性暴力被害に対する第三者の向き合い方です

公開日: 

本日、私が発起人の一人を務める「女性とアディクション研究会」主催で、
映画『【ら】』上映とシンポジウム
「性暴力被害に対する第三者の向き合い方」
―報道やネットによる二次被害防止を考える―
というイベントを、開催致します。
当日券もございますので、お時間のありでしたら是非お越し下さい。
映画「ら」上映会&シンポジウム

この「ら」という映画は、水井監督自身が拉致監禁被害にあい、
警察に届けることを躊躇している間に、他の女性が被害にあってしまった・・・
という辛い経験を映画化し、性暴力について問うた作品です。

今年は、言うまでもなく性暴力被害について度々取り上げられた年でした。
なんといっても、高畑裕太事件で社会に衝撃を与えましたが、
その他にも、東大生強制わいせつ事件や、慶大生集団レイプ事件など、
エリート大学生の性暴力事件が、大きく取り上げられました。

そもそもこの企画は、埼玉県で起きた中学生の監禁事件で、
女子生徒が逃げだし、犯人が2年ぶりに逮捕されたことで、
「少女は何故逃げられなかったのか?」
というマスコミ報道が過熱したことから、思いついたものですが、
この企画を立てた時には、まさかこの様に立て続けに性暴力事件が起きるとは
思っても見ないことでした。

しかし、性暴力事件に対し、事件の詳細について語られたり、
また女性の方に非があるような報道がなされたことなど、
性暴力報道に対しては、疑問を持たずにはいられません。

また、性暴力と依存症の問題は、
深い関わりがあります。

今日は、そういった問題について、
性暴力被害の報道のあり方、
さらには第三者の向き合い方について、
シンポジウムで取り上げたいと思います。

マスコミの取材も数社はいる予定で御座いますが、
是非、多くの特に報道関係者の方々にいらして頂きたく、
どうぞ宜しくお願い致します。

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