだぁ」と安心したのです。

私の中学時代が特殊というか変だったのか？
うちの家庭が特にギスギスしていたのか？
自分の判断基準なんて、自分のたった一つの経験でしかないので、
良く分かんないですよね。

そしてカラオケの後、3人で家の近所に出来た、
沖縄料理のお店で晩御飯を食べました。
そこに夫からドバイの写真が届き、
海外ならどこに行きたいか？という話になりました。

息子がシンガポールに行きたいというので、
「シンガポールはカジノがあるからなぁ～、
もっと海の綺麗なリゾートが良いんじゃないの？」
というと、「あの屋上のプールに行きたい～」というので、
あれはまさしくマリーナベイサンズ！カジノど真ん中じゃい！！！
と思い、「あそここそカジノだよ」と言ったのです。

そして「けっくん達は、パパとママの子供だからね、
遺伝子があるから、ギャンブルはやらない方が良いよ。」
と伝え「お酒は、あんまり遺伝子ないから大丈夫かと思うけど」
なんて話してると、息子が
「だって、何の依存症になったってママがいるから大丈夫でしょ」
と笑って言うのです。

だから「まぁ、そりゃあそうだけどさ、依存症になっちゃうとね、
ママの言うことなんか聞かなくなっちゃうんだよ。
うるせぇ、ばばぁ～！ってな感じでさ～」
と言うと二人は「ウケる～」とゲラゲラ笑ってました。
・・・イヤ、ウケ狙いじゃなくて、マジな話なんですけど。

おまけに息子は「ダメなところばっか親に似ちゃうよ」と、
言いだすので、「何でよ～けっくんはパパに似て、頭も良いじゃない」
と、あんまりそんなこと思ってないですけど、不正直に言ってみると、
「全然だよ、僕はママに似ちゃったよ」と、
失礼なことを言いやがる・・・いえ、言いだすのです。

どうやら息子は運動も勉強もイマイチなことは、
私の遺伝子のせいで、夫に似ればもっと頭も良く、
運動ができたと思っているようなのです。
まっ、そりゃあそうかもしれないですけど。

おまけに娘は「人見知りはパパに似ちゃった」
と言い出す始末で、
「おめぇら、なんでも遺伝子のせいにしやがって！」
と、心の中ではムカつきましたが、
「そんなことないよ、君たちには、パパやママにない、
素晴らしいものを持っている。」
と伝えてみました。

実際、あの二人の穏やかさとか、
のんびりしているところは、
見ていて、実に尊敬できる所なのです。
私には、子供の頃から、そういう所が全くなく、
今も昔もあくせくしているので。

そして姉弟が仲良く、お互いを比べたりしない所も、
実に有難く、尊敬してますね。
例えば、姉が何かを買うからお金ちょうだいと言ってきても、
弟は何も言わないし、逆もまたしかりです。
「ずるい」とか「僕も」「私も」と言ってこないので、
実に楽ですね。

そのうち、会話が移って、
どこどこのお母さんが、どこのファミレスで働いているとか、
どこのスーパーでバイトしているなどと教えてくれました。

私は、「へぇ～そうなんだぁ」と興味もないので、
聞き流していたら、突然娘が
「おかあさんも、そういう所でバイトしたら？」というので、
「なんでよ～、これ以上働いたら、死んじゃうよ。」と言ったら、
「ウケる～」と笑っていました。
「・・・（意味不明）」

なんでも「ウケる」しか言わない、
子供たちのボキャブラリーの貧困さが心配です。

食後は31％offをやっているということなので、
31アイスクリームをテイクアウトし、
子供たちから、どの味がめっちゃ美味しいかという話を、
レクチャーをうけながら帰ってきました。

まっ、そんなこんなで、特に何もない連休でしたが、
子供と付き合う時間もとれて、
よかったよかった、めでたし、めでたしです。

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