明日は、超党派議員の先生方による、
ギャンブル依存症対策を推進する勉強会の日です。
参議院議員会館で16：30～行われますが、
確認した所、マスコミの方もご参加OKだそうですので、
是非、いらして頂きたいなぁと思います。

マスコミの皆さまにも、
ギャンブル依存症の正しい理解が益々進みますように。
そして、この国のギャンブル依存症対策が推進されますように。
１０万人署名の方も全国の仲間が、署名を集めておりますが、
ネットでもご署名できますので、是非ご協力下さい。
https://izonsyo-syomei.org/

この勉強会は、「カジノ建設とは切り離して、ギャンブル依存症対策を考えよう」
という先生方によって、立ち上がった勉強会で、
まさにこれこそが本質の議論だと思うんですね。

私たちも、それを求めて参りましたので、
大変有難く思います。

これまで、カジノを推進したい先生方や経済界の方にも、
様々にお会いし、勉強会も進めて参りましたが、
推進派の皆さまのお考えも、随分変わられた気がしています。
「まず、とにかく対策がなければ何も進まない」と、
そんな風に多くの方々がお考えになって下さるようになりました。

冗談交じりに「こそっと、やっちゃおうと思ったけど、
やっぱり王道で、ギャンブル依存症やらないとダメだね。」
なんておっしゃる方もいて、
あまりの正直なご感想に爆笑してしまいました。

反対派の先生方、中道の先生方も、
カジノの是非がギャンブル依存症対策ではない、
ということにお気づき頂き、
こうして具体的な動きも始まって来たこと、
大変有難く感じています。

どちらに決着するのか、まだまだ時間がかかるのだと思いますが、
私と致しましては、とにかくギャンブル依存症に対する悲劇を、
少しでも減らしていけるように、頑張るのみです。

結局、小手先でやろうとすることって、
上手くいかないですよね。
国民はバカじゃないですから。

安保だってそうじゃないですか。
内容について、大多数の憲法学者の方が、
「違憲」というご判断なんですから、
その段階で、憲法改正の議論に切り替えた方が良かったのでは？
と思います。
時間がかかってもその方が、真摯じゃないでしょうか。

それを、なんとなくうやむやにして、
ごり押ししようとしたから、こんな大騒ぎにもなったし、
安保に賛成の中にも、
「内容には賛成だけど、このごり押しはヤダな」と、
むしろそのごり押しにこそ、危険を感じた方も多いですよね。

カジノ問題はその轍を踏まずに、「まずギャンブル依存症対策を！」
という気運が盛り上がってきて、本当に良かったなぁと思います。

結果として、日本の国家としても、
こっちの方がお得なはずです。

カジノのためのギャンブル依存症対策だけでは、
意味がありません。
例えば、カジノに手を挙げている、自治体さんや企業さんだって、
そのために自殺者が続出したなんて報道がバンバンなされたら、
企業としても自治体としても、相当なダメージを被るはずです。

ギャンブル依存症は死に直結した病気です。

死に直結した重篤な病気がどれもそうなように、
小手先の対策なんか、何の役にも立ちません。

例えば、エイズが騒がれ出した頃、
ものすごく多くの方がエイズで亡くなりました。
アメリカでは、ピーク時には、
男性患者だけでなんと35000人以上も亡くなったそうですが、
今では１万人以下まで減少してきました。

エイズは、世界的に大問題となったために、
予防法が一斉に、それこそ世界中で報道されましたし、
研究も進み、効果的な療法も編み出されました。
また、それだけでなく、差別や偏見をなくそう！
といった運動も同時に推進され、
多くの有名人などもこの活動に参加しました。

だからこそ、まだゼロではありませんが、
改善が一気に進んだんですよね。
これがもし小手先の対策だけだったなら、
エイズの蔓延は止まらなかったでしょう。

例えば、同性愛の人がなる病気という、小手先の対策だったら・・・
今のような抑止化が進んだでしょうか？
薬害エイズの問題は、食い止められたでしょうか？
研究がこれほどまで進んだでしょうか？

ギャンブル依存症も、カジノ対策だけでは、
抑止化なんか進む訳がありません。

ギャンブル依存症は、社会に大きな影響を
すでに与えています。
私たちも、これからも問題提起を進めて参ります。
小手先の対策ではなく、本格的な対策が、
これから日本に推進されるよう、どうかお力をお貸しください。
宜しくお願い致します。

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