あの頃・・・です

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本日、あまりに部屋がぐっちゃぐちゃになったので、
いい加減、いらないものを捨てよう!と決心し、
大量にバンバンものを捨てました。
そしたら、懐かしいものが出てきたんです。

それはこれ!
知る人ぞ知る競艇雑誌「マクール」。
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かつての私たち夫婦の愛読書でもありました。
しかも2001年とあるので相当古い・・・
いかに部屋が汚いかお分かり頂けると思いますが(汗)
でもたった15年前とも言えます。

パラパラとめくってみると、
案の定出てきました。
はい、これ!お分かりになりますか?

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そう・・・夫です(笑)
もちろん、普段はこんな子供をおんぶして仕事なんてしませんけど、
この記事では、生まれたばかりの子供のミルク代を稼ぐために!
なんてシチュエーションにしたかったみたいで、
1歳になったばかりの、丸丸と太っていた娘をおんぶしています。

実は、当時の夫はマクールに記事を書いたり、
もう競艇関係のなんでも屋さんみたいな仕事をしていたんです。
時に解説者までやってました。
それで、誰よりも負けてたのも夫なんですから、
夫の解説や記事で、不幸になった人がいないことを願うばかりです。

競艇の仕事をしながら、誰よりも負けたのも夫。
とにかく夫のギャンブルは、当たらないことで有名でした。
そして私たちは、競艇のことしか話すことがありませんでした。

今思うと本当に狂気の沙汰でしたね。
たった6艇のボートの行方が、人生の全てなんですから。
今の自分からは考えられないですよね。

あの頃
「競艇という、最高の刺激を失ったら、生きていても仕方がない」
とまで、真剣に思っていました。
でも、やめてみて分かったんですよね。
実に小さな世界で生きていたんだなぁってことが。

例えて言うならですね、競艇の刺激って、
レーザー光線のようなもので、
ある一定のなんらかの刺激を受けるものですね。

でも人生の刺激というのは、
そういう外側から受けるものじゃなく、
内的活動からほとばしるような刺激が、
実は一番、自分を面白い所に連れていってくれるんだなぁと思います。
広がりができるんですよね。

さて、やっと競艇地獄から解放されたんですから、
思いっきり広がらないとですね!
人生は楽しまないと!

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