仲間の有難味です

公開日: 

今日は、午前中は考える会の相談会があり、
午後からはギャンブラーの当時者のセミナーがあって、
そこに講師としてお呼ばれしました。
家族の仲間も沢山来ていましたが、
今日は、私は援助職として参加させて頂きました。

約1時間の講演でしたが、仲間の中にいるって、
有難いなぁと思いました。

いつも愛してくれる仲間たちが、
こんなにも沢山いて、声をかけてくれてHugしてくれる、
「よかったよ~」とアファメーションを贈ってくれる、
そんな日常に心から感謝しました。

「私は生きぬいた!そしてここまで来た!」

仲間の愛をストレートに、
捻じ曲げず直球で受け取れて、
安心できるようになった自分を、
心から褒めたいと思いました。

「本当はこう思ってるに違いない・・・」
依存症者特有の無意味な変換キーが入らなくなったこと、
自分の成長をしみじみと感じることができました。

昨日の仲間の自死を知っている仲間も、
知らない仲間もいましたが、
皆、私の悲しみを分かち合ってくれました。
こんな時、仲間と共に過ごせたことは本当に有難いです。

そして、セミナーには、沢山の希望や、
喜びがあって、何があっても私はこっち側で生きぬくと、
絶対生き抜いてやる!と、心から誓いました。

こっから先にも、困難や悲しみが立ちはだかることが、
度々あるでしょう。
それは依存症者として他の仲間を助けて行こう!
と誓った人間に与えられる宿命です。

このプログラムに生きようと思ったら、
私たちは、病気の残酷さと、
真正面から対決しなくてはなりません。

こんな風に、大好きな仲間を奪われていく悲しみ・・・
ここから先も、この想いを味わう恐怖と闘い続けなくてはならないのです。

それは途方もない暗闇にひきずりこまれるような、
そんな気持ちになります。

「でも、絶対この生き方止めないからな!」
と、夜空に誓いました。

今日は、セミナー終了後、明日の講演に備え、
たった一人車で群馬までやってきました。
途中、混雑していて、こちらについたら、
もう10時近くになっていました。

3時間以上車の中で一人でいたら、
悲しみが、怒りに変わっていくのを感じました。

「なんで、なんでなんだ!」
「残された私たちの寂しさ、考えなかったの?」
「どうして、何も言ってくれなかったの?」
もう言ってもどうにもならないことを、
ずっとずっと問いかけていました。

一人でいる時間が長すぎて、
悲しみの闇の奴が、私を飲みこもうとしたので、
慌てて、ホテルから親友に電話をしました。

電話で話したら、押しつぶされる前に、
また光の中に戻って来れました。
仲間に電話をして、「私、怒ってる」と話し、
思いっきり涙を流せた自分を、
また褒めました。

「えらいぞ!孤独を撃退したじゃん!」

この悲しみが昇華するには、
長い時間がかかるでしょう。
度々、暗闇の奴が、私を飲みこもうとするでしょう。
そんな時は、仲間を頼って、助けて貰います。

この病気との闘いに、絶対に勝利して、
私はこのプログラムの生き方の証をたてたいと思っています。
死んでいった、仲間のためにも。

今日は、車の中で何度も何度も
この曲を聞いていました。

もしできるなら、もう一度会いたい。
もう一度、Sチンがいる世界に戻りたいって思いました。

すっごい悔しくてならない。
世界はこんなに美しいんだよ。
本当はこんなに優しいんだよ。
それを、もう一度Sチンに見て欲しかった。

だから私は、それを伝え続けるよ。

Sチン、この曲を送るね。

SEKAI NO OWARI 『STARLIGHT PARADE』

Welcome to the “STARLIGHT PARADE”
星が降る眠れない夜に
もう一度連れて行ってあの世界へ

眠れない僕たちはいつも夢のなか
太陽が沈む頃僕らはまた一人だね
僕の一つの願いは綺麗な星空に
また消えていくんだ

Welcome to the “STARLIGHT PARADE”
星が降る眠れない夜に
僕たちを連れて行ったあの世界
Please take me the “STARLIGHT PARADE”
星が降る眠れない夜に
もう一度連れて行ってあの世界へ

時間が止まったようなあの夜も
笑ってた君はもうここにはいないんだね
聖なる夜に“world requiem”を謳うと
星に願うんだ

Welcome to the “STARLIGHT PARADE”
星が降る眠れない夜に
僕たちを連れて行ったあの世界
Please take me the “STARLIGHT PARADE”
星が降る眠れない夜に
もう一度連れて行ってあの世界へ

Welcome to the “STARLIGHT PARADE”
星が降る眠れない夜に
僕たちを連れて行ったあの世界
僕たちは探していくんだ
夜空の星が射す方へ
もう君がいなくなったこの世界で

それはまるで僕たちの文明が奪った
夜空の光の様に

https://www.youtube.com/watch?v=CJbI-5kkkqc

私たちは探していくよ。
夜空の星が射す方へ
Sチンがいなくなったこの世界でね。

だから見守ってね・・・永遠にね。

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