今日は考える会のブログに、
「別府市に見る生活保護とギャンブル問題」というタイトルで、
渾身のブログを書いたので、是非ご一読下さい。

このブログをかなり一生懸命書いたので、
「疲れたぁ～」と、夜ぐったりダラダラしていたら、
なんと清原さん逮捕の速報が！

ひえ～！ついに！というか、やっぱり～というか、
一気に眠気も吹っ飛びましたが、
なんとも言えない落ち着かない気分になりました。

早速、ダルクの関係者の方数名と、
雑談的にメッセージのやり取りをしていましたが、
「清原さんをサポートする適任者が現れて欲しいね！」
という意見で一致をみました。

清原さん、やっぱり依存症だと思うんですよね。
・・・って書くと「何でも依存症にするな」って言われますけど、
依存症の人がこの世に多いんだから仕方ないですよね。
それを社会が認めようとしないだけで。

依存症は別にレッテル貼りでも何でもありません。
ただの病名です。
病気を認めず、無駄な抵抗をしても
悪循環になるだけですから、
「依存症」と言われることで、絶望するのではなく、
「そっか、病気だったんだな。じゃあリハビリしよう。」
と治療から回復の道を進むのだという風に、
是非社会のイメージを改めて欲しいと思います。

これまで、沢山の著名人が薬物で逮捕されましたけど、
「大体皆さん、これからは意志を強く持って、2度とやりません」とか、
「自分の甘さを反省しています。」なんて、
大体言うことは決まっていますよね。

そして、あまり適任でない、サポーターが現れると、
「私が、しっかり監督し、根性を入れ変えます！」とか、
「家族の愛でサポートしていきます。」
なんて浪花節の根性論で、なんとかしていこう！としていきます。

そりゃ、依存症じゃなければなんとかなると思いますけど、
依存症に罹患していたら、そんな抽象的な浪花節で、
どうにかなる話じゃありません。

どうして社会の皆さまの中には、
「依存症なので、治療プログラムを受けさせて回復させます。」
という、具体的なメッセージより、
「依存症なんて言って甘えずに、根性を入れ変えます！」
なんて、捉えどころのない話の方を、信じたくなるのかなぁと、
我々から見たらそっちの方がよっぽど不思議です。

ですから、清原さんにもこういう根性論的な、
あまり現実的でないサポーターさんについて欲しくないですね。
清原さんのこれまでの状況から鑑み、
「依存症治療に向かわせよう」と、
理性的判断ができる方に是非サポートして欲しいものです。

さて、清原さんが何故依存症かというと、
「興味本位でちょっとやってしまった」という状況では全くないからです。
清原さんはすでに2014年の時点で、週刊文春に薬物疑惑が掲載されました。

そしてちょうどその頃、全身に刺青を入れた！と報道され、
その奇妙な行動に、益々噂は信ぴょう性を増していました。
余談ですけど、のりPも薬物使用が噂される頃、
Tatooを入れていましたね。

更に、真実味を帯びたのは、奥様との離婚もあり、
「清原の薬物使用で愛想を尽かした。」
などとささやかれていました。

その頃のことを清原さんは、「どん底生活だった。」と、
金スマでも語っています。

TVからも殆ど姿を見かけなくなり、
逮捕は直近か？と誰もが思っていました。
特に我々依存症の世界に身を置くものには、
玉石混交の様々な情報が入ってきていました。

けれども清原さんがお遍路さんに出かけられたころから、
再びメディア露出が増えてきて、現在ではCMにも出演していることから、
「依存症じゃなくて、一時的にやってみただけだったのかな？」とか、
「薬物使用は単なるうわさで、事実無根だったのかな？」
と思い始めた頃の逮捕でした。

ですから、清原さんは、興味本位の軽い気持ちで手を出せるような、
そんな状況ではなかったんですよね。
逮捕はされていませんでしたが、それに匹敵するような状況に陥っていた。

だとしたら、一度味わったどん底を、
もう一度味わおうとは思わないですよね。
依存症でなければこの状況で薬物なんてやる訳がない。
自分がマークされていることも、重々承知している訳ですから。

でも「やめられなかった。」
何故なら依存症だからです。

現在の所、所持だけで逮捕されたようですから、
これが使用までいくのか？
また暴力団との関係の有無などで、
起訴、不起訴、執行猶予、実刑など、様々に量刑も変わると思いますが、
いずれにしても、回復プログラムには繋がって欲しいと思います。

「薬物で逮捕」確かにこれは人生最大の
失敗であるに違いありません。
けれども社会も周囲の人たちも、そして誰よりも自分自身が、
「回復」という道があることを信じて欲しいと思います。

これだけの実績を残した、
偉大なる名選手清原さんのことですから、
サポートをかってでる方がいらっしゃるでしょう。
その方がどうか依存症に理解のある方であって欲しい。
間違っても裏社会の人などではありませんように。
そう心から祈ってます。

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