娘とイニシエーション・ラブを観ると・・・です

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どういうわけだか、我が家の娘は、
私ともよく出かけたがります。
「洋服を買いに行こう」とか「映画に行こう」とか。

中学時代に親となんか顔も合わせたくなかった私には、
全く理解できない心境で、こっちは「面倒くさいなぁ~」
と正直思うんですけど、まぁたまには付き合います。

「娘が成長して一緒にかわいいものを買い物したり
できるようになって、すっごく楽しいです~」
と、昔はそんな話を聞くと~、「わぁ~いいな~」
と楽しみに思っていたんですけど、実際そうなってみると、
人のためにお金使うのなんて、全然楽しくなかったです(笑)

でも、そんな中で、映画はまぁお互い好きなので、
都合が合えば、2人で「行こう行こう!」と盛り上がります。

で、このイニシエーションラブ。
娘も私も「松田翔太君てなかなかカッコいいよね~」
と趣味が合うので、行きたいね~と言いつつ、
なかなか都合がつかなかったのですが、
やっと本日、観てきました。

映画は私の青春時代ど真ん中の話で、
ワンレン・ボディコン・黒電話・CCB・君は1000%・DCブランド・・・
な~んて懐かしいものが沢山出てくるし、
お話自体もすごく面白かったです。

ただですね~、こういう恋愛沙汰を娘とみるとなると、
終わってからどんな話をしていいのか、
悩んじゃうなぁ~と思いました。
まして相手は思春期ど真ん中、青春小僧な訳です。

それほど激しいベッド―シーンなんてないですけど、
まぁ松田翔太君が二人の女性の間で揺れ動いたり、
お決まりの妊娠・中絶問題なんかが出てくるわけですよ。

そこで二人の心が微妙にずれていったり、
男性が罪悪感からひどいことを言ったり・・・
若かりし頃、自分たちも通ってきた道で、
そりゃあ私は「あるある~」って思いますけど、
それ娘と話すわけにもいかないし、
娘はまだそんな実感ないでしょうしね~。

まさか中学の娘に
「ママ達の頃は、妊娠検査薬なんてなかったからさぁ、
ひたすらドキドキしたよね~」
「ママも昔の彼氏に二股かけられてたことあってさぁ、
あぁいう性悪にかっさらわれた訳よ~」
「あの頃、クリスマスはさんざん男に貢がせたよね~。
高いホテル、豪華な食事、ティファニーのアクセサリーが定番だったよね」
なんて昔話する訳にもいかないじゃないですか~。

こっちはすっかりバブルへGO!みたいな気分になっちゃっているので、
「あぁ~この昔話を、思いっきり友達と語りたい~!」
と思うんですけど、そういう訳にも行かず、
娘との映画はこういう時にはフラストレーションがたまりますね。

あと、娘は一体、性についてどう思っているのか?
そういった、男女交際のあり方なんて
話した方がいいのか?悪いのか?も良く分かりません。

ちなみに、終わった後の娘の感想は
「あんま意味良く分かんなかった~。」
「マジ松田翔太カッコ良くない?」
の二つでした。

仕方がないので、帰りは松田翔太さん話で盛り上がり、
私は、父、松田優作さんがどれほど偉大だったかと、
母、熊谷美由紀さんとは、美由紀さんが18歳の頃、
W不倫の末、結ばれたのだ!などと、
時代のスキャンダルを教えて驚かせ、
お父さん役で出演されていた、片岡鶴太郎さんとは、
この間お会いしたとツーショット写真を自慢し、
友人役の三浦貴大君は、昭和のスーパースター、友和&百恵ちゃんコンビの
息子であり、あの子が生まれた頃、子供たちを絶対芸能人にはしないと言い、
マスコミが子供の写真を撮ったと言って、友和さんが激怒したけど、
結局芸能人になったじゃん!って思うんだよね~、
と、チクリと嫌味を言うという、
結果、教育上あまり宜しくない話しで、お茶を濁す羽目にになりました。

やっぱり娘とは、「バケモノの子」を観に行けば良かったなぁと
セレクトミスを痛感しましたが、
映画は面白いので特に80年代に青春時代を過ごした方にお勧めします!

私、2度あの小説を読みましたが、
全く意味が分からず、なにが面白いのか?
と思っていましたが、やっと意味が分かりました。

頭の出来は、中学の娘と、
大差ないようです・・・とほほ。

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