家庭に縛りつけられる息苦しさです

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母がインフルエンザになって以来、具合が悪く調子が上がらないため、
家事の一切を私がやる羽目になり、
全くもって面倒くさい日々を送っています。

ここの所、なんか寝られなくなってしまって、
大体4時頃まで起きてたんですね。
でもって眠気が来たら気絶する・・・みたいな生活でしたが、
でも、朝子供たちは、用意さえしておけば、
割と何でも自分たちでやるし、弁当も母が作ってくれるので、
学校行く前に起きりゃ十分、みたいな感じだったんですよね。

ところが、今じゃ朝6時半に起きて、弁当作りをし、
ゴミだしから何から、やることいっぱいでなんか身体がだるくて仕方ない。
これからはもう少し早く寝なくっちゃです。

で、家事をそれこそ20年ぶりくらいにやってるわけですが、
感激したのは、家事ってのはずっとやってなくても
再びやり出したら出来ちゃうものなんだなぁってことですね~。

料理なんか、作れるものあっかな?
ってな感じで思ってましたが、冷蔵庫にある野菜で、
なんかかんかとやろうと思えば作れちゃうもんですね。
残り野菜で、けんちん汁とか、野菜炒めとか、
肉を焼いたり、ゆでたり、子供たちもそんな母が珍しいようで、
喜んでバクバク食べてくれます。

弁当作りだけは、幼稚園の頃せっせとやっていたので、
15年ぶりくらいですが、そういえば弁当作り好きだったことを思い出し、
なんやかやとチマチマとウインナー炒めたり玉子ゆでたりして持たせてやると
「ママのお弁当食べやすくて美味しい~」なんて完食して来てくれます。

私は、なんでもそうですが、家事もものすごく手早いです。
雑だし、決してきっちりなんかしてないですけど、
それでも普段の生活に家事が加わっても、
それほど時間が脅かされることもないです。
ご飯作りも30分あれば十分ですね~。

でも、主婦生活をやるようになって思ったのは、
家庭に縛りつけられる息苦しさですね。

今まで、どんな出張が入ろうと、どんな仕事が来ようと、
受けることを悩むってことはありませんでした。
なんでも面白く「やらせてもらいま~す!」ってのが、私のスタンスです。

でも、子供と年寄りがいると、
夜遅い仕事や、ましてや泊りで出張なんてのに行くのは、
俄然躊躇しちゃいます。
高校生ですらそう思うのですから、
これが小さい子だったらもっと縛りつけられる気がするでしょう。
幼児だったらもうはりつけの刑ですわ。
身動き取れない感じですよね。

便利な電化製品がいくらでもある現代では、
労働としての家事負担は、完璧を目指さなけりゃ、
それほどすんごく大変ではないと思います。
別に買ってきたお惣菜並べたって十分な訳ですから。

でも「その時間にはいなくちゃならない」
ってな義務感の負荷。
このストレス感はハンパね~です。
しかも現在我が家の場合は、こんな時だってのに、
夫の奴が、ジャカルタにいる大学の同級生のもとに遊びに行っちゃったんですよ。
まったく使えね~~~~~~!!!!!

日頃、私が稼ぎをバンバン活動費に使っても、
文句を言わないような有難い人なので、
まっ!許してやろう・・・という気にもなりますが、
これが日頃から私になんも貢献してくれないような人だったら、
マジ離婚沙汰ですわ・・・(笑)

改めて、世の中の働くお母さんはホンマ偉いですわ。
家庭に縛りつけられる義務のために、
あきらめた仕事もキャリアも多々あることでしょう。
その上夫が好きにしてたら、ぶっとばしたくなりますよね。

まして我々ギャン妻は、その上金を湯水のごとく使われてる訳ですから、
もう普通ならとってもじゃないけど、耐えられないことを、耐えて、
その上ステップアップしていったんですからね~。
本当にしみじみ私たちって偉いですよね~。
政府からもっと褒められ、たたえられてもいいくらいだと思います。
ギャン妻のお陰で、どれだけ貧困や犯罪から救われたことか!

もうね、ギャン妻はそのつもりで、大手を振って社会を歩きましょ。
そして力をあわせて「ギャン妻」と言ったら、
「わぁ~、偉いですね~、素晴らしい!」
と世間からリアクションをかえされるような、そんな社会を目指しましょう!

だってホント、我々って絶対すごいですもん。
久々主婦生活を味わって、つくづくその凄さを実感する次第です。
VIVA!ギャン妻。

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三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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