マスコミのポテンシャルです

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みなさ~ん、生まれて初めて奄美大島に来ています!
なるほど~こういう所だったのか!
と、来てみて分かることって沢山ありますね。

空港からバスでホテルまで来たんですけど、
結構大きい島で、体感的には沖縄位あるんじゃないの?って思うほど。
でも実際は沖縄の2/3くらいの大きさで、人口はなんと6万5千人なのだそうです。
ひぇ~!沖縄は人口138万人ですからね。
だいぶ違いますよね。

それでいてですね、繁華街は飲み屋さんがずら~~~~~~っと、
そしてところどころパチンコ屋さんがあり、
おおげさに言えば「日常の娯楽はこの2つしかないのでは?」といった感じです。
果たして明日からのセミナーどうなるのか?
乞うご期待です!

さて、このところ私は地方出張と講演続きでめっちゃハードスケジュールなのですが、
ギャンブル依存症対策基本法とIR法案が成立しそうということで、
そういう合間を縫って、電話や対面取材が結構入るんですね。

もちろんマスコミさんの協力がなければ、
ギャンブル依存症の理解など進むはずがないので、
積極的にお話しさせていただいてはおりますが、
時々「ちょっとちょっと失礼にもほどがあるんじゃないの?」
というような人がいて、腹が立ち、そういう人の取材は適当に切り上げることにしています。

しかも各社さまざまな人とお話しするわけですけど、
例えば「さすがNHK!」と思う人もいれば「本当にNHK?」と思うような人もいて、
どうなってんの?って感じですね。

良い記者さんってある程度下調べしてきてくれたり、
またはアルコールや薬物の取材経験あり。
中には私の著書まで読んできてくれたりします。
著書まではいかなくとも、結構ブログは読んでくれてる方が多いです。
そういう人とは、問題点が深堀出来るし、話していても楽しいです。

勘弁してほしいのは、何も知らず、何も調べず、
全部こっちに聞いてしまおうという人。
しかもまだ企画自体もはっきりしてなくて、
実際に扱うかどうかも分かっていない段階で連絡してくる人ですね。
「話を聞いて面白そうならやろうかな~」みたいな感じ。
これはもう圧倒的にTV関係者ですね。

でもってですね、ギャンブル依存症についてさんざん説明させて、
出演してくれそうな医者まで紹介しろとか、
なんでそこまでしなくちゃなんないわけ?って思いますね。

「すみません、下調べされてます?」って聞くと
「はい」って答えるんですけど、絶対ウソだろ~って思う人いるんですよね~。
逆に「すみません、なんも知らなくて」って
正直に言ってくれると、「しょうがないな~」とは思いますけど、
まぁ、お付き合いしますか・・・という気にはなります。

なんかこういう何も調べてこないで、全部聞けばいいや~みたいな人って、
マスコミって言えば、こっちが喜ぶって勘違いしてるんですよね。

そちらも良い番組作ってなんぼでしょうけど、
こちらもちゃんと伝えてもらってこそ意味があるんですよね。
しかもですよこういう時期って、同じ話を一日に何度もしてるんですよね。
せめて基本的なこと位は抑えてきて欲しいです。

今日なんか「ギャンブル依存症の定義はなんですか?」なんて質問から入ってくる、
某大手マスコミの方がいて、「えっ?そこから?」とあきれ果てました。
さすがにそこまで初歩的な質問から聞いてくる人なんて最近じゃいないですよ。

「おめ~そんくらい自分で調べてから電話しろ!」
とあったまきて、最後はこっちもイライラして超態度が悪くなってしまいました。
しかしあんなんでよく超難関のマスコミに就職できますよね。

マスコミの皆さんのポテンシャルはあまりにばらつきが大きすぎて、
ホント毎度毎度面食らいます。
皆さんどんなふうにお付き合いされているのか?
是非、ご教示願いたいです。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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