私たちへのエール、私たちからのエールです

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昨日のブログですが、編集長の新田さんが、
奥様のご出産で病院に駆けつけたという、
そんな大変な最中にも関わらず、
アゴラさんに掲載して下さいましたので、
まだご覧頂いていない皆様、是非ご一読下さい。
テリー伊藤さん!依存症についてコメントしないで!です

実は、びっくりしたことに、昨日のブログですが、
精神科医の斎藤環先生や、
映画評論家の町山智浩さんが、
Twitterでリツイートして下さっていたのです。

そのため多くの方にお読み頂くことができたようで、
なんとスポニチアネックスというWebニュースにこんな記事が載っていたのです。
テリー伊藤の高知容疑者への「ふざけんな」発言に依存症問題識者が反論

さらに、アゴラさんに掲載された記事を、駒崎弘樹さんが、
「心から同感。依存症について知識のない「コメンテーター」が偏見を助長することに対し、
NOの声をあげていかなくてはならない。」
と、私たちへの応援コメント付きで、リツイートして下さったお陰で、
また多くの方にお読み頂くことができたんです。

この一連の流れで、昨日は本当に希望を感じた1日でした。
私のような無名の一市民のブログが、
著名な方の誰かの目にとまり、応援して下さることで、
私たち側の発信を多くの方に伝えることができる!
皆様からの応援エール、本当に有難く思いました。

仲間の皆さん。私たち一人一人の力は小さいけれど、
あきらめずコツコツと発信していきましょう。
発信が恐い人は、拡散だけでも、
また、おかしな発信をしているマスコミに、
意見を送るだけでも、
少しずつ社会は変えられるのだと信じ、
あきらめずに、力をあわせて頑張りましょう。

さて、昨日は高島礼子さんの会見が開かれましたが、
とてもきっぱりとしていて、大変共感致しました。

高島礼子さんの苦しみ、困惑は痛いほど理解できます。
何が辛いって、昨日まで全くの日常で、
たわいない話をして隣で笑っていた人が、
実は、覚せい剤を使っていたなんて、信じられない思いでしょう。

おまけに、女性と一緒にホテルにいたなどと報道されたのでは、
ショックも2倍3倍になっていることでしょう。
何が辛いって、家族は嘘をつかれたことが一番辛いのです。

「あの笑顔も嘘だったの?」「あの優しさも嘘だったの?」
「あなたの何が本当で何が嘘だったの?」と、
心が張り裂けそうになります。

私も、下の息子が生まれ、夫が嬉しそうに抱っこしていた姿が、
目に焼き付いて離れませんでした。
それなのにそのたった1カ月後に、
100万円ものキャッシングをしていたことが発覚し、
「一体あなたの本当の笑顔はどれだったの?」
と、苦しくてなりませんでした。

だからこそ高島礼子さんに知って欲しい。
依存症者の嘘は、病気の症状であって、
あなたへの愛までが嘘だったわけではないのだと。

高島さん、今日の会見で離婚されるのかな?と思いましたが、
例え、離婚されたとしても、自信や誇りを失うことなく、
今後の人生を歩まれて欲しいなと思っています。

そして高島さんが自分で自分をこれ以上傷つけないためにも、
高知さんの病気である、依存症への理解を深め、
高知さんへの赦しを与えて欲しいと思います。

離婚してもしなくても、相手を赦せない!と思っている、
依存症者の妻は沢山います。
けれども、その憎しみは、自分に向かうだけなのです。
依存症の家族自身が幸せになるためには、
病気の理解と、「赦し」が必要です。
高島さんに、どうか私たち依存症者の家族からのエールが届きますように。

そして、容赦ないマスコミの報道に負けずに、
芸能界で頑張っていって欲しいです。

この報道であなたをバッシングする人は、
誰のこともバッシングする、可哀想な人たちにすぎません。
逆に、このことがきっかけで、あなたを応援したい!
と思った人たちも沢山いることを忘れないで欲しいです。

私たち依存症者の家族にとって、
あなたがこのまま芸能界で輝き続けて下さることが、
何よりの誇りであり、喜びです。
これからもずっと応援します!

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