新プログラムです

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最近、脳科学研究にはまっていて、
今読んでいる書籍は、一気にそっち方面に偏ってきました。

依存症について書かれているものは、
大層少ないので、面白いものは何度も読み返したりしています。

愚痴ですけど、昔は本をもっと早く、
一日一冊のペースで本が読めたのになぁと残念です。
目の衰えが、てきめんに悪影響を及ぼしています。
まぁ、仕方ないんですけど。

で、この脳科学、今って面白いほど、
解明されてきているんですよね。
だから、これをステップにあてはめて説明することに、
意欲を燃やしてるんです。

「ステップ1の無力っていうのは、脳がこういう状態になってしまうから、
自分では、止められないんだよね。」ってな具合にですね。

これだと、ただ単に感覚的に
「だって~無力だったじゃん!認めなよ~」というより、
「こういう感じになったでしょ。
それはつまり脳がドーパミンによって、
こうなっちゃった結果なんだよね」
なんて説明できると、腑に落ちやすいと思ったんです。

なんだかんだ言って、人間て科学的根拠が好きじゃないですか。
ビックブックの時代には、まだ脳科学で解明されていなかったから、
「アレルギー」としか表現できなかったことも、
今ならちゃんと説明がつくこともある訳ですよ。

で、ヒマな時・・・
ってそんな時があるのか!?って、
言われちゃいそうですけど(笑)
あるんですよ!お風呂とか、道を歩いている時とか・・・
そんな時に、なんとなく脳科学からみたステップ1から2へ流れ
みたいなのを組みたてたりしてたんですね。

んで、自分でも「あぁこれ良い動機づけになるなぁ」って、
ちょっと自信あったんですね。

でもこういうことって、頭で考えてるのと、
実際話すのって全然違うんですよ。
頭では、ものすごい情報量が処理できるけど、
話せる内容になると情報量が減るじゃないですか。
しかも人前というプレッシャーもあるし、
観客の反応という、心理要因も加わる訳です。

そんな中で、一つのストーリーとして組み立て、
作品としてと言ったら大げさですけど、
ネタの一つとして、何度か話しているうちに、
完成していくんですよね。

そんな訳で、大体ストーリーが固まったなぁと思ったので、
本日、山梨まで足を運び、グレースロードで、
初お披露目してきたんですね。

ビックブックを使いながら、そこで書かれていることは、
つまりこう言うことなんだよね~、
で、説明聞いてどう思う!?
みたいな新しいプログラムです。
FDPともまたちょっと違う、バージョンですね。

はじめてだったのですが、割とうまく伝えられたかな?
って思ったんですけど、結果もやっぱり上々でした。
これまで、RD他で12ステップをやってきた仲間たちも、
「今までで一番分かりやすかった!」と言ってくれて、
やっぱり科学的根拠は強いなぁと納得しました。

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グレースロードのスタッフさんも、
「いやぁ、すごく良かったです。勉強になりました。」
って言ってくれて、やったぁ~って思いました。

以前、ブログにも書きましたが、
ある精神科の先生に
「Ricoさん、脳の仕組みを勉強しなさい。
あなたが病気の概念を、科学的に説明できるようになりなさい。」
と宿題を頂き、ずっと「やらねば!」と思っていました。
まだまだですけど、最初の一歩を形にできて、
先生とのお約束を守れたなぁ・・・と、
ちょっと、ほっとしております。

この新プログラムも、FDPのように、
私の代名詞に育てて行きたいなぁと思っています。
どんなプログラムの名前にしようかな?

他の施設でも、やってみたいので、
需要があったら是非呼んで下さい。
但しまだステップ1と、ステップ2に入る
さわりの部分しか考えてませんけど(笑)

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