スピード感です

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昨日、「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」のことを、
朝日新聞系Withニュースさんが取り上げて下さり、
それがヤフーのトップニュースにもなりました。
「ビビット」薬物報道に抗議文 「ありがとう」と言って捕まる深刻さ

とても丁寧に書いて下さった記事で、本当に有難く思います。
まだお読みになっていない方は、是非ご一読ください。

こうして、メディアの問題をメディアが取り上げて下さったこと、
私たちの想いに応えて下さったこと、
本当に嬉しく思います。

そしてやはり自分たちにできることはある!
嘆いてばかりいないで、自分たちこそ変えていかなくてはならないのだと、
改めて実感した次第です。

あと、最近はスピード感はとても大切なのだ・・・
とすごく良く分かるようになりました。

世の中のロビイストやジャーナリスト、または社会活動家で、
注目され度々その人の考え方が、メディアに取り上げられる人、
例えば、駒崎弘樹さんとか津田大介さんとか、尊敬してますけど、
そう言う方々って、何か問題が起きたり、話題になっていることに対して、
間髪入れずに、ご自分の考えをまとめ上げて、それを発信されているんですよね。

例えば、先日駒崎さんは、都知事選で待機児童ゼロを、
主要3候補があげているけれど、その方々の政策の比較を
分かりやすくあげておられて、なるほど~と、納得したんですね。
都知事選候補者の子育て支援政策を比較してみた

これ有権者として、とても助かりますよね。
そしてそれを受けて今度は、東洋大学の山田肇先生がアゴラさんに
「駒崎弘樹氏が『都知事選候補者の子育て支援政策を比較してみた』ので、僕も産業政策をチェックした」
と書かれて今度は産業政策の比較を出されたんです。
都知事選候補者の産業政策を比較してみた

これも有権者としては、益々有難い。
そして興味深いじゃないですか。

あぁ、やっぱり世の中を変えていこうとする人達って、
スピード感が全然違うのよね・・・
と最近つくづく思います。

私も、どちらかと言えば思い立ったら即行動!
タイプですけど、経験値が少ないので、
どう動いていいか分からなかったり、
賛同者集めに時間がかかったりで、
どうしてもタイミングを逸してしまう時があります。

やはりアルコール問題で30年活動されてきた、
アスクの今成さんなんかを拝見していると、
その辺全然違います。
頭の中に参考資料が入っていて、ネットワークがあるので、
パパっと色んなものが出てこられて、
すご~い!といつも感嘆の声をあげています。

私は、まだ業界に繋がり12年しかないですし、
仕事にしてからもまだ6年位です。
考える会を立ち上げてからはまだたった2年ですからね。
ひよっこもひよっこ、全然モタモタしててとほほ・・・
と思うことがしばしばです。

例えば、今なんかだと「ポケモンGO」にモヤモヤしてますけど、
なすすべなし・・・という感じですね。
政府までも異例の注意を呼びかけていますけど、
あくまでもあれはユーザーに向けての注意であって、
例によって例のごとく企業責任は問わない訳であって、
自己責任で・・・なんていう注意事項が、
いかに役立たないか、なんてことは身を持って知っている私が、
「どうすりゃいいの?」と、任天堂というモンスター会社に
なす術なし・・・とほほな感じになっているわけです。

まだ日本で起きてもいないこと、そして良く分からないもの
に対して何かをするって、どうすりゃいいのって感じです。
事故も心配ですし、なにより
「これでまた依存症に罹患する人が増えるのでは?」と、
大変懸念しております。

でも今のところこの問題に対し、
スピーディーに対応できる術のない私は、
おそらくまんまと、なすすべなくすごすごと、
日本配信の日を迎えてしまうのだと、無念です・・・

ということをせめて書いてみることで、
何かが始まるかもしれないと思って、
今できることとして、これしか思い浮かばず書いてみました!

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