今日は、ちょっと面白い事がありました。
本年度アスクさんが、アルコール・薬物・ギャンブルの依存症予防について、
講師になれる人達の育成事業をなさるんですね。

それで、ギャンブルの予防教育にはどんなことが必要か？という意見を、
仲間3人とワイワイガヤガヤ、今成さんにお話しするという会があったんです。

で、なんとなくギャンブルの予防教育って、
やっぱこの辺がキモかなぁ～ってことが、
私もまた一歩見えてきたような気がしますが、
アスクさんが作って下さるプログラムを楽しみにしている次第です。

で、私を含めて4人のギャンブラーが揃ったわけですけど、
もう今となっては、依存症になったことを含めて、
全く後悔してないんですよね、誰も。
それはまぁ、全ては回復したから思えることで、
この世でホンの一握りしかいない、回復者となれたことは、
本当に心からの喜びであり、恵みだなぁ～とつくづく思った次第です。

で、回復したことの恵みって、何が一番大きかったか？と言えば、
人間関係が、俄然楽になったことじゃないかなぁ～って思うんですよね。
これはみんな一致した意見でした。
回復者はホント変わりますからね～、出会った頃と別人になっちゃいます。

うちの夫だって、全くの別人ですからね。
昔は「世捨て人」みたいな人でしたから。
こんなね～今みたいに、初対面の人とも平気で話ができるような人じゃなかったです。
身なりも全く構わないから、いつもへんてこりんで、
まさに麻雀放浪記に出てくるような博徒でしたよね。

じゃあ一体回復後って何が変わったから、
人間関係楽になったの？って考えたんですけど、
そりゃあもう「人にどう思われようと関係ない」と思えるようになったから！
じゃないかなぁってことになりました。

昔は、話しをする度に「この人、私のことどう思ってるのかな？」
ってことが気になって、人の顔色ばかり見ちゃったり、
あとで「あんなこと言わなきゃよかった・・・」なんて後悔してみたり。
とにかく頭の中が、他人の気持ちの推測で忙しい訳ですよ。

そしてもう一つ仲間がいいこと言ってくれたのは、
他人の尺度、他人の言葉、他人の評価でしか、
自分が評価出来なかったから、疲れちゃってたんですよね。

それがもう今じゃ、他人にどう思われようが考えてもしょうがない、
好いてくれる人もいれば、嫌う人もいるでしょうよ！って感じ。
分かり会える人もいれば、分かり会えない人もいるってことですよね。

もうね～、この辺スパーっと境界線引けちゃうようになったの、
本当に楽ですよね。
私、基本的に「分かりあえないな～この人と」
と思ったら、一切議論しないです。
だってどうせ何言ったって、聞きゃしない人と議論したって無駄じゃないですかぁ。

お互い分かりあえないですね・・・って思って、
私もお構いしませんから、そちらさんも構わないで欲しいですよね。
だってその人の意見で、自分を変えたりしないじゃないですか～。

で、昔は人との意見の食い違いに、いちいちこだわって囚われちゃってたんですよね。
そして分かりあえない人になんか攻撃されんじゃないか？と怯えてたんですよね。

でも今は、分かりあえる人もいっからさ～、
その人達と、同じ方向を向いて行動していけばいいんだなぁ～と思うようになったんです。
これは本当に楽です。
本音で生きられます。

だから依存症予防のために若者に伝えたい事を一言で現わすなら
「本音で生きりゃあいいんだよ」
ってことですね。

みんなが無理すんのやめて、本音で生きはじめたら、
おおげさじゃなくて、マジで戦争なくなると思います。
だから「自分がよければ、みんなにも良い」ってことを、
若者には是非伝えたいですね～！

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