皆様、本日Change.orgにて、
「バドミントン選手闇カジノ事件」
――アスリートとギャンブル問題に関する再発防止策を国に求めます！
というキャンペーンを開始致しました。
是非、ご協力下さい。

再三再四申し上げております通り、
今回のバドミントン選手が、闇カジノへの入店により、
オリンピックへの出場を断念しなくてはならなくなった事件では、
選手の自己責任だけが問われる事態となり、
私たちは、この結果を大変危惧しております。

ここまで死に物狂いで頑張ってきたであろう選手だけが、
あまりにも厳しい、全てを失ってしまう様な処分を課せられましたが、
こういった事態を防ぐ予防教育に国をあげて取り組むべきではなかったかと、
残念でなりません。

このキャンペーンの趣旨は、Change.orgの中で記しましたので、
是非、ご一読頂き、ご賛同頂ければ幸いです。
依存症関係の署名はなかなか集まりませんが、
今回１万人の目標を是非とも達成させたいと思っております。
皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
バトミントン闇カジノ事件の再発防止を求めます！
賛同メッセージもどしどしお寄せ下さい。

桃田選手は一体今頃どんな気持ちでいるのでしょうか？
オリンピックを目前にし、しかもメダルも狙えていたというのに、
まさかこの時期に、こうして世間から隠れるように暮らすことになろうとは、
一顧だにしていなかったことと思います。
その喪失感たるや、想像にかたくありません。

ギャンブルは気楽に始められる娯楽ですが、
全てを失う可能性も致死率も高い、
リスクを伴うものです。
ところがそのリスクについて一向に語られていないのが、
この国の危険な所なのです。

そのリスク教育や調査研究、
そしてギャンブルの問題を抱えたアスリートの、
サポート体制を確率して欲しい。
それが今回のキャンペーンの主旨です。

私たちは、桃田君らの姿をみて、
こうして国に働きかける必要性をヒシヒシと感じています。

桃田君には、是非とも再起をして欲しい。
そして絶対にあきらめずに、
東京オリンピックを目指して欲しいと願っています。

今、大きな苦しみや悲しみの中にいるであろう、
桃田君に私たちからエールを送ります。

今回のキャンペーンに私は友人である、
福島大学の教授 奥本英樹先生にお声かけしました。
何故なら、桃田君が学生時代を福島で過ごし、
福島県を第二の故郷と呼んでいることを知ったからです。

震災を乗り越えた、福島の人達は、
優しくて強い！
あなたは福島の人たちの期待を裏切ったと言っていましたが、
福島の人たちは、残念に思う気持ちはあれど、
それでもあなたを応援してくれている人も沢山います。
どうかその声に耳を傾けて下さいね。

奥本先生から、桃田君へのメッセージです。

『桃田選手、あなたは今自分の犯してしまった過ちと、
それによって多くの人の期待を裏切ってしまったことで、
罪悪感と自身への失望で深く傷ついていることでしょう。

しかし、桃田選手、人間だれしもすべて順風満帆に人生を歩める人はいません。
むしろ人生は失敗の連続との戦いであると思います。

桃田選手は、福島県民にとって希望の星でした。
桃田選手が何事もなくリオ・オリンピックで大活躍することは、
間違いなく県民に大きな勇気と喜びを与えたでしょう。
でも、私は、桃田選手が、こうした苦境を乗り越え、
2020年東京オリンピックで再びまばゆい輝きを放つことこそが、
もっともっと大きな希望と勇気を福島県民に与えると思います。

福島県は、震災と原発事故によって大いに傷つき、今もなお復興へ道半ばです。
桃田選手が困難を乗り越える姿を福島の人たちが時間を共有しながら目にすることが、
福島の未来を創っていくことにつながると思います。
桃田選手、福島県民とともに困難に打ち克ち、ともに輝かしい未来を創っていきましょう！
心から応援しています。

福島大学経済経営学類　教授　奥本英樹』

そして、私からのメッセージです。

『桃田君、あなたは気軽に始めたギャンブルで、
まさかこれまで頑張ってきた成果を台無しにしてしまうとは、
これっぽっちも思っていなかったはずです。

でも、私たちは桃田君の気持ちを、よく理解できます。
何故なら、私たちも同じ経験をしたからです。

私たちも、オリンピックほど華々しい舞台ではありませんが、
大切なものを傷つけ、台無しにしてきました。
家族の絆、信頼、友情、時間、お金、そして自分自身をです。

けれどもそれらをまた取り戻せたのも私たちです。
問題だらけのギャンブル人生から解放され、
今では再び幸福を味わうことができています。

あなたは私たち以上に大きなものを失いました。
その若さであまりにもつらい現実と向き合うことは
さぞかししんどいことでしょう。
その上、あなたは多くの人の目にさらされなくてはならないのです。
「自業自得」と辛い言葉も聞かされていることでしょう。

桃田君、これまで精一杯、頑張って頑張って頑張り抜いて、
今のポジションを手に入れたことでしょう。
きっと、意志の強い、頑張り屋さんなんですよね。

その頑張りを私たちは尊敬しています。
問題は起きたけれども、
あなたは並大抵の人ではできない、
偉業を達成した人です。
だから自信をもって！
あなたならきっとやり直せる。

桃田君、私たちはあなたから見たら市井の一市民で、
頼りなく思えるだろうけど、
一つだけどうしても伝えたいことがあります。

絶望しかなかった私たちが、
一体何故回復し、こうしてまた希望を生きられる様になったか？
それは、どんな時も支えてくれて、
どんな時も愛してくれた仲間がいたからです。

今の桃田君には信じられないだろうけど、
それでもこの世は希望に満ちています。
そしてどんな桃田くんでも愛し、応援してくれる人が沢山います。
私たちも、その一人です。

失敗というのは、後から振り返ってみると、
得てして最大の強みになっています。
大きな失敗を経験した桃田君は、
きっと大きく成功できます。
応援団が沢山いることを忘れないでね！
ギャンブル依存症問題を考える会　代表理事　田中紀子』

そして福島の仲間達から、
メッセージも届いています。
いつかあなたに手渡す日を楽しみにしています。

皆様、チェンジオルグへのご賛同、宜しくお願い致します。

PS:本日4/28　フジテレビお昼の番組「バイキング」に出演します。

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