江田島にて・・・です

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皆さん、こんばんわ~。
今日は、珍しくこんな早い時間にブログをUPします。
何故なら、暇だから・・・(笑)
というのも私、現在、広島県は江田島市に来ているんですね。

で、ここの元国民宿舎のような所に泊まらせて頂いているんですけど、
なんせ夜が早い!
日帰り温泉は夜9時にはしまっちゃうというので、
懇親会の後、ダッシュでお風呂に入り、
部屋には、ネット環境がないというので、
かろうじてWifiが繋がる、ロビーでこのブログを書いているのですが、
どうやらこのロビーも一晩中いられるわけでもなさそうなので、
さっさとやるだけやって、あとはもう寝るっきゃない。

ダラダラと仕事を続けられる環境にないって、
実に健康的な一日を過ごせますね。
強制的に、睡眠が確保できそうです。
まっ、今朝は朝一番で飛行機に飛び乗ったので、
丁度良いです。

広島は、何度も訪れておりますが、
ここ江田島は初めて!
いや~風光明媚な所ですね~。
海好きな私は、この景色にテンションUP!

広島と言えば、大都会と思っていましたが、
少し離れるとこんな所もあるんですね。
「こうしてみると確かに広島って瀬戸内海に面してるんだなぁ」
と実感します。
本当に、日本て狭いようで、広いですよね。

今日は、江田島市の社協さんのお招きで、
依存症について講演させて頂いたのですが、
講演の前後に、社協の職員の皆様や、市の関係者の方と、
情報交換させて頂きました。
そしてどんな街にも依存症の問題はあるなぁと実感した次第です。

私が、依存症で苦しんでいた時に、ずっと考えていたことは、
「私のことを誰も知らないような、のんびりした地方で、
旅館にでもつとめながら、人生をやり直したい。」
ということでした。

「都会のスピードに追われる生活や、仕事のストレスがあるから、
私は、ギャンブルを使わないと、生きていけないのだ。
全ては、環境のせいであって、環境さえ変われば、
ギャンブルをやめられるのに・・・」
と、固く信じていました。

でも、関係ないんですよね(笑)
都会だろうと、地方だろうと依存症にはなる!
なんせただの病気なんですから。
都会にしか発症しない病気なんてあるわけないですもんね。

都会人は「やることがありすぎて忙しすぎるからだ!」って思うし、
地方に来ると「パチンコ位しかやることがない」って言われる、
結局やることがあろうとなかろうと、
依存症にはなるってことが、よ~く分かりました。

時々、こういう全く環境に違う地域に来ると、
「あぁ、自分とは全然違う人生があるんだなぁ」と、
しみじみした思いにかられます。

私なんかは
「住宅ローンちゃんと払いきって、この家が終の棲家になるのだろうか?」
と思いますけど、こっちにくると、
「自分が死んだあと、この家を残されても子供らが困る」とか、
「行政は、今や空き家はタダでもいらない」なんて話が聞こえて、
全く、対極の将来の漠然とした不安感があるんだなぁと思います。

でも人間て、どんな環境でも、
自分の生きてる地域を愛し、大切に思い
「自分の家が一番!」って思っているじゃないですか。

真逆の環境にいる人を、
「大変だなぁ」と思い
「それに比べて自分は幸せだよな」と思う。

そう考えると、人間て皆、環境に順応するようにできてるんだなぁと思って、
すごいなぁって、しみじみ感心しちゃうんですよね。
神さまってそう考えると、やっぱ人間を生き延びさせようと作ってるんですよね。
有難いです。

そんなことを考えていたら、どうやらこのロビーも、
10時で終了らしく、これでタイムオーバーです。
さて、では明日は東広島でお目にかかりましょう!

すげ~もしかして私、今日12時前に寝ちゃうかも・・・!?
ってなわけで、明日はお肌つるつるかもしれません(笑)

では、おやすみなさい。

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現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
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[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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