12ステップで回復したことを公言している有名人です

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昨日のブログで12ステップのことを書いたら、
結構仲間に好評でやっぱ仲間は12ステップを愛してるんだなぁ~と、嬉しくなりました。
12ステップの威力です

みんな頑張って自分の12ステップ体験を語って行こうよ!
理解して貰うことって大切だと思うんだよね。
良い12ステップのエンタメなんかができるとホント嬉しいけどな~。

さて、日本では仲間たち以外に知られてもいなけりゃ、
興味を持たれてもいない12ステップですが、
欧米では「トゥエルブステップ」と言えば小学生でも知ってます。
それはバチカンの国際会議でもヒシヒシと感じ、
普通に支援者の口からガンガン12ステップの話しがでていて実に羨ましく思いました。

この違いはどこからくるのか?と考えると色々と理由はありますけど、
まず一つには、日本の芸能界の闇がありますね。
いずれこのことはまとめて記事に書くつもりですが、
日本の芸能人は自分の保身ばかりで精一杯。
依存症問題を起こした仲間の芸能人を手のひら返しですぐに叩いて葬り去る、
そしてテレビ局側も決して再起させないですよね。
ノリピーが中国・台湾であれだけ大人気でも、日本ではいまだ復帰できないですもんね。

でも、なんせ欧米ではそんなこと全然ない。
薬物で一度や二度捕まったって、ちゃんとリハビリして回復すれば全然再起は可能ですし、
仲間を急に悪人扱いなんかしない、リハビリに誘って再出発の手助けをしてますよね。

日本人の変な所は、海外のアーティストの依存症問題にはめちゃくちゃ寛容なのに、
同胞の日本人には、人権を無視したかのように叩きまくること。
あの感覚も全く分かんないですね。

で、先日仲間が見つけてくれたんですけど、
エアロスミスのスティーブンタイラーが実に素敵なメッセージを発信しているんですね。
タイラーさんは、虐待を受けた子供達の支援などをやっているそうなんですけど、
その中で自分の回復についても語っているんですね。
CBS News Twitterより

(タイラーの話の部分のほぼ直訳)
なぜって、自分は12ステッププログラムを実践している。
ミーティングに行って自分と同じ経験をした子供に会う。
その少年をそばに呼んで、「おい、俺がやれたら、お前もやれるぞ」と言った。
1か月後、ミーティングに行ったらその少年は(クスリ)をやめていた。そう、ひとりを助けただけだ。
けれども、たった一人を助ける、それは世界を助けることを意味する。

うわぁ~、マジ感動する~。鳥肌立ちますよね。
まさに12ステップの世界観。感涙!

回復で与えられたものを、今度は自分が与えていく、
これぞプログラムの神髄。

「失敗してもやりなおせるさ!
なんせ俺だってできたんだから。」

こういう言葉ってもちろん私も言いますけど、
自助グループでは飛び交っているんですよね。
再起を応援できる、友情っていいですよね~。
ホント好きです。罵倒したって何の役にも立たないんですから。

12ステップの回復者が、もっと尊敬され、
敬意を払われるには、やっぱきらきら輝いていくこと、
その体験を語っていくことじゃないかな~と思います。
そして何よりも仲間を助けていくこと。

我々の仲間の中に、失敗した仲間に手のひら返しなんかありゃしません。
それとっても誇らしいです。

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