カジノ誘致合戦です

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本日は、IR公聴会大阪で開かれていましたが、
ここでもうちのメンバーはずれてるんですよね~。

実は今日、内閣官房のIR推進室に顔見知りの方がいらっしゃるので、
お電話してみたんですよね~。
「お~田中さん!お久しぶりですね~」
ってな感じで、普通にご挨拶から始まったんですけど、
「これホントに厳正なる抽選なんですか?」って聞いたんです。
で、もちろん「いや、ほんとに厳正なる抽選ですよ~!」
とおっしゃるんですけど、いまだ疑り深い私は、すいません半信半疑です。

だって~、今日の大阪府の公聴会なんて、
誘致したい自治体がみ~んな選ばれてるんですよね。
大阪、和歌山、泉佐野市あとは誘致にずっと尽力されていた経済同友会さんとか、
メンバーみると東京も大阪もIRのコンベンションが行われてるみたいな感じ。
ホンマに忖度ないんかいな?と思っちゃいます。

で、「こんなに欠席が多かったなら、繰り上げで行きたかったです~!」
と一応恨みも言っときました。
「ホントこんな欠席多いなんて想定外で残念です~」ってことでしたけど、
ちゃんとその辺制度設計して欲しかったです。

あと「ニコ生なんで東京だけなんですか?」
って聞いたら、「予算の関係」とのこと。
「逆に、ニコ生さんに皆さんから声あげていただければ、他会場も放映されます」
とかってなんか変な話?なんですけど、そういうことだとおっしゃるので、
ニコ生関係者の方、ぜひ東北会場を中継して欲しいんです。
どうぞ宜しくお願い致します!
ニコ生関係者に太いコネがある方是非プッシュしてください!
宜しくお願い致します~。

あと「でもどうせ公聴会なんか頑張ったって、出来レースでもう意味ないんでしょ?」
的な嫌味を混ぜながら、本音で聞いてみましたけど、
そりゃ、官僚の方は「いやご意見取り入れる民主主義ですよ」的な模範解答。
まぁそりゃあそうですよね。
聞いてる私が馬鹿ですけど、でも日本の官僚の方ってホンマすごいですよね。
めっちゃ感じはいいけど、出してくる政策はめっちゃ切り捨てみたいな・・・
私なんぞ、大変混乱する次第です。

でも私は我ながらホンマえらいな!と思うのは、
なんちゅうか、自分は誰にも絶対に忖度頼んだり、
根回しして自分に利益が来るように働きかけたりしないことですね。
みんな色々頼んでんな~と思いますけど、
あたしゃいつも直球勝負でいっちょります!

先日、尊敬する松本俊彦先生にも
「田中さんは、自分の発信力だけで勝負してるのがえらい!」
と言っていただいたので、そうか!じゃあ益々これで頑張ろう!
と思った次第です。
まぁだからあたしゃ出世はしないですよね絶対に。
その点はめっちゃ悔しいですわ~。
達観した人間じゃ全然ないですから。

色々、金引っ張ったり、おねだり上手だったりする人見ると、
悔しさと、好待遇への妬ましさで、嫉妬の炎がメラメラと燃えますけど、
でもね~、ほら~回復した依存症者には、
12ステッププログラムがあるじゃないですかぁ。
だからね~自分の誇りを傷つける、
不正直な生き方ができないんですよね~、残念なことに。

自分を偽るくらいなら、負けてもいい、
そもそも闘いから降りなくてはならない
的なプログラムが「あ~ぁなんでこんなこと知っちゃったのかな?」
とは思いますが、これで回復しちゃったからには、もう戻れないんですよね~。

さて、カジノの賛成反対の論点を東京、大阪とみてきましたけど、
皆さん、大体同じようなことおっしゃってますよね。

賛成派はこのとりまとめの「規制緩和」を訴え、
反対派は「カジノそのものがいらない」という論点。

私のように「今は中立だけど、ギャンブル依存症対策次第です!」
みたいな人はいないですね。

そして賛成派も反対派もギャンブル依存症について触れるけど、
でも実際は、ギャンブル依存症のことわかってないから
どっちも「う~ん???」って感じ。
こりゃすげ~!画期的だな~!
って思う人は残念ながらいないです。

反対派の方はですね、じゃあカジノをつぶしたあとの、
ギャンブル依存症対策はどうなるの?
ってことを全く考えてくださってないから、
いまいち一緒に組めないんですよね。
下手すりゃ単なる与党嫌いのために言ってるだけだったりしますし。

賛成派の方は、ギャンブル依存症を小さく見積もってて、
「対策はやるよ~営業が妨害されない程度にね~」か、
「対策やれば、ギャンブル依存症は抑えられる。なぜならシンガポールがそうだから!」
って言い方悪いですけど、馬鹿の一つ覚え。

あのですね~人口が数百万しかなく、
しかもそのうち自国民が半分しかいなくて、
面積が23区程度しかない国で、
しかも明るい北朝鮮と揶揄される、
一党独裁国家のシンガポールの政策を
日本でそのまんまやったからって、
それだけでうまくいくわけないじゃないですか。

ちょっと考えりゃわかることなんですよね。
それに、大したことやってないです、シンガポールも。
そりゃ日本よりは全然マシですけど。

あ~ぁ、
ホントもうがっつり依存症対策やってくれる自治体がでないかなぁ~。
それこそあたしゃ全力で応援するし、プランも出すのにな~。
賛成、反対の皆様いかがですか?
机上の空論じゃなくて、実戦で勝負しませんか?

そうそう!
今週末の20日(日)PM19:00~
大阪市中央公会堂で
「カジノ誘致徹底討論会」というイベントが開催され、
私も登壇します。

賛成反対の有識者の方々がお越しになるので、
関西の方々、是非ご来場ください!

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現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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