満員御礼!依存症予防教室in広島です

公開日: 

本日無事、依存症予防教室モデル授業in広島が終わりました。
豪雨の爪痕残る広島で、無事開催できるのか?
大いに不安がありましたが、蓋を開けてみたら満員御礼。
慌てて、机を追加したような状態でした。

教育関係の方も1/3位でしょうか?
いらしてくれて、ホント良かったです。ありがとうございました。
広島の仲間達も、不自由な交通網の中駆けつけて下さってありがとうございました。
電車が無理とのことで、みんなバスで来てくれたようで、感謝感謝です。

今年は、森田先生がどうしてもご都合付かないとのことで、
松本先生、今成さん、私の3人でやったのですが、
結局3人とも、ギリギリまでパワポをいじくり、
あ~じゃない、こうじゃない、と昨年度を踏まえ工夫したりして、
ホントなんて依存症に情熱をもったメンバーなんだろうか・・・と、
改めて、お二人と一緒にやらせて頂けた幸運に感謝しております。
パワポの作り方とか実に参考になります!

文科省の肝いりではじまったこの事業ですが、
指導要綱などで触れられているのは、ほんの一言なので、
実際、現場の先生方にどれだけ情熱持って伝えて貰えるか?
イマイチ不安ですが、少なくとも来て下さった先生方は、
この問題に関心を寄せて頂いている訳ですから、
最低限、依存症者の味方にはなって頂きたいと思っています。
そのためにもこっちも情熱こめてお話ししないと!ですよね~。

思えば、私が中学の頃は、シンナー少年が多くて、
実際すぐ上の先輩が、中学卒業後2人も亡くなっているんですよね。
あの頃「依存症」なんていう概念があったら、
先輩達も死なずにすんだのに・・・と思います。

当時は、「生きづらさ」なんてことに気がついてくれる人など誰もおらず、
「不良」とか「非行」の概念しかなかったので、
解決方法は、説教か暴力だと思われていました。
当時の先生達って、すごかったですよね。
生徒をボコボコに殴ったりしてましたもんね。

もちろんそんなことで、実際には解決するわけもなく、
事態はますます悪化したんですよね。

ではあれから40年たった現在はどうなったかと言うと、
「依存症」という言葉が知られるようになってきましたが、
実際には、当時とあまり変わっていなくて、
まだまだ「甘え」とか「だらしない」という風に思われていますよね。
ギャンブル依存なんて笑われてお終いです。

この辺の国民の「感覚」が変わってくるのは、あと10年くらい先じゃないかなぁと思います。
今の、子供たちが大人になってくると、現状だいぶ変わるんじゃないですかね。
少なくとも「依存症」という言葉が、理解は浸透してなくても、
普通に使われる時代にはなった訳ですし、その時代の子供たちが大人になる訳ですからね。

10年後に、松本先生や今成さんと
「あの頃全国行脚しましたけど~、今じゃ随分浸透しましたよね~」
なんて言いたいですね~。
そのためにも、もう少し頑張ります!

次回は8/8の北海道。
北海道の方、是非お越し下さい。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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