勘のいい援助職と無邪気な仲間たちです

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昨日、「最近やっと地域に連携ができてきはじめました!」ってなことを、
ブログに書いたのですが、この地域連携ができる地域って、
こんな感じだなぁ~と思っていることを今日は書きます。

まず、なんと言っても地元で頑張って働きかけてくれる仲間達が居なかったら、
そもそも何も始まんないですよね。
で、ですね活発に活動してる地域って何が違うかって、
「無邪気さ」なんですよね。

やる前から、ぐちゃぐちゃ考えずに「当たって砕けろ」っていうか、
砕けるとも思ってもいない「行けばなんとかなるよね~」みたいな感じ。
そしてこの活動の意義を信じてる人達ですよね。

だからそういう人たちって、無邪気に人とつながってくるんで、
時々「えぇ~~~~~!」ってな人と、会ってきたりします。
この間も、どっかの会で知り合った人を、気軽にランチに誘ったら、
有名メーカーが作ってる財団の会長だった!なんて話を聞いて、
私なんぞのけぞって驚いたくらいです。

あちらもびっくりしたでしょうね~。
「近所に行くんで、ランチしません~?
よかったらおすすめのお店予約しといてください~」
と、ママ友のようなのりで誘い、しかも店の予約までさせたそうです・・・
「向こうも、あら~うれしいわ~」みたいな気さくな感じで応じてくださったそうですが、
仲間は「そんなすごい人とは全然思わなかったのよ~」と、無邪気に話しておりました。

だからって何かが急に始まるわけじゃないですけど、
ヒキが強い!ですよね~。
人とのつながりなんて、こういう何気ないものから始まると思うんですよね。

そして問題は、連携を作ってくれる援助職の方々ですよね。
私はですね、ひんしゅく覚悟で言いますけど、援助職の人って、
病みが強い共依存タイプか、社会全体の好循環を見渡せる勘がよい人、
のどっちかしか居ない気がしてるんですよね。

共依存タイプの人は、ほんと連携作れないです。
自分ではそんな意識がないんでしょうけど、
ず~っと自分で囲い込んじゃうんですよね。
んでもって「自助グループおすすめしてもつながらなくて~」と言って、
いつまでたっても同じようなプログラムをやって、
低値安定で甘んじちゃうタイプ。

勘がよい人は、民間でも信用に足るところかどうかの鼻が効いて、
ここなら大丈夫だなってところに、任せられる人ですね。
任せられるところはどんどん任して、必要なところはやる!
という役割分担が瞬時に見分けられる人っているんですよね~。

ほんと地域連携は担当者で全く変わります。
だから、担当者がピンとこない場合は、もう仲間は他を強化していった方がいい。
だけど「担当変わった!今度の担当者はいいよ~」となったら、
ここぞとばかりに実績作って、既定路線にしていく。
こっちも、無駄な労力使わないで。賢く振る舞うべきですね。

特に今って、依存症の現場とは全く関係ない部署と、
助成金交渉とか必要だったりするじゃないですか。
こうなるとこっちのことなんかまるっきり知らない人と関わらねばならないんですから、
無駄な労力は傷つくだけ!
ダメならダメですぐに退こう!

賢く振る舞って、小さくてもいいから成果を上げていく!
これ大事だと思います。

常々言ってますが、援助のECOって大事です。
無駄なところに力使っちゃダメです。
そして人とのつながりは無邪気に!
うまくいってる地域って、こんな感じだなぁと思います。
ご参考までに!

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