多くの貴重な経験です

公開日: 

ジャパンインデプスさんに、寄稿させて頂いた骨髄ドナーの経験ですが、
すごく多くの方に読んで頂いているようで、反響が大きく有難く思っています。
親の葬式にも出れなかった!骨髄ドナーのリスクと恵み

しかし私というのは、どうしてこんなことになるのか?不思議でならないです。
神様が、一体何故こんなタイミングで!?とか、
何故、私の身の上にばっかこんなことが起きるのだろうか?
と思うようなことが起きるんですよね。

一つには、20歳まで貧乏で依存症家庭の子供として育っていたので、
リスクにさらされることが多かった・・・というのはあると思うんですね。
そして病んでる家系だとですよ、親類にも問題を抱えた人が多く、
しかも内向きになるので、親類の問題にも巻き込まれていくんですよね。
だからなんか人生がドラマチックになる。

なんせ何度か書いたことがありますが、伯母が従姉妹を虐待していたので、
今思えば心愛ちゃんのご親族が児相に相談しているように、
うちもかなり危険だったんですよね。

なんせ2階から突き落としたんですから。
そして会社に行っている叔父の所に従姉妹を連れて行って、
「もう育てられないから、あなたが育てて下さい!」と言って、
ぼん!と子供を会社の叔父の机の上に置いてどっかにいっちゃった。

で、困り果てた叔父が、姉であるうちの母を頼って、
従姉妹を連れてきて、私は姉妹のように育ったんですから。
それだけでも普通のお家とは違うじゃないですか。

よく母が言ってますけど、虐待には歯医者が一番気がつきやすいと言いますけど、
あれは本当の話しで、うちの従姉妹も全部虫歯で、何故ならご飯を食べさせずに、
飴玉をなめさせてたんですね。
で、お腹がすいてたんでしょうね、米櫃が置いてあるところによじ登って、
手づかみでむしゃむしゃご飯を食べたんで仰天した!と言っていました。
この子のことを、また伯母が取り返しに来たり、従姉妹が家を飛び出してきたりで、
(なんせ小学校の時に静岡から東京まで逃げてきた)とにかく私の子供時代にha
,この従姉妹との関係が大きく影響したんですよね。

多分そっからなんですよね~、私の共依存魂が芽生えて行ったのは。
なんかね~、あの頃自分が子供で、泣いて我が家に居たいという従姉妹を守れなかった、
という悔しさをまざまざと覚えているんですよね。

だからですね、私ってちょっと大きくなってからは、問題が起きてる人を見ると、
しょっちゅうおせっかいに走り回ってたり、
理不尽だったり、納得できないことがあると、先頭に立って特攻隊長やるんですよね。
だから今、社会問題になっていること殆ど経験してるんですよね。

でも、そういう「なんで私ってこんな役回り?馬鹿みたい!」
ってことが、今になると全部貴重な体験に変わるから、
ホント人生って不思議ですよね~。

よく仲間から「そんな経験もあるの!」と驚かれるんですけど、
確かに人生経験は豊富だと思うんですよね。
だからこそクソ度胸があるんだと思います。
それとですねとっさの出来事が沢山あるから、口が達者になる。

時々仲間の中にも温室育ちがいますけど、
体験したことが少ないと、恐れに支配されちゃうと思うんですよね。
どんどん活動の範囲を増やして、視野を広げましょう!

何の役にも立たない!と思う体験も、
のちのち、役に立つ時が来ます!
だから我々は、無鉄砲位で丁度良いと思ってます。

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