児童虐待早期介入実現への熱い思いです

公開日: 

かねてよりお知らせしていた、
「全国調査データベースを使った児童虐待の予防早期介入を果たす公開シンポジウム」
本日無事終了いたしました。

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そんなに宣伝告知をしなかった割に、会場は満員。
しかもこの道の重鎮のお偉い先生ばっか・・・
ひぇ~場違いこの上ないったらありません(汗)。

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やっぱり、世の中虐待されている子供たちを、
なんとかしよう!って思っている方は沢山いるんですよね。
私も、もちろんそうです。
平気でいられるわけがないですよね、人間として。

で、この取り組みってものすごく画期的なんですよ。
もう実現したらですね、本日の発表者のお一人である、
愛育研究所の和田一郎先生なんか、
「新聞の一面になってもおかしくない!」とおっしゃるほどで、
ご来場いただいた先生方からも
「日本の夜明けとなる取り組みに期待したい」
というご感想を頂いた位です。

この私でも「これは、すごい!」と初めて聞いた時に、
とっさに思った位で、誰が聞いても是非実現して欲しい!
って思われると思うんですよね。

主に筑波大学の先生方で取り組まれている研究チームなんですが、
そこに私たち夫婦も参加させて頂いているんですね。
では、なにが画期的かをめっちゃ簡単にご説明させて頂きますね。

例えばですね、色んな虐待のニュースを見ていて、
「なんで早く保護しないんだ!」とか、
折角保護したのに一時帰宅させて子供がまた虐待にあって、
亡くなってしまったなんてニュースを聞くと
「なんで帰宅させたんだ!」って、腹が立ったりしますよね。

でもですよ、現場を想像してみて下さい。
なんの権限もない児相の職員の方がですよ、
大量に寄せられる情報に対し、出かけていって、
聞き取りをしたって、
なかなか判断できない場合も多い訳じゃないですか。
当事者は隠そうとするわけですし。

しかもこれまでの事例は大量に紙データになってはいるけど、
それが単なる塩漬けで、有効活用されていない。

だったらそれを全部データ化して、
こういう特徴があったら虐待の可能性あり
って、児相の現場の皆さんの判断がしやすいように
すれば良いってことなんですよ。

例えば、今はちょっと思いつきで書いてみますけど、
10代、シングルマザー、無職、乳児検診歴なし、
予防接種未受診、児童に打撲傷あり、
とかって事実が、データベース化してみたら、
虐待リスクに6つともあてはまるから、
虐待の可能性あり!
なんて判断する基準にするんです。
(これたとえ話ですからね)

あてはまるものが3つ以上あったら虐待を疑いましょう。
ってなっていたら、判断する方は楽ですよね。
まっそんな感じを目指してるわけです。

これはひとえにこれまでずっと関わって来られた、
筑波大学の先生方の実績があったから、
できることですよね。

このチームが成し遂げようと思っていることは、
まだまだ沢山ありますが、
ホント皆さん熱い情熱と実績をお持ちで、
ものすごく刺激を受けています。

私も、少しでも貢献できるよう、
勉強しながら、頑張ります!
実際、良い刺激を沢山受けるので、
すごくやる気になっています。
めざせ!虐待0!

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