連携作りです

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さて、本日は学会の二日目でした。
今日は、ギャンブル関係の先生方のご発表が色々あり、
朝から会場に詰めておりました。

FBでお知り合いになった方や
学会でお久しぶりにお会いした方、
そして新たに繋がりのできた方、
ドクターやコメディカル、民間団体の皆様など
様々なお立場の方々との出会いや再会があり、
非常に有意義な時間を過ごさせて頂いております。

明日はいよいよ私たちの会が、サンプル調査に協力した、
筑波大の森田先生、首都大の新井先生のご発表があります。
仲間の皆の協力のお陰で、このエビデンスも世に出せたわけで、
森田、新井両先生はもちろんのこと、
皆の想いが形にできて、とっても嬉しいですね。

やはりエビデンスなくして成果なし。
といっても過言ではない位、結局お国を動かすなら、
エビデンスを出すしかないんですよね。

ギャンブルは特にこういった、エビデンスやデータ、調査など、
全然少ないので、これから頑張っていろいろやって行くしかありません。
これからも頑張りましょう!

この私、実はアカデミックな方々が大好きです。
というか、超尊敬しています。
自分が勉強が全然できなかったせいか、
勉強ができる人を、すご~い!と思っています。

で、学会に来るといつも思うのは、
「この日本のエリートの皆さんは、なんだって依存症者を
なんとかしよう!と思ってくれるんだろう?」
と不思議でならないのです。

だってこの世の多くの人が「依存症者なんて自業自得。死んでも構わない」
と思っていのが現実なのに、よりによってお医者さんがなんでなんだろう?
って、身体症状のないギャンブラーの場合なんか特に思います。

だからめちゃくちゃ感謝もしております。
研究者との連携を避ける団体さんもありますが、
私は、できるだけ協力したいですね。

で、この学会でつくづく思ったのは、
夢は一人じゃ叶わないよね!ってことで、
ギャンブル依存症への、社会の対応を変えていきたいと思うなら、
コツコツと連携を作っていくしかないんですよね。

そして連携作りというのは、時間も手間暇もかかるわけで、
一朝一夕になんかできないです。
全員、忙しい中、連携作りという余計な仕事をやっていくわけなんですから、
そりゃ忍耐と努力が必要です。

定期的に集まって、なんらかの成果をあげていくには、
連絡をとったり、役割を決めたり、
皆で少しずつ負担をしながら、
育てて行くものですよね。

そういう土を耕したり、種をまいたり、
手入れをしたりという、普段の労力なくして、
実りなどないわけで、
花と実だけ、もぎ取ろうとするような不届きものとは、
連携なんてできるわけないですよね。

そんなふるまいは、失笑をかうことはあっても、
信頼など永遠に得られない、孤独な裸の王様に過ぎませんもんね。

あと、ギャンブルの当事者団体も、
一昔前は、入寮費だけで運営していましたけど、
今は、様々な補助金を受けていたり、
献金も集めるわけですから、会計に不明瞭な点があってはいけないですよね。

そういう点でも自浄作用やチェック機能が必要な時代が、
回復施設にも来ているような気がします。
きちんとチェックを受けたら、信頼の足る施設として、
連携していく・・・
そんな必要性も感じました。

お金だけでなく、スタッフのソーバーの長さとか、
そういうチェックも、あったほうが良いかもしれませんね。
病院評価機構みたいなもんですね。

連携ってのは、お互いの信頼関係が成り立たなかったら、
絶対無理なんだよなぁ~と思いました。

当会が信頼に足る団体であり続けられるよう、
これからもがんばろう!って、
すごく前向きに思えました。

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