一見、アルコール、薬物、ギャンブル、ネット・スマホ依存症と企業とは無関係の様に思われますが、実は深刻な相関関係にあります。
 これまでに社会問題となった、巨額横領事件、情報漏えい事件、飲酒運転による死亡事故、泥酔状態での死傷事件……これらの事件の裏には、依存症による問題行動と思えるものや、依存症問題から派生する借金事件が動機として隠れていることが少なくありません。
 ひとたび社員が、社会問題を引き起こすと、その対策のために費やされる企業の損失は図りしれません。

 また、社員が依存症に罹患した場合、職場には様々なダメージが起こります。
社員の依存症問題には、早期介入、早期治療が最も効果的です。職場環境を健全に保ち、社員を守る態勢づくりに努めることで、社員のやる気を引き出します。

 当社では、従来のメンタルヘルス研修では補いきれない、依存症に特化したメンタルヘルス研修や支援体制を整えております。

アディクションが職場に与えるダメージ
  • モラルや意欲の低下
  • 睡眠不足による健康障害
  • 注意力の散漫、健全な判断力の低下
  • 欠勤、遅刻、早退、所在不明時間の増加
  • 就業時間内の賭博行為
  • うつ病などの合併症を併発、休職者の増加
  • 人の入れ替わりや、うつ病による休職などによる、人件費、研修コストの増加
  • 不注意による事故やミスの増加
  • 経費の水増し請求、横領、取り引きへの借入や収賄
  • 周囲の社員との金銭トラブル

※アディクション(嗜癖)とは、
「止めよう止めようとわかっていながらも止めることのできない悪い習慣を繰り返してしまうこと」です




うつ病と依存症の関係


 近年のうつ病による休職者数の増加は、企業内だけでなく社会全体の問題として対策は急務とされています。 ストレスチェック義務化法案の成立を受け、2015年度以降、従業員50名以上の企業には、ストレスチェックが義務化されました。 うつ病と依存症が合併する割合について、日本ではまだ米国のような大規模調査がなされておらず、社会にも殆ど啓発されておりませんが、依存症とうつ病には相関関係が見受けられる場合があることは、国内外の論文からも明らかにされています。
 また、依存症を発症し、うつ病の合併症がなくとも、依存症の問題から抑うつ状態となり、「うつ病」と診断されることも多々見受けられます。


うつ病と依存症の関係

うつ病が先行しアルコール依存症が合併する場合から一次性うつ病

アルコール依存症が先行しうつ病を合併する場合から二次性うつ病

米国の調査によると

うつ病と依存症の関係

という結果が出ています。


このように、うつ病対策は、うつ病の影に依存症問題が隠れていないか?
顕在化する必要があります。




アディクションリスクマネジメント研修


依存症の基礎知識を学び、セルフチェックを行います。
自分が、何かにのめりこみそうになったら、どうすれば良いか?予防教育をお伝え致します。

対象 全社員
人数 いかなる人数にも対応します
内容例
  • 依存症とはどんな病気か?
  • あなたは大丈夫?セルフチェックしてみましょう
  • もし周りの社員が何かにのめり込んでいたら?
  • 依存症になってしまったら?
時間 ①60分コース
②120分コース



アディクション予防対策リーダー研修


ひとたび依存症に罹患すると、優秀な社員も人格が変化してきてしまいます。
管理職の皆さんに依存症の知識がないと、やる気やモラルが低下していく社員に戸惑い、間違った対応により、事態が長引き悪化してしまいます。
主に、管理職の皆様の対応策について具体的にお伝えします。

対象 管理職・グループリーダー
人数 30名程度まで
内容例
  • 依存症が及ぼす職場への影響
  • 部下を依存症から守るには?
  • 部下が依存症に罹患していたら?
  • 早期発見のためのチェックリスト
時間 60分



相談窓口の設置

  • 依存症の問題を抱えている
  • 借金の問題があって困っている
  • ネットやゲームなどにはまりすぎて寝不足で辛い
などなど、社員の皆様のお悩みに、会社には漏らさずに相談にのる窓口となります。
早期介入により、問題が深刻化することを食い止めます。
また、社員の問題にいち早く気がつくのは、社員のご家族です。弊社では、じゃ員のご家族が安心して相談できる窓口の設置をお勧めしております。


大切な社員を守るために、依存症予防教育を取り入れてはいかがでしょうか?
研修、相談窓口の設置について、どうぞお気軽にご相談下さい。

TEL:03-3206-5675
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