ボートレース芸人です

公開日: 

自他共に認める、アメトーークファンのこの私ですが、
今日の放送は恐かったわぁ~。
だってその名もズバリ!
「ボートレース芸人」なんですもの~!!!オヨヨ・・・

ぎりっぎりまで、見ようか見るまいか迷いましたが、
結果「途中まで見た」となりました。
夫は、完全回避で、その時間自室でお仕事。

私は、どうしても好奇心にあらがえず、
見ちゃったんですよね~。
「これがトリガー(引き金)になったらどうしよう・・・」
とおびえつつも「どんな放送をするのかしら?」と、
ギャンブル依存症問題を考える会の代表として、
あらがえない興味があったんですよね~。

番組は、面白かったです。
でもやっぱ危ないですね。
懐かしくもあり「あぁ~、この感じ」と思いだすものがありました。
当時は分かりませんでしたが、ドーパミンのふたが開く感じって、
これなんだなぁ~と思いましたね~。

特に名場面集みたいなので、
白井選手の綺麗な「まくり差し」が決まったシーンなど、
わぁ~っと感動、やべ~ドーパミン出ちゃう~ってな感じでした。
だから最後の自腹でレース観賞のあたりは、
見るのをやめときました。
「これでおかしくなったらバカバカしい」と思ったので。

イケメン選手が紹介されたところで、
私が、はまりにはまっていた頃に、
若手のホープとして君臨していた、
松井繁選手や山崎智也選手なんかが、
既に40過ぎのベテラン選手になっていたことが、
感慨深かったです。

さすがにもう、野中や中道は現役のわけがありませんが、
あの頃、超トップスターだった、
植木や服部は今どうしているのだろうか?
などと、次から次へと思い入れある選手が浮かびました。
分かる人には分かると思いますが(笑)

なんせですね、うちの夫競艇好きが高じて、
当時、競艇関係の仕事に就き、
ありとあらゆることをやっていたんですよ。
「マクール」という雑誌のライターもやっていたし、
CS放送にオッズやCGを出したり、
ボートレースファン向け予想ソフトを開発したり、
(当時、夫開発で当たるわけないと思いました。)
あるときなんぞ、平和島競艇で解説者までやってたんですから。

でも結局、この環境じゃ、
ギャンブル依存症から回復し続けるのも大変だし、
競輪の仕分けのあおりをくらったりと、
色んな問題があって、きっぱりとその仕事をやめ、
独立したんですよね~。
今思えば、あれが一番の大ばくちでしたね我が家の。

番組で一番気になったのは、
最近よく話題になる、
椿鬼奴さんとそのご主人、グランジ大さんのこと。
聞いてる限りでは、あのご夫婦絶対我々の仲間ですよね~?
鬼奴さんの稼ぎが大きいから、底つかないだけで。
大丈夫かなぁ~?と常々心配しております。

一つ気がついたのは、なんて言うんですか、
ギャンブルにはまって、人が堕ちていく姿を、
なぜかあるロマンのように感じてしまうタイプが、
我々じゃないかなぁ~と思いました。

番組でも、そんな悲哀が面白く語られていて、
激しく共感してしまいました。

でも、もう戻りたくはない!
つくづくそれは感じました。

あのわずか6艇のボートレースの着順予想に、
人生の全てを賭けていたあの頃。
「あの刺激がなければ、人生の面白いことは他にない!」
頑なにそう信じていたあの頃。

「いえいえ、人生もっともっと予想もつかないことで、
どんどん刺激を受けられるんだよ~」って、
当時の自分に教えてあげたいですね。

人生がボートの行方に縛られていたあの頃、
後悔はないですが、
今の私の人生を、もう引き換えにしたくはないですね。
絶対に。

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