私、時々耳にするんですけど、全く会ったこともない、
研究者や弁護士の先生が私のことを、
「田中紀子さんの主張は～（悪口）と、どこどこで言ってましたよ～」
と、言われることがあって驚きます。

あと、どっかの弁護士さんだったかな？
ブログでなんか書かれてたこともありましたね～。

大体パターンとしてはですね、弁護士先生の中には、
「カジノ絶対反対！」で動いておられる方もいるので、
そういう方々が、反対してない（賛成もしてないけど）私を、
面白くないと思う・・・これが一つ。

でも、そもそも弁護士さんで、カジノ反対運動してる方は、
ギャンブル依存症対策で実際に動いてる私とは、
活動の種類が全く別ですよね。
カジノの反対運動が、ギャンブル依存症対策なんかじゃないし、
それやっても対策なんか全く進まないですから、
私たちにイデオロギーの主張してる余裕なんかないんですよね。
だから勘弁して下さいよ！って感じがしてます。

あとはパチンコ業界と関係が深い研究者（時に医者の場合あり）に、
私が「ギャンブル依存症は病気」と発言していることに、
やたらと攻撃されることですね。

そう言う方々の主張は、
「ギャンブル依存症は、軽度知的障害の人が多い」
とか、「ギャンブル依存症は元々なんらかの障害があるんだ！」
ってことみたいなんです。

いや、もちろんそういう併存障害もありますよ。
で、そういう人たちには、そういう支援をしてるし。
（だからめちゃくちゃ忙しいんですけど・・・）
でも別にそういうパターンが大多数を占めてるわけじゃない。

でも、こっちのやってる支援なんか知りもしないのに、
「ギャンブル依存症は病気」と発言してる私に、
なんだ～かんだといちゃもんつけてる、
「あんたそれでも研究者？」って言いたくなる、
かたよった人がいるんですよね～。

でしかも、驚いたことに、そういう研究者って、
別に現場を持ってるわけでもなかったりするんですよ。
ただの又聞き。しかも一方の話しか聞かない又聞きですね。
だから一度話し合おうじゃないですか！と言っても
なんだかんだと理屈を言って断ってくるし。

で、研究者と名乗り、人を攻撃してくる。
良く分かんないなぁ～こういう人・・・って思いますね。
研究者って様々な可能性を捨てきれない人だと思うんですけどねぇ。

だって「ギャンブル依存症は病気」って、
私が発見し、主張してるわけじゃないじゃないですかぁ～。
WHOでもアメリカ精神医学会でも、厚労省でも、
皆、脳内の機能不全が起きているって言ってますし、
実際それどんどん解明されてますけど？
って聞きたくなるんですよね。

あと発達障害が多いって言う人がいますけど、
「そんなわけない。なんでもかんでも発達障害にしすぎるのは危険」
って、学会でも、色んな会議でも先生方おっしゃってますよ。
私もそれ聞きながら「そりゃそうだよね。」と思ってます。
だって、現場も持ってるし、自助Gの多くの仲間と交流してますから、
実際どうなのか、よく分かるじゃないですか。

でもなんでそれが「田中紀子の主張は～」ってなるんでしょ？
まぁ、そんだけその方々に注目して頂いてるんだな～と、
有難い限りですけど(笑)

もうね～、相談の現場って大変なんですよ。
それもね電話相談なんてなまっちょろいモノだけなら、
別にそれほど大変じゃないですけど、
私がやってるのって、継続相談な訳ですよ。
電話相談から「じゃあ、それこうして行こう！」「で、どうなった？」
「それじゃ、今度こうしてみよう！」なんて感じで、
実際、会って相談したりもするし、とにかく手間暇かかるんです。
それも無料で、近場なら交通費自腹でやってるんです。

研究者なんて会議費まで研究費で出るじゃないですかぁ～。
こっちは、相談会の会場費まで自腹っすよ！

高いところから、お金貰ってやってる、
医者や研究者や弁護士さんに
「田中紀子の主張は～」と言われるのって、
まさに弱い者いじめジャン！と思います。
（そんな人ごく一部ですけど）

でも最大の私の問題は・・・

全然弱く見えない！ってことなんです・・・わっはは！
だから平気で叩けるんですよね、皆さん。

昔っからそうでした。
学校の先生に、「誰がやったか分かんない時は、
とりあえずお前怒っとけみたいなやつだお前は！」
と怒られたことがあるくらいですから。

まっ実際、ムカつきますけど、ずっとムカついてる余裕もない
って感じなんですけどね。

「こんだけ、金もないのに金使って、
相談と啓発に人生捧げてる私に、何の文句があんだよ！」
と、自分のやってることに自信も信念も持ってますからね。

自分の信頼を裏切らなきゃ、
どんなに地位と名誉がある人が、叩いて来たってね～、
負けないっすよ！

第一応援してくれる人の方が、ずっと多いしね！

クリックでランキングがあがります。
にほんブログ村
依存症 ブログランキングへ

現在国内の推定罹患者536万人（2014年厚労省）のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を！
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研)　ギャンブル依存症(角川新書)