連携作りです

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雪・雪・雪・大雪です!みなさん、大丈夫ですか?
ホント!転ばないようにお互い気をつけましょう。
我が家は、坂の上の曲がり角にあるので、うちが雪かきしないと、
皆が転ぶという、重大な任務を請け負っており、明日は大変ですわ~。

うんざりする反面、なんかワクワクする・・
それが都会の大雪ですよね。
仕事も早く帰ろう!ってなって、ちょっとラッキーな面も。
子供たちなど、さっそく3時間目登校となり喜んでます。

さて、こんな大雪の日に、この私大阪まで弾丸とんぼ返り出張をして参りました。
というのも大阪の医療機関に入院中のギャンブラーを、
この先どこに繋ぐか?
お母さんに相談を受け、医療機関の先生方にも連携して欲しい!と、
お願いし続け、やっとそれが実現した次第です。

やっぱですね~、なんだかんだいっても、
連携って実際色々やってみて、
それで作っていくものだと思うんですよ。

しかも一人一人ケースバイケースじゃないですかぁ。
繋ぎ先だって、1カ所じゃない。
だから私のデータベースの上書きもホント重要なんですよね。

なんとなくだけど、この人にはこっちの施設の方がいいかも?とか、
この人は、あそこかなぁ~ってなことを、考えておススメしてます。
音楽が好きだったら、あの施設・・・とかね。

あとは生活保護も、あの自治体だったら協力してくれるとか、
あの施設は、生活保護の人の枠がもう一杯だったな~とか・・・
女性だったらあそこだなぁとか、
ありとあらゆることを、頭の中で瞬時に考えますけど、
でも私だって、全然知らない人の所になんか繋げないですからね。
だから連携はFace to Faceだと思っています。

繋げたはいいけど、その後なんかあった時に、
全然連絡してくれなかったり・・・だと困りますもんね。

でもって、橋渡しをする自分の努力もありますけど、
なんと言っても医療の側が、連携体制をとってくれないと、
家族の負担が大変じゃないですか~。

で、今回お願いして、ご家族、本人、医師、ワーカーさん、私
といったメンバーでの面談が実現したんです!

まだまだ一筋縄じゃいかないですけど、
でも、私は画期的な一歩だと思っていて、
こういう場面を色々繰り返して、関係各位でお互いの役割分担、
スキルアップ、または予後調査・・・などなど、
実績を積み上げていくことで、よい連携って出来ていくのだと思っています。

チーム全体の腕があがる!
ってことが重要じゃないでしょうか。
信頼できるチームを、医療、民間で作っていく、
それがこれからのギャンブル依存症対策に求められていることだと思っています。

ワーカーさんにしきりに、
「いやぁ、ここまでやってくれると思わなかったもので~」
と言われましたが、何をおっしゃいますか!
私は、ギャンブラーの家族の仲間が少しでも楽になるための、
システムを構築するためならなんでもしまっせ~!って感じです。

ギャンブル依存症対策は、今まさに始まったばかり。
どこかで小さく始めた連携が、上手くいくようになったら、
そのコツやスキルを、全国にアナウンスして広げていく、
で、多くの医療や自治体で真似して貰って、
救われる人を増やす!
そのまさに開拓者の役割が私だと思っています。

何故なら、これだけフットワークが軽くて、
新しいことに対するチャレンジ精神が旺盛で、
人見知りせず、むしろ人と出会うことが大好きで、
「任せて!」と後先考えず、お金がつりあわなくても安請け合いできる人って、
あんまいね~な~と自分が一番実感してるからです。

今日は、何はともあれ
「こんな感じかぁ~!なるほど!」
と色んなことが分かって感謝です。
どうかこれからも良い連携ができますように。

大雪の日に、記念すべき第一歩。
感謝。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
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三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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