長崎セミナーで感じたことです

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昨日の佐賀セミナーに続き、今日は家族会の長崎セミナーにおよばれでした!
台風は去ったものの、なんせ今日はおくんち。
さらにGAの周年が熊本で開かれるとのことで、
どれだけ人が来てくれるのか?不安でしたが、
なんとかビギナーさんをはじめ、地域の方々にお越しいただくことができて、
ホッと致しております。

さらに長崎でセミナーしていて変わったなぁ~と思ったのは、
センターはじめ行政の皆さんが来て、挨拶して下さったことですね。

長崎でつくづく感じていたのは、
「連携は簡単にはできない」
ということです。

それが保守的な県になればなるほど、
よそ者を受け入れてもらえない感があります。
そして内部で完結したいという強い思い。
「依存症は地域連携で!」
とそれが発端でできた基本法でありながら、地域連携にならず
「依存症対策はセンターで認知行動療法やってます!以上」
となりがちなところがあります。

カジノの本命の一つと言われる長崎県もその一つで、
我々、本当に疎外感に苦しんできました。
「自助グループと連携を!」と言っても、
「センターでも自助グループのことは伝えてます。以上」
何を言っても、全然響かない感じ・・・どうすりゃわかってもらえるのー?
と地元の仲間と、正直ずっと愚痴ってました。

だけど、石の上にも3年とはよくいったもので、
顔をつきあわせていくってことは本当に大事だなぁと思いましたね。
地元の仲間が頑張ってくれ、何度も通ううちに、
少しずつお互いの言葉が通じるようになってきて、
この度、イベントの助成金も出して下さり、
実際セミナーにも足を運んで下さったんです。
それと依存症の担当者というポジションも出来たそうで、
その方も本日いらして下さいました。

私も、以前にもお目にかかったこともある方が、
お越し下さり、ご挨拶して下さいました。
これ、ホントすごいことなんですよ!
前はイベント来られてても、ご挨拶もできなかったんですから。

実は、長崎の代表も、転勤で長崎に来ている人なので、
私も彼女も、どうしてこう人間関係がよそよそしい感じがするのか?よく分かんなかったんですね。
でも段々地元の仲間で一緒に活動してくれる人が増えてきたこともあって、
やっと私たちの存在感も出てきて、認めて貰えるようになったのかなぁ~と思います。

多分これが長崎の良さでもあるんでしょうね。
物事って両面ある訳ですから。
私たちの感じ方の問題も多分にあるでしょうしね。

お隣の佐賀のセンターはじめとする、援助職の皆さんが、めっちゃ人懐っこく、
「何故、自助グループに繋がらないのか?」一緒に悩み検討してくれ、
サクサクしていて、無茶ぶりでもすぐに対応してくれるのに対して、
長崎は慎重にも慎重な対応。同じ九州でも面白いですよね。

でも、やっとここまできたね~と、今日は進展を仲間と喜びあえました。
案外、こっちのこと分かって貰えれば、よい連携ができるかも~と思いました。
馴れて貰えるまで時間がかかるというか、
こっちが馴れ馴れしいのもあるんでしょうけど(笑)

あぁ~でもホント来て貰えて嬉しかったです。
無茶ぶりで、皆さんに舞台にも上がって頂きました。
ホント何事も一歩ずつですね~。
とにかく来て下さってありがとういございます。
感謝!

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