他人事から自分ごとへです

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突然飛び込んできた川島なおみさんの訃報に、
本当に驚いてしまいました。
享年54歳。ご冥福をお祈りいたします。

北斗晶さんの乳がんのニュースもあり、
私たち世代は、身体の変調が起こりやすい時期、
そういう年齢に差し掛かったのだなぁと思います。

高齢化社会が進む一方で、
早すぎる死を迎える人たちもいる。
でも、そんな病魔が自分にふりかかるなんて、
普段は一切思ってもみませんよね。

早すぎる死を迎える病気と言えば、
依存症はその最たるものかと思いますが、
普通の人は依存症が自分の人生に降りかかるとも、
思ってもみませんよね。

皆、可能性があっても他人事。
それが私たちの習性ですよね。

依存症について知ってほしい、皆に関係することなんです、
考えて下さいとお願いしている私が、
いくらガン検診を受けたほうが良いよと言われても、
実は、全く受けていません。

何かのついでに調べることはあっても、
定期的な検診には無関心です。
乳がんについては、一度も検診したことがないのです。

これだけ、乳がんが世間で話題になっていても、
実際検診を受けている人がわずか36%ですから、
私と似たり寄ったりの人がまだまだ多いのだと思います。

じゃあ、何故私は検診を受けようと思わなかったのか?
と、考えてみると、がんが身近になかったからだと思います。

我が家では、ガンにかかって亡くなったという人が、
身近に全くいません。
ですからなんとなく、家系的に大丈夫だろうと
思いこんでいる節があります。

ですけど、糖尿病は気になって、時々体調が不調になると、
血液検査をしたりしています。
何故なら、私と母以外、親族は皆糖尿病だらけだからです。

世の中の人の依存症に対する思いも、
そんな感じなのかな?と思います。

ところが、そんな私も、少し変化が起きて、
乳がん検診を受けた方がいいのかなぁ、
と思うようになってきたんですね。

それは、身近な友人や仲間に、乳がんを患った人が現れたこと。
それと、繰り返し検診の必要性が、
報道されるようになったからだと思います。

この度の、大好きな北斗晶さんの乳がんのニュースには、
大変衝撃を受けました。
これまで身近に乳がんになったと聞いた友人知人たちは、
みな女性らしく、可愛らしい感じの人たちだったので、
身体が頑丈で、屈強な私には、益々関係ないと思ってしまっていました。

けれども、そんな思い込みは一切通用しないのが、
病気なんだと思いました。
日本一強い女の北斗さんでも乳がんになるんだと、
当り前のことに今更驚いてしまいました。

川島なおみさんは、我々世代のカリスマで、
少し年上ですが、バブル期の女子大生ブームの、
さきがけとなった、憧れの人でした。

可愛らしくって、モテモテで
頭も良くて、不幸という言葉が、
一番似つかわしくない女性だと思っていました。

自分が夜遊びしまくっていた青春時代、
心に空白を抱えていた私は、
そんな川島さんのような女性たちを、横目にみながら、
羨ましくってなりませんでした。
まさかこの様な早すぎる死を迎えることになるとは、
想像だにしていませんでした。

でも、生老病死は誰の上にも平等にある。
だからこそ助け合い、啓発し合い、
他人事で無防備な人たちにも、
伝え続ける必要性があるのだと思います。

依存症についても、なかなか届かなくても、
繰り返し伝えることで、
なにかの拍子に届く日が来る。
そう信じて続けることが、大切なのだと、
自分に改めて言い聞かせています。

北斗さん無事手術が終わられたそうで、
本当に良かったです。
あのさっぱりとした姐御肌が大好きです。
回復を心から祈念いたしております。

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