政治ネタを発信するということです

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先日行われた、アメリカのアカデミー賞皆さんご覧になりました?
アメリカのセレブって、自分の考えを堂々と表現してすごいですよね。
日本では、政治ネタには一切触れない芸能人が多いですけど。
アカデミー賞授賞式、トランプ米大統領に批判集中

でも、自分の考えを表明しない、美しいお人形よりも、
自分の考えをガンガン表明してくれる美しい人間の方が、
見ていて面白いんじゃないかなぁと思いますけど。

ましてやエンタメの世界って、そういった政治色や思想を、
色濃く反映したものを取り扱う訳ですから、
それを演じる人間が、何も感じない、感性の鈍い人だったら、
良い役者さんになれるはずもないですよね。

あと知人のFaceBookに書いてあって、これもすごいなぁと思ったんですが、
主演男優賞受賞したケーシー・アフレックって方ですが、
どうやら2010年に2件の性的暴行で訴えられ示談成立させたらしいんですね。
でもって、この方へのプレゼンターとなった映画Roomで昨年主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンは
皮肉にも、長年に渡り性的暴行の被害者を支えてきた活動家なんだそうです。
そこでアフレックにトロフィーを渡すと、さっさと奥へ引き上げ拍手は一切しなかったそうなんですね。
しかも、その姿に感動してその様子を視聴者がツイートをしているんです。
・・・すごいなぁ、アメリカって!と思いました。

「極楽とんぼ」の山本氏をかばう日本の芸能人てどうなの?
と常々思っている私。
こんな毅然とした大物女優が、日本にもいても良いのになぁと思ってます。

じゃあ、日本人は何故意見をあんまり表明しないんでしょうかね?
それはしがらみが恐いからに他ならないと思うんですね。
特に「長いものには巻かれろ!」ということわざがあるくらいですから、
力のある人、勢いのある人に逆らっちゃうと、
自分が干されるという恐怖に打ち勝てないし、実際そういう見せしめ的なことが、
度々行われてるのが日本の芸能界ですもんね。

この私ですら、そう思いますもんね。
こんな発信力もない、ただの一市民団体の長ですら、
「自公の先生方に批判的なこと書くと、なんか言われるかなぁ」とか、
「維新の先生とか、親しくさせて頂いてるのに、書いて大丈夫かなぁ」とか、
「民進党のこと、こんなに書くと顔合わせずらいわぁ」
「共産党のこと言うと、お笑いの師匠である清水忠史先生に申し訳ない」(笑)
・・・とかですね。

私の場合、ギャンブル依存症対策推進を願っているわけですし、
それをライフワークにしているわけですし、仲間の声の代弁者でもある訳ですよ。
だから批判的なこと書くと、気分を害されて、
依存症対策も適当なもので決着つけられちゃうんじゃないか・・・とか、
我々の声が排除されちゃうんじゃないか・・・って、もちろん恐れも湧きますよね。

だけどそこでいつも思い、自分に言い聞かせているのは、
「お前、どっちの方向見てんだよ!」ってことですね。
私が見るのは、政治家の先生の顔色じゃない。
仲間の声であり、まだ見ぬ、ギャンブル依存症で苦しむ人達のことだろ!
って思う訳ですよ。

そしてこの問題が社会で解決しなければならない問題である限り、
真実は強く、そして必要とされてるものは残るはず!って信じて、
言いたいことは、ちゃんと言うべきだ!と思うんですよね。

そしてそれはギャンブル依存症問題だけでなく、
国民の義務でもあると思っているので、
政治に関する自分の考えもハッキリと表明していこう!って思うんですよ。

だって、全部が全部同じ考えの人もいないし、
この世って批判から学ぶことも沢山ありますよね。
今の世の中、企業は自社の苦情を買い取る位なんですから。

私も、依存症者に対する批判の声とか読むと、
「なるほどなぁ~、一般の人はこう感じるんだね」とか、
「競馬ファンはこういう反応になるのかぁ」とか、
「パチンコ側の人は、こう考えてんだな」とそっから判断して、
「じゃあ、この辺を分かって貰うように、今度はこう発信してみよう!」
と試行錯誤してるんですよね。

まして政治家の先生方って、風や空気感が読めなかったら、
政治家として生き残れないし、
さらには国民の声が聞けない人だったら、
「お願いだから辞めて下さい」ってことになりますよね。

だから政治を動かすのって国民だよね!
って思うんですけど、発信てのがまた勇気もいるし、
手間暇もかかって時間も取られるし、面倒くさいしってことで、
多くの国民はやらないんだと思うんですけど、
みんなやろ~よ!って、私はあえて呼びかけたいんですね。

政治女子としては、なんかそういう声を発信できるもの
作れないかなぁ~と思ってます。
日本会議のノウハウを盗んで、なんとかリベラルの声を届け、
リベラルの政党を実現したい!そんな風に思いますけど、
日本は狭いと言えども、1億以上の人がいるわけですから、
どうやったらいいのかも検討つきませんが、
なんかはやりたい!と思ってます。
政治女子集まりませんか?

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三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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