ケアンズの自助グループに参加!です

公開日: 

今日は、世界最古の森と言われる、キュランダに行ってきました。
いやはやスケールの違いにびっくりで、めちゃくちゃ満喫したのですが、
なんせネット環境が悪く、写真があまりUPできないので、
今日の観光についてはいずれ書きたいと思います。

いや~、もうそれより皆さん聞いて下さいよ!
なんと!本日偶然にもケアンズでギャンブラーの自助グループのミーティングが開かれてたんです。
たまたま「そういえば、ケアンズにミーティングないのかな?」
と思って検索してみた所、グループが一つだけあったんです。
しかも木曜日開催ってことは、今日じゃありませんか!

夫と「マジ、ハイヤーパワー!」「これ行くっきゃないっしょ!」
と盛り上がり、丁度今日は夜フリーだったので、
タクシーかっとばして行ってきました。

子供たちは、昼間満喫しすぎてお疲れさんだったので、
夜はPIZZAで良い!と言うので、
近所のドミノピザを持ち帰り、ホテルでお留守番。
こういう時、高校生にもなると楽ですね~。

で、ミーティング。
会場は日本で言うならNPOの事務所みたいなところ。
時間丁度に仲間達が4人集まってきて、
中に入れてくれました。

最初私たちのこと、アジア系のビギナーだと思ったらしいのですが、
あまりに英語が全くできないので、
「なんかトランスファーできるもの持ってないの?」
みたいな感じだったんですけど、
「日本のメンバーで、旅行にきたついでにミーティングに寄った」
とわかった瞬間「え~!日本のメンバー!!!」とすんごく驚いて大歓迎してくれ、
矢継ぎ早に「何年目?」「日本のどこ?」
なんて質問が来て、「日本の東京のつながって14年目のメンバー」
とわかると、「え~!?14年?4年じゃなくて?そりゃあすごいじゃない!」
みたいな大盛り上がりとなりました。

ケアンズのメンバーは4人、なんとそのうち女性が3人です。
スロットマシーンにはまったり、あとロトですね、
日本ではロトは、宝くじと言われギャンブルと思われてないですけど、
海外のミーティングに行くと、結構ロトにハマってる人は多いです。

で、「日本のミーティング場はどの位あるの?」
東京で20グループ位、1グループ10人から20人というと、
とても驚かれたので
「日本はギャンブラーが多いから・・・」というと、
「ここだってそうよ!」と、皆さんがいっせいに言ったのには笑っちゃいました。

やはりオーストラリアも問題は沢山あるのに、
みんな相談しない・・・と言ってました。
世界共通、抱えている問題は同じですね。

我々、たどたどしい英語で文献を読み合わせ、
ミーティングの分かち合いも、つたない英語で、
「14年前は友人も、お金も、時間も沢山のものを失っていたけど、
14年後の今日は、こうやってケアンズのミーティングに来てる!
全く、人生ってびっくり、アンビリーバブル!!!
ハイヤパワーに感謝!!!」
みたいなことを一生懸命伝えました。
なんとか伝わったようで、みんな大拍手をしてくれました。

なんとなくの英語しかわからないけど、
分かち合いの中味も世界共通。
そしてメンバー同士のこの連帯感!
どこに行っても受け入れられ、共に回復を喜びあい、
プログラムとハイヤーパワーに感謝する!
この何とも言えない、一体性って味わったことのない人には、
絶対にわからない、喜びであり、輝きであり、誇りですよね。

私は、人それぞれ何で回復するのも有りだと思うけど、
でもやっぱり折角ギャンブラーに生まれついたのに、
仲間とか自助グループの喜びを知らずに生きてる人って、
勿体ないなぁ~とは思いますね。
食わず嫌いしてないで、食ってみたらめちゃくちゃ味わい深いのにねぇ~と思います。

無理強いはしないですが、私はこれを味わえたことで、
文字通り、人生が一変しました。
自助グループに出会っていなければ、たとえギャンブルが止まっていたとしても、
今の私は絶対にないでしょう。
悪いけど、どんなにお医者さんが研究して練り上げてきても、
自助グループそして12ステップの深みを上回るプログラムになんか出会った事ないですね。
仲間達との友情にまさるものもないです。

私と夫も、夫婦ですけど、仲間じゃなかったら
今の様な関係にはなれていないだろうなぁと思います。

やっぱ、世界中どこに行っても、
ミーティングと仲間は素敵だぁ~!
改めてそう実感しました。

ケアンズの仲間達も大歓迎してくれて
最後はXOXOの嵐!

本当に温かく、エキサイティングな夜でした!
世界は広いけど、仲間はやっぱどこでも仲間だ!と、
有難くて、嬉しくって、感謝の気持ちでいっぱいです。

ケアンズの仲間からお土産にこんなカードを頂きました。
大切にします。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
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三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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