親不孝のススメです
いや~、先日、我が家の母のことをブログに書きましたが、
我が家の母って、52歳の時、突然商売替えをして、
コンビニの店長さんになっちゃったんですね。
コンビニったって、今とは全く違って、あの当時は、
こんなにコンビニが乱立なんかしていませんでした。
そんな環境が幸いしたのか、母のお店は、あっという間に登りつめ、
当時そのコンビニの「酒、たばこ無し店」全国売上1位になったんですね。
すごいですよね~。
52歳からの新境地。それを見事にものにしました。
我が家がお金に困らなくなったのって、この転職のお陰なんですよね。
母の勇気ある決断を、心から尊敬します。
で、今日母が私にこんなことを言ったんですね。
「50代なんてまだまだ若いわよ~。
60代もどうってことない、まだまだ若いわよ!
70代になるとちょっと衰えを感じるかなぁ~」
・・・だそうです!
で、母の自説は「金持ちのヒマ人が一番ボケによくない」のだそうで、
とにかく、用事があること、忙しいことが、脳には良いのだそうです。
で「良い嫁や、出来の良い優しい子供は親をボケさせる」のだそうです。
ちょっと語弊があり、私への嫌味かと取れなくもないですが、
確かに、母を見ていると一理あるのかなぁと思っちゃいます。
なんせうちの母、先日お伝えした通り、体も丈夫ですが、
頭も全くボケていません。全然衰えを感じることがありません。
「あ~」とか「う~」とか「あれあれ」とかそういう物忘れの兆候すらありません。
私の方がよっぽどボケてるんじゃないかと思います。
しかも、我が家で一番の芸能通、社会情勢通、人気TV番組通で、
母にきけば、現在のことも、過去のことも大体分かります。
まぁ、本当によく覚えているもんだと思う位、覚えています。
そしてですね、なんせこの私が、非常にだらしがないじゃないですか~。
学校行事なんぞ、殆ど気にしちゃいないです。
で、全ては母が取り仕切ってくれます。
子供が弁当が必要な時、部活のあるなし、
朝の起床時間、お稽古ごとの月謝のこと、学校行事、
母は学校からプリントが配られるとその全てを、
カレンダーに転記してくれます。
母曰く「こっちの孫の部活がどうだ、校外学習がどうだ、朝練があるないって、
毎日、一人ずつ違うんだから~、ボケていられない!」のだそうです。
まるで、あなたは40代のVERY母か!と突っ込みたくなります。
ってか、私は母としてこれで良いのか?と皆さんに思われそうですが、
良いんです!私も母もこれでお互い上手く言ってるんですから!
基本、私は、母に丸投げすることに罪悪感も不安もありません。
母は、私の丸投げに文句も言わないところをみると、
多分、子供たちにべったり頼られ、嬉しいのだと思います。
唯一私の役割は、ゼニ・・・(笑)お金ですね。
私は常にお金がなくて、本当は、ピーピー言ってますが、
絶対に、家族に「お金がない」とは言いないようにして、
お金の文句や愚痴を言わないよう、それだけは心がけています。
子供や母が悪い訳じゃないのに、不安にさせてもしょうがないし、
言ってもお金が増えるわけでもないですからね~。
だから母は老後の・・・って、いつからが老後なんだか分かんないですけど(笑)
老後の経済不安なんか一切持っていないはずです。
全てを私たち夫婦が担い、母には言われたお金は全て「はいはい」と渡してます。
贅沢や無駄遣いをする人でもないですしね。
さらに、子供たちには「ママにあれ買って貰いなさい、これ買って貰いなさい」と、
必要なものはなんでも気軽に言ってよこします。
例えば「ももちゃん、体操着もう1枚買って貰いなさい」とか、
まぁそんな感じですね。
そういう時も大体「はいはい」と、買いに行くようにしています。
そんな訳で、上手く役割分担ができているんですけど、
親をボケさせないコツはですね、
「親に仕切らせる」だと思います。
任せたら、文句も言わないし、罪悪感も抱かない。
でも、親子といえども人間ですから、
やっぱり一方的に何もかもお願いしちゃうとお互い続かないので、
親の希望や望みも叶える。
そして、任せてあるお互いのテリトリーを干渉しない。
これが、三世代同居のコツかなぁと思います。
親を大事にして、何もさせないと親はボケます。
だから適度な親不孝を、ボケ防止のためにお勧めしております。
いかがでしょうか?
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りこさん私も仲間とプログラムに出合ったのが50才でした。ガラッと人生が変わりました。「50代なんてまだまだ若いわよ~。60代もどうってことない、まだまだ若いわよ!70代になるとちょっと衰えを感じるかなぁ~」りこさんのお母様の深イイ体験談を励みに頑張りまーす。今日は朝から朝日新聞「ひと」の欄の記事と、りこさんのフェイスブックを読んで泣いたり、笑ったり、喜び合ったり大興奮でした。感謝、感謝の1日でした。