言いたい事を言うのは勇気がいる!です

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今日は、昨日お知らせしたとおり、プライムニュースさんに出演しました。
なんせ今日は蓮舫さんと稲田大臣の辞任があったので、
時間は半分になっちゃいましたが、
でも自分としては大満足悔いなく言えた!と思いました。

ただですね、かなり攻めましたから、
もう番組には二度と呼ばれないかもしれませんね(笑)

どう攻めたかというとですね、
番組のメインゲストはシンガポールのマリーナベイサンズのCEOの方。
そしてIR議連から柴山昌彦先生。
で、私だったんですね。
柴山先生には当会のシンポジウムにもお越しいただいたことがあり、
大変お世話になっております。

私、これまでどちらかと言えば、依存症業界から見れば、
カジノに反対していない稀有な人間でしたよね。
別に賛成もしてませんけど。

それはカジノ議論によって、これまで無策だった、
ギャンブル依存症対策に大ナタが振るわれると思ったからです。
でも蓋を開けたら・・・
昨日のブログで「ギャンブル依存症対策法案」あのままでは困ります!
と書かせて頂きましたが、
実は、IR実施法案のギャンブル依存症対策についてはもっと期待外れだったんです。

もう本当に心からがっくりです。
IRはギャンブル依存症に対する懸念事項を払しょくした、
クリーンなカジノを目指すんじゃないんですか?
詳しくはまた改めて書きますが、これじゃあただ単に新しいギャンブル産業が増えるだけ
っていう最悪のシナリオですよマジで。
懸念事項は払しょくどころか、私のとっては150倍位に膨れ上がりました。
なんかもう騙しうちにあった気分です。

で、こう思っていたことを、まぁハッキリ申し上げたんですね。
「対策が期待外れです」って。

多分ですけど、出演者他スタッフの方全員唖然としたかもしれません。
いや、柴山先生を責める気はさらさらないです。
番組でもそう申し上げました。
IR議連の先生方にも、ギャンブル依存症対策PTでもご理解頂きましたと。

でも、何故か官僚から対策が出てきた時は、
まったく違うものが出てくるんですよね。

そしてですね~、今日のTVもそうですし、新聞や、このブログでも、
私は絶対に「仲間にとって良くなる」という方針を貫いています。
だから官僚の皆様にも、政治家の先生にも、ギャンブル産業側にも
「忖度」なんかしないです。
「自分にとって良くなる」が方針なら「忖度」します。
YESマンとなり、魂がけがれようと、
ひたすらご機嫌をそこねないようおもねって利益誘導に邁進しますね。
でも私は依存症者ですからそれやったらお終いです。

誇り高き依存症者は、自分の魂を裏切ること、
それは死を意味し、いつ再発してもおかしくない状態になっちゃいます。
だから自分は大事な局面で外されるかもしれない・・・
という恐れといつも戦い、正しいポジションに自分を置かなくちゃならないです。

このブログでも沢山の方々から、様々なご意見やご忠告を頂きます。
大抵の方は私の身を案じ「言いすぎるな」と言って下さいます。

面白いことに、官僚の方、ギャンブル業界の方などなど様々なお立場の方が、
「こんな風に言われてます」とか
「田中紀子外しに動いてる人がいますよ」
と教えて下さるんですよね。
そりゃあビビります私も。
だって損したくないですから。

でも、やっぱり自分が信じる道を行くしかないじゃないですか。
「仲間ファースト」でやっていくなら。
そして必ず道は開けると思っています。

お陰様で「外したい!」と思う方もいる半面、
「一緒にやりたい!」とアプローチして下さる方もいます。
面白いプロジェクトがいくつか動いています。

やれることをやっていくしかない。
それが無私の愛である限り、
私は絶対に守られると思っています。
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現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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