考える力です

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本当に、ハードなスケジュールをなんとか乗り切り、
明日は、朝一番に広島に向かいます!
江田島市、東広島市で2日間連ちゃんで講演させて頂きますので、
広島の皆さま是非お越し下さい。

しかし今日はとっても驚きました。
この私、学生さんのフィールドワークには、
自分で言うのもなんですがとっても協力的です。
厳しく、面倒をみます(笑)

忙しくても、一期一会で若者が「ギャンブル依存症」に興味を持ち、
論文を書きたい!と言ってくれるのなら、
これも何かのご縁と、一生懸命関わらせて頂きますよ。

でも今回はさすがに驚いた!
なんせ卒論を書くのが「中学3年生」だって言うんですから・・・

この彼、某有名中学の学生さんなんですが、
中学の卒論があって、それを書くにあたっては、
完成までに何度かレポートを提出しなくてはならない
という本格的なもの。

最初お電話を貰った時には
「えっ?中学生?」と2度ほど聴き返してしまいました。

で、今日は1時間ほどレクチャーすることになったんですけど、
この中学生の下調べがすごい!
私の本はもちろん何冊も本を読んでいて、
疑問点や、聴きたい意見など、的確にまとめてあるんですね。
で、なおかつ自分の考えも伝えてくる。

「ぼくはこう思ったんですけど、田中さんのご意見はどうですか?」
ってな感じ!
正直、舌を巻きました。

だって、大学生の中には、何の下調べもしてこないで、
「ギャンブル依存症って、病気なんですかぁ?」
なんて聞いてくるのもいる位ですからね!
そういう人には
「本くらい読んで、最低限の下調べ位して、出直しておいで!」
ってな感じできっちり、言い渡してますが。

それに比べて、この中学生のすごいこと!
改めて、日本の未来は明るいと思いました。

何とこの彼、夏休みにはGAに見学に行ったり、
国会議員にも意見を求めたいとのこと。
あまりの熱意に、私も段取りのお手伝いをしました。

早速、こういうことには力になってくれるであろう、
初鹿先生に繋げるべく、彼を連れて議員会館へ。
そして秘書さんの名刺をGETして、
帰ってきた次第です。

今の若い子たちもなかなかやるなぁ~と、
頼もしく感じ、嬉しくなった出来事でした。

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現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
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[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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