新幹線で痴漢行為を目撃です

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昨日は本当に大変な一日となりました。
すでにツイッターでも発信してますが、
昨日は久留米のセミナーに呼ばれていて、
帰りは大阪で一泊する予定だったんですね。
そのため新幹線「さくら」に乗り込みました。

すると車内にすでに酒とおつまみの匂いが充満していて、
いや~な予感がしました。
案の定、私の斜め前に酔っ払いらしきおっさんが、
でっかい声で携帯電話で電話を繰り返していて、
「ったく!疲れてて寝たいのに~」とうんざりしていました。

このおっさん、年の頃は推定55歳~60歳。
ジャージの上下に、荷物はゴミだか何だかわからないような紙袋、
しかも薄汚れたキャップをかぶっていて、
身体はがっりがりに痩せていて、顔は赤黒く、
「こりゃ間違いなくアルコール依存症だろうな・・・」と思うような人でした。

最近、アスクの今成さんとお知り合いになって以来、
アルコール依存症についても色々考えることが多く、
「なるほどアルコールの場合は酩酊状態になるので、
そこでこういう迷惑行為を起こすことになるんだな~。
これはギャンブルにはないな・・・」
などと考え、そのおっさんをよ~く観察していたんですね。

すると車内販売でまたもやビールを買い、
若い女性販売員さんに、くだらないことをなんだかんだと話かけているんです。
で、あろうことにその女の子のお尻を触ったんですね!
その時は唖然としてしまい、
女の子も「やめてください」と言って行き過ぎてしまったんですが、
この光景を目撃し、腹が立ってきてなんか言ってやろうか?と思っていたんです。

するとおっさん、そのうち席を間違えていたことが発覚し、
今度は私の前の席に移動してきたんですね。
移動の際にはもう立てないくらい、酔っ払っていました。

で、また車内販売の女性がきたら、今度はつまみを買い、
またもやお尻を撫でたんです!しかも今度は私の目の前で!
で、私、その腕をむんずとつかみ「ちょっと何やってるのよ!」
「警察に突き出すわよ」「あんたのやってることは痴漢よ!」
と凄みをきかせて怒鳴りつけてやったんですね。

おっさん一瞬ビビッて、「なんもやってないがな・・・もごもご」
みたいな感じだったんです。
で、販売員の女性に「車掌に報告しな」と言ったら、
女性も「はい、ありがとうございます」と言って立ち去ったんですね。

そしたらこのおっさん電話で「後ろのおばはんにゴタゴタ言われた」と
電話をまたかけだしたり、「あんたどこで降りるの?」「どこに住んでるの?」
などと聞いて来たり、全く懲りる様子もなく、その上車掌が一向に来ないので、
頭に来て「おっさん、警察行こうか~」と言って、車掌室に行ったんですね。

ぐずぐずしている車掌に「はっきり注意してください!」と伝え、
車掌に注意させましたが、その後も電話など一向に止めないので、
「こりゃ新大阪で鉄道警察に突き出すか?」などと思っていた矢先、
車内から女性が警察に通報したらしく、新神戸で車掌がおっさんに、
「警察がきますから降りなさい」と言って、
おっさんは「なんだよ~」などと悪態をつきながら降りていったんですね。

車掌は何も言いませんでしたが、目撃証人が必要だろうと思ったんで、
自ら「目撃証人が必要なら私が証言しますよ」と、
当事者の女性に伝えると「いいですか?お願いします!」というので、
「もちろん!任せて!」と言って、二人でそこで下車しました。

そっから、最寄りの警察署で長~い時間かけて調書を作成したり、
現場を再現したり、犯人をマジックミラーで確認したりと、
ホンマにドラマみたいなことをやってですね、
解放されたのが、夜中2時過ぎ。ワールドカップが終わっちゃったタイミングでした(涙)。

その間、今成さんとメッセンジャーでやり取りして、
あのおっさんをどうやったら、回復へつなげられるのか?
私にできることはなんなのか?を模索しながら、警察に協力しておりました。
まさに生きたケーススタディ!
このあたりのことはまた続きを書きますが、
私が申しあげたいのは、こういう場合きちんと司法に突き出すべき!と思うんですね。

よく「依存症と言えば許されるのか?」と一般人が誤解して発信してきますが、
我々は、全くそのようなことは思っていません。
むしろきっちりと司法にゆだね、罪を償い、さらには捕まったことで、
再犯を防止したいと思っています。

だからこそ捕まった時の対応が大切であり、
そこからどう回復サポートの支援先につなぐかを模索しているのです。
私自身まさに依存症のよくある誤解を解く、生きた経験ができました。

この件、どうやら今後も検察などともかかわることとなりそうなので、
とことん見届け、そしてこの経験を今成さんにフィードバックし、
国の関係者会議などで提言していただこうと思います。

どうかみなさんもうやむやにせず、
被害者のいるアルコールや、ギャンブルの問題は、
突き出すことが本人のためになる場合もある!ということを、
是非、ご理解ください。

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