今日は鳥取アディクションフォーラムにお招きいただき、
講演させて頂きました。
鳥取には2年連続して、お声をかけて頂き本当に嬉しく思っております。

今年は、ご恩返しのためにも、
鳥取で家族会を立ち上げよう！と奮闘中です。
頑張ろう！と、めっちゃやる気になっております。

さて、各地で行われているアディクションフォーラムですが、
最近は、ゲスト講師でお招きいただくことも多く楽しませて頂いてますが、
昔は、私もせっせと通ったり、参加したり、準備する側に回ったりしていました。

特に、なかなか回復できずに悩んでいた頃、
アルコールや薬物の先行く仲間に、励まされたものです。
色んな人達の話を聞いていて、最初はちんぷんかんぷんだった、
「手放すこと」とか「受け入れる」「自分の問題」などと言う言葉が、
年々理解できるようになり「なるほど！そういうことだったのか～」と、
耳ができるようになっていきました。

こういうのって、「発見の喜び」っていうんですかね。
成長したからわかるようになった！っていう感じ、
何とも言えず嬉しいものですよね。

しかも15年たった今も、その成長の連続で終わりがない感じ、
そして実際回復すればするほど「自分が知っていることは少ない」と思えて、
全部分からないうちに、死んじゃうんだろうなぁ～と思うとですね、
ひとつでも多くの気づきを得て死にたいなぁと、
なんか毎日を大切に出来るんですよね。

この貪欲な知りたい感じ、旺盛な回復欲が衰えないと良いなぁと思っています。
この「なるほど～！これか～！」という、あの気持ちよさ！
あのドーパミンが出る感じは、仲間ならきっとみんな体験してますよね。

そして最近は、講師として呼ばれることも多くなったので、
「発見の喜び」以外に「共感の喜び」の恩恵も受けることとなりました。

「りこさんの話し、すごく納得した～」「私も同じです！」「よくわかった～」
なんて言われると、やってよかったぁ～ってすごく思いますよね。

毎回「どんなネタで話そうかなぁ」と色々考える訳じゃないですか～。
まだまだ未熟ですけど、新ネタを作りながら、
少しでも分かりやすくなるように、試行錯誤しています。

だからその結果「面白かった！」って言って貰えると、
何とも言えない喜びがあります。
これって講師に限らず、スピーカーでもなんでもそうで、
やっとものならではの特権ですよね。

だから時々、スピーカーの依頼を受けて悩んでいる人を見ると
「勿体ないなぁ～」と思っちゃいます。
やるかやらないか？で悩んでないで、さっさとやる！と決めて、
ネタで悩んだらいいのに～、と思いますね。
お声をかけて頂いたのは、ハイヤーパワーの声だ！と思うべきで、
有難く頂戴しちゃえばいいんですよね。

んでもってですね、何十回となくスピーカーや講師をさせて頂いてますけど、
それでも「完璧だった！」と思えたことってのも一度もないですね。
「よかったなぁ」と思うところもあるけど、
「あそこもう少しこうしたら良かったな・・・」と思うところもあります。
そうやって試行錯誤してきて今の私があると思うんですよね。

共感の喜びを糧に、さらに多くの人に共感して貰おう！と、
やり続けてきたって感じですかね～。

ダメだしするんじゃなくって、満足感を味わいながら、
ちょっとだけ未知数の部分を感じるってのが、
続けられて、苦労と思わずに努力を続けられるコツじゃないかなぁと思ってます。
今日も共感して下さったみなさん、ありがとうございました！

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