ZIGGY森重さんのカミングアウトです
いやぁ、本日の世界仰天ニュースの依存症特集よかったですね～。
特にアルコール依存症でZIGGYの森重さんが、カミングアウトして下さったのには、
マジ感激してしまいました！
だってZIGGYといえば、我々80年代のバンドブームに青春があった世代にとっては、まさに神バンドの一つ。
大ヒット曲「GLORIA」は、ドラマ「同級生」の主題歌ともなり、まさに一時代を築いた感がありましたよね。
もうね～、あの頃の曲を聞くと、時代の空気感と共に想い出し、涙が止まんなくなっちゃたりします。
今もGLORIAをガンガン聞きながらこのブログを書いていますが、
はぁ～～～～～～～！！！！！いいなぁ～やっぱ名曲ですよね。
この曲、どれだけカラオケで歌ったことでしょう。
そしてどれだけはっちゃけ、暴れ回った事でしょう。
今でも同級生とカラオケ行ったりすると、誰か必ず歌いますもんね～。
森重さん同世代ですが、相変わらずデビットボウイを彷彿とさせるビジュアルも健在で、
ホント嬉しかったです！
こういう業界にいますから、森重さんの依存症の事は、
なんとなく存じ上げておりましたが、
カミングアウトは難しいのかな？と思っていたので、
本日TVに出られてのを拝見して釘づけになってしまいました。
番組自体も丁寧に取材され作られていましたね～。
もともと真面目で繊細だった森重さん。
早稲田大学在学中にバンドデビューしてからも、すごく真面目にやっていたそうです。
で、ある日、「よい歌を歌うためにはよく寝る事。よく寝るためには酒だよ！」
というアドバイスを先輩歌手から受け、さっそくその日から飲んで寝ることに。
すると翌日は声がいつもより良く出ている気がしたそうです。
そして、飲んでいる時の方が、良い曲が作れた。
というお決まりのパターンですね。
そして不安やプレッシャーから逃れるためにお酒が不可欠なものとなっていきます。
そして、昼から飲み始めるようになり、コンサートの最中にもお酒。
暴れたり、人目が怖くなったりという様々な問題が出てきて、
奥様についに「このままだったら、もう一緒にいられない」と宣言されてしまいます。
それをきっかけに専門医に繋がった森重さん。
医者にアルコール依存症と告げられます。
病名をつげられて森重さんホッとしたそうです。
わかる～～～～～～！
だって、意志が弱いって言われたら、こんなに苦しんでいるのに報われないけど、
「病気」って言われたら、「治せる」って思いますもんね。
病名がつくってホント救われる事多いです。
で、そこから今まで10年間お酒を止め続けておられるそうです。
あの頃の事を、振り返ってみて、「天国みたいな居場所を探しちゃうんだよね」
っておっしゃってましたけど、これもすっごくわかりますよね。
お酒でもギャンブルでも、薬でも、出会った時蜜月期。
これさえあれば頑張れる！と思えたあの時。
でもその印象が強ければ強いほど、のちの地獄は深いんですよね。
番組で、自助グループの大切さにも触れてくれて、
すごく嬉しかったです。
私にとって、そして私たち世代にとって、スーパースターの森重さんが、
カミングアウトして下さると、改めて勇気と希望を貰えますね。
「仲間」なんだなぁ～と思うと、じ～んとします。感激！
是非、この数日アゴラさんに掲載して頂いた、
シャブ山シャブ子論争と、今日のブログあわせてご一読下さい。
やり直しがきく受け入れ型の社会と、排除と差別の社会と、
私たちはどちらの社会を目指すべきでしょうか？
答えは歴然としているはずです！
さて、番組ではもうお一方、パチンコ依存症でわれらがダンプ松本さんが登場しておられました。
うそをついて借金をするなど、なかなか見ごたえありました。
こちらの専門家の解説には、昭和病院の常岡先生がご登場されておりましたが、
実は、常岡先生とあさって11/15に春日部でセミナーを開催します！
番組のお話しも是非伺いたいと思いますので、
皆さまどうぞお越し下さい！
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