活気あふれるネパールです

公開日:  最終更新日:2019/01/16

皆さま、昨日よりタイからネパールに移ってきております!
芸能人の依存症問題を、海外でも追っかけていましたが、
本日より、肝心のネパール視察について書きますね。

ネパールは、現在、びっくり仰天なくらい、活気あふれる国になっています。
というのもですね、現地の人に聞いたところ、
政治に大きな変化があったとかで、今の政治に携わっている人が、
かなりインフラ等を整備することに力を入れだして、しかも効果が上がってきているんだそうです。

何よりも、すっごく驚いたのは、つい1年半ほど前まで、
平気で毎日のように16時間とか停電していたんだそうなんです。
ところが、電力会社に国民みんなが名前を知ってるくらい有名になった、
なんとかさん(忘れました)という方がやってきて、
安定的に電力を供給できるようにするにはどうしたらいいか?
ということを真剣に考え、研究して実践してくれた結果、
殆ど、停電がなくなったんだそうです。

私が来てからも、ほんの短い停電が2回あっただけでした。
で、これでかなり経済事情も良くなってきたんだそうです。
そりゃあそうですよね~。ビジネスに大きな影響がありますよね。
それまでは皆、コンバーターみたいなものを各家庭に置いて、
自家発電などでしのいでいたんだそうですけど、
最近、みんなそれを捨てたんだそうです。

とにかくインフラですよね~、ネパールの大きな課題は。
道がもうぼっこボコで、なんせ3カ月も雨が降っていないとかで街は埃だらけです。
本日、カトマンズから陸路で6時間かけてポカラまでやってきたんですが、
それほどクッションの良くない、ネックシートもない車で、
がっくんがっくん揺れ、しかも砂埃がひどいので窓も開けられない状況で、
車に弱い人ならひとたまりもないですね。
あたくしは、乗り物酔いを人生で一度も経験したことがないツワモノですから大丈夫ですが。

で、何故ネパールのインフラが進まないか?
もうね~、発展途上国にありがちな賄賂問題。
wikiでネパールってググってみて下さい。
ネパール(wikipedia)

賄賂という項目が出てきて、

国の上部から下部に至るまで賄賂が蔓延し、例えば道路予算があっても政治家が懐に入れることに執心し、
側近が咎めるとその口封じに賄賂を送り、
さらにそれを見ていた者への賄賂に使われ予算の数分の1ほどしか工事に回らないため、
地方の町などでは道路事情が非常に悪い。

と書かれています。
これ本当に露骨かつ笑顔で行われています。
ネパールの人は、皆さん優しくてよい人達です。
でも、賄賂に対する罪悪感なさすぎ!

なんせですね、この国は入国するのに今どきビザが必要なんですよ。
しか~も、到着してから空港で取得するという意味不明さ。
でもって、このビザ代がおよそ1200円位なんですね。
ところがこのビザの発行係のおっちゃん達、
3000円位、平気でぼったくっていきますからね。

そもそも、ネパール・ルピーなんて、日本の空港で両替できないんですね。扱ってない・・・
でも「まっ、現地で両替すればいいか」と思って持っていってない。
だから当然ビザを取得するお金は「カードで払います」ってなるじゃないですかぁ~。
おっちゃんたち、それじゃあ賄賂が取れないから、意地でもカードは使わせるまい!と、
徹底的に、現金攻勢なんですよ。

んでもって、日本円でも中国元でも米ドルでも、なんでもいいんです。
とにかく世界中の観光客に「現金で払え~」と笑顔で言いながら、ぼった食っていくんですね。
そもそもビザの料金がいくらなんだかもどこにも書いてないから、
調べていかない限り、向こうの言い値ですよね。
だって、空港でビザ代ぼったくられる・・・なんて思わないですもん。油断しまくり~。
あとから領収書貰ったら、金額が全然違ってて、分かったって感じ。たくましいですよね。

ビザの発券機もあるんですよ。機械化も一応されてる。
でも、半分の機械が壊れているんです・・・
で、使い方もイマイチ殆どよく分かんないから、
あんま使う人がいないという、よくできた仕組みです。

でも、すごく皆人懐っこくて、親切。
ただもう全然機能的じゃないんです。
だってね、空港到着してですよ、荷物受取の前にですよ、
何故かまた、ボディチェックと、荷物検査があるんです。
え~?意味なくない?乗る前にやったし、荷物はターンテーブルでっせ?
で、しかもですよ、荷物もボディチェックも水だろうとなんだろうと、
アラームが鳴ろうが鳴るまいが全部通してるんですよ。
一体これなんのため?としょっぱなから謎めいていたんですよね。

ただ、ホント政治が変わってきたんで、経済が上向きだしたことから、
みんなめっちゃくちゃ活気があって、なんか元気いっぱいな感じですね。
30年前にハマっていた、バリ島に似ているなぁ~と思いました。

確かに色んなこと遅れているし、貧しいですけど、
決して不幸ではない・・・そんな国です。
明日から、また詳しくレポートしていきますね!

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