先ほど（4/15）夜8時頃ですか？オリエンタルラジオの中田敦彦さんのyoutubeチャンネルに、
大麻取締法違反で逮捕された、田口淳之介さんがゲスト出演していて驚いた次第です。
いや～、中田のあっちゃん、ワイドショーに出てた頃は薬物に対して無理解な発言してましたけど、
Youtuberとして活躍しだしてからは、ホント視野が広がっていい感じ。
って私ごときが偉そうですけど、あっぱれです！

なんでも中田のあっちゃんは、田口さんと2010年頃からプライベートでも飲みに行ったりする仲だったそうで、
その関係から今回のオファーが叶ったそうなんですね。
で、最初は結構あたりさわりのないお話しで、あっちゃんもおっかなびっくり気を使いながらお話ししてますね・・・
って感じだったんですけど、20分ごろから事件の話に触れだして、なかなかいいトークでした。
【田口淳之介×中田敦彦】ジャニーズ退所から大麻逮捕まで禁断トーク！

そりゃもちろん我々の様に当事者同士じゃないですから、ずかずかずか～っと突っ込んで、
ガバーっとあけっぴろげに話せる・・・ってな感じにはなれないとは思いますけど、
薬物事犯の方が再起していくにあたって、重要なお話しがちゃんとなされていました。

私も、高知東生さんとYoutubeをやっていますし、
イベントなどでは清原さんなどともお話しさせて頂くので、
今回の田口さんのお話しも「あぁ、やっぱり皆さん同じだなぁ～」と思いましたね。

まず共通項の1つ目は、事件があっても応援してくれる人が必ずいて、その人たちに感謝していらっしゃること。
田口さんも、ジャニーズ時代から変わらず応援してくれるファンの方はもちろん、
事件があっても、再起を応援しよう！と集まって来て下さるスタッフさんなどがいらっしゃるわけで、
今、支えになってくれているその方々に支えられているとおっしゃっていました。

これは本当にそうだと思います。特に石野卓球さんのお陰でこういう風潮が出てきたと思うんですけど、
番組が面白くなりさえすればいいと「一発アウト」みたいな冷血発言をするタレントもいる一方で、
卓球さんのコンビ愛はもちろん、ピエール瀧さんの映画復帰に手を貸した山田孝之さんや、斎藤工さんなど、
「事件の判決や社会的制裁は受けたんだし、ここからは再起を応援するよ。」と、
自分が叩かれるリスクを省みずに、手を貸してくれる人がいるって嬉しいですよね。

今回の中田あっちゃんもそうですよね。
田口淳之介さんをこんな人気番組に登場させ、しかも「共演」した。
田口さんも「この場をくれて逆にあっちゃんにも凄い感謝している。」とおっしゃっていました。

一般の方の反応も変わりましたよね～。
このYoutubeのコメント欄、叩く人なんて全然いないんですよ。
殆どが、あっちゃんの友情や思いやりに賛同し、田口さんの再起を応援するコメントを寄せています。
これは最近顕著に感じる変化で、本当に有難いですね。

なんせですね「愛人」「薬物」「ラブホテル」とスリーカード揃い、
しかも使用薬物は大麻と覚せい剤という、そりゃあもうどん底でしょ・・・となる高知東生さんですが、
なんか高知さんその辺、ふりきっちゃったのか？めっちゃくちゃ正直なツイート連発してて、
フォロワーも応援メッセージもどんどん増えてるし、あっちゃこっちゃで「高知東生のツイッター面白い」って、
つぶやかれているのを目にするんですよ。
まさに時代が変わった！という気がします。

今コロナの問題で、風俗で働く女性には風当たりが強くて支援金も貰えないって聞いたけど、風俗で働く女の子には色んな事情を抱えた人が沢山いる。昔スカウトマンやってたからよくわかる。俺が言うと問題かもしれないけど、道徳では生きていけない、生きることに必死な人がいるってわかって欲しいな。

— 高知東生 (@noborutakachi) April 3, 2020

そして、執行猶予の本当の意味についてもだいぶ浸透して来ましたね。
少し前までは、法的知識のない無知なタレントが「執行猶予＝謹慎期間」のように声高に叫んだために、
執行猶予がねじ曲げられて伝えられていましたが、
やっと「執行猶予期間にちゃんと社会復帰すれば刑に服さなくていいよ」
という意味なんだということが理解されてきました。

田口さんと中田さんもこの件に関して「誤解している人も多いと思うけど・・・」
と言いながら「社会復帰期間で活動を制限するものではない」としっかり説明してくれていました。
この辺はですね、かなり我々啓発に励みましたからね。
色んなところで発信もしたし、メディアでも取り上げて頂きました。
そういった地道な努力が、あとから来る人たちの道を切り開いたかな～と誇りに思っています。

惜しむらくはですね、大麻の害は覚せい剤より軽いみたいな比較をあっちゃんがしたこと。
違法薬物を、こっちの方がマシとか、こっちを使う人の方が悪人みたいなランク付けはあんまり意味がないです。
どっちの薬物も使用量とか、その人の体質とかで重症度って変わって来ますからね。
海外事例でも、大麻も覚せい剤も「罪だけど、刑には問わない」という国が増えています。
覚せい剤から回復している人も多いのですから、無用に偏見や貶めをする必要はなかったと思います。

そこだけちょっと気になりましたけど、こうやって執行猶予中の人が、
早期にどんどん活躍できるようになってきて、社会の中に理解が広まってきたこと本当に感謝します。
田口さんの再起に一役かった中田敦彦さん、マジで、あっちゃんかっこいい～！
田口淳之介さんともども、益々のご活躍を！

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