考える力です
本当に、ハードなスケジュールをなんとか乗り切り、
明日は、朝一番に広島に向かいます!
江田島市、東広島市で2日間連ちゃんで講演させて頂きますので、
広島の皆さま是非お越し下さい。
しかし今日はとっても驚きました。
この私、学生さんのフィールドワークには、
自分で言うのもなんですがとっても協力的です。
厳しく、面倒をみます(笑)
忙しくても、一期一会で若者が「ギャンブル依存症」に興味を持ち、
論文を書きたい!と言ってくれるのなら、
これも何かのご縁と、一生懸命関わらせて頂きますよ。
でも今回はさすがに驚いた!
なんせ卒論を書くのが「中学3年生」だって言うんですから・・・
この彼、某有名中学の学生さんなんですが、
中学の卒論があって、それを書くにあたっては、
完成までに何度かレポートを提出しなくてはならない
という本格的なもの。
最初お電話を貰った時には
「えっ?中学生?」と2度ほど聴き返してしまいました。
で、今日は1時間ほどレクチャーすることになったんですけど、
この中学生の下調べがすごい!
私の本はもちろん何冊も本を読んでいて、
疑問点や、聴きたい意見など、的確にまとめてあるんですね。
で、なおかつ自分の考えも伝えてくる。
「ぼくはこう思ったんですけど、田中さんのご意見はどうですか?」
ってな感じ!
正直、舌を巻きました。
だって、大学生の中には、何の下調べもしてこないで、
「ギャンブル依存症って、病気なんですかぁ?」
なんて聞いてくるのもいる位ですからね!
そういう人には
「本くらい読んで、最低限の下調べ位して、出直しておいで!」
ってな感じできっちり、言い渡してますが。
それに比べて、この中学生のすごいこと!
改めて、日本の未来は明るいと思いました。
何とこの彼、夏休みにはGAに見学に行ったり、
国会議員にも意見を求めたいとのこと。
あまりの熱意に、私も段取りのお手伝いをしました。
早速、こういうことには力になってくれるであろう、
初鹿先生に繋げるべく、彼を連れて議員会館へ。
そして秘書さんの名刺をGETして、
帰ってきた次第です。
今の若い子たちもなかなかやるなぁ~と、
頼もしく感じ、嬉しくなった出来事でした。
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