フロー(風呂)シップです
今日は自助グループの一年で一番大きなイベントのために、
神戸に来ています。(フェローシップ)
毎年この日をすごく楽しみにしています。
年に一度のこの日は、誰でも参加できるので、
是非、多くの方にお越しいただきたいですね。
私たちが、いかに明るく元気に回復したか、
困難にめげず堂々と生き、そして社会貢献をしているか。
自分と仲間たちを誇りに思っているか、
実際に見ていただくことが一番だと思っています。
政治家の先生方は、海外視察ばかりしていないで、
こういった国内の活動にぜひお越しいただいて、
実態を見ていただきたいです。
さて、今日は泊っているビジネスホテルが、
小さいユニットバスしかなかったのですが、
歩いて10分くらいのところに、
健康ランドがあったので、仲間と3人でお風呂に入りに行きました。
その中の一人が、ビギナーさんだったんで、
まだ色んなこと悩んでいるわけですよ。
まさにお風呂で裸の付き合いをしながら、
そんな悩みに対して、答えてあげたわけですが、
こういう時間が本当に好きですね~。
仲間と、ゆっくりお風呂に入りながら、
励まし、勇気づけ、方向付けをしてあげると、
ビギナーさんって、みるみる元気になるじゃないですか。
そうすると自分もほっこりできますよね。
結構、回復施設なんかでも、フェローシップならぬ、
フロー(風呂)シップって行われますけど、
これはこれでありだな~と思います。
私の経験ですけど、誰かに大切に扱われた経験は、
必ず回復の力になるんですよね。
だから、もちろんプログラムも大切だけど、
こうしたフェローシップも同時にないと、
回復しないと思っています。
ゆっくりと、丁寧に、大事に扱われて、
ともに歩いてくれる人がいる。
それでこそ回復の芽が出てくるのだと思います。
優しく扱われたことのない人は、人に優しくできないし、
大切に扱われたことのない人は、他人も自分も大切にできない。
それは昔から言われる真理だし、
私のことも大切にしてくれた、先行く仲間がいました。
そして私は、誰かを大事にできる、今の自分が好きです。
自分を好きになれた・・・
だから回復できたんですよね。
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