ギャンブルがダメなのではなく対策がダメなんです
いよいよIR法案が衆議院内閣委員会を通過しました。
本会議の採決は来週に持ち越されましたが、
IR実施法はこのまま通されたらマジでやばいです。
修正が絶対に必要です。
①特定金融業務の見直し
②ギャンブル依存症対策費の拠出
③自治体の選定基準にギャンブル依存症対策の整備を必須条件に
①はずっと書いていますが、これはですね本当に依存症者大量生産工場となります。
これは絶対にやばい。
ちゃんと利子をつけるか、いっそやめるか?どっちかですね。
富裕層こそ依存症問題が起きたら、解決まで一筋縄じゃ行かないんですから、
煽るようなことしちゃ、絶対ダメなんです。
②はですね、特定金融業務を世界スタンダードというならですね、
最低限依存症対策も世界スタンダードでやって下さいって話ですよね。
大量生産しといて、対策は現行日本のショボショボ雀の涙のままってね、
それはないでしょうよ。今年度予算1942万ですよ!
医療や行政で行き届かないところを、我々タダ働きどころか、身銭切って働かされてるんですからね。
カジノができてですよ、それが今以上ひどくなったらたまったもんじゃないですよ。
もうね~今やギャンブルやってた頃と同じくらい、毎月経費が出ていっちゃってますからね。
これ以上無責任な国の尻拭いできないです!冗談じゃないっすよ本当に。
議員は、税金使ってカジノの視察だ!って、うきうきと海外旅行にでかけ、
国内なんか一向に見向きもしてくれないんですからね。
「来て下さい!」っていっくら言ったって、もうぜ~んぜんです。
そんなね~みなさんがワラワラ海外見に行ってどうすんの?って思いますよ。
プログラムだなんだって、手渡して貰いたいのは我々なんですよ。
まず我々が海外に研修行けるようにして下さいよ!
先生方身銭だったら行くんですか?
我々、身銭切って他人のために勉強しに行ってんですよ。
本当にバカバカしいったらありゃしないっすよ!
対策費しっかりつけて、人材育成して我々がタダ働き、
いえマイナス働きしないですむようにして下さい!
これでカジノができて、今以上に走り回るなんて絶対できないです!
私が過労死か破産します。
③自治体の選定基準ですけど、カジノ管理委員会なんて誰が選ばれるんだか分りもしないですけど、
依存症の関係者をきっちり入れて、そこの自治体がきちんと地域連携ができていて、
しかも自助グループ、家族会などの受け皿が十分あるか?
きっちり審査できないと困りますね。
ちゃんと審査できなかったら、そこは自殺者NO1自治体になっちゃいます。
このままIRが通ったら、私はこれから仲間のネットワークを使い、
誘致に名乗りをあげている自治体の依存症対策の体制について、
詳細にレポートしていきますからね。
ロクにGAやギャマノンといった自助グループすらない地域が、
堂々とカジノ誘致に名乗りをあげてる始末ですからね。
全く、何を考えているんだか・・・
そこの首長は市民を殺す気か?と思いますね。
私、すでに皆さまご存知と思いますが、官僚や政治家や地方自治体の職員だろうが、
例え知り合いだろうがなんだろうが、言いたいことはハッキリ言う!
ってことを心情にしてますからね、ダメな所はダメときっちり発信アピールしていきます。
私にとって、仲間達以上に大事なものなんかないですから。
やばい地域にカジノ誘致なんかされたら、仲間が命を落としますからね。
実は本日、AbemaPrimeさんに出演したんですけど、
その際に、ギャンブル好きの芸人さんのパンサー向井さんが、
「それでもギャンブルがダメとは思わない・・・」
みたいな発言をされていて、いやいやそれは我々もそうですよ!と思ったんで、そうお伝えしたんですが、
我々はずっと言ってるように、ギャンブルなくせともパチンコなくせとも、
ましてカジノ作るな!とも言ってないです。
問題は、依存症対策がないこと、これ1点です。
ギャンブルがダメなのではないです。
対策がないとダメと言ってるんですよね。
そしてそれは内容が伴ったものでなければ意味がいないのです!
今日のAbemaPrimeさんで、その辺詳しく宇佐美さんとお伝えしたので、
見逃した方是非ご覧下さい。
IR法案、なんとしても修正されますように!
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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)