怒涛の日々の中で・・・です
ついにIRカジノ法案が内閣委員会を通過したことで、突然正念場を迎えた我々。
一気に忙しくなり怒涛の日々を過ごしております。マスコミの取材攻勢もひっきりなしにありますし、
なによりも法案のギャンブル依存症対策部分が、
不明瞭なままなので、そこが一体どうなるの?
と政治家の先生方に色々お願いにもお問い合わせにも上がらねばなりません。
しかしながら、相談等の通常業務もある訳ですし、このような事態ですから、
とにかく発信もしなくてはなりません。
しかも私、記者会見した日、その足でインタベンションしましたからね。2時間かけて。
緊張の後に、また緊張する業務。一番疲れるのがインタベンションですから、
ホント、自分でも「今日のスケジュールはまさに鉄人なみ!」と、
自分で自分を褒め、有森裕子しました(笑)ギャグが古すぎますが。
でも、その甲斐あって、また一人新しい仲間が繋がることができて、
本当に良かったなぁと思っています。
そして翌日も、入っていた予定をこなしながら、議員会館巡りをし、
夜は関わっているギャンブル依存症者の支援にいきました。
あのですね、実は私、発達障害がある依存症者で、
ミーティングとか、回復施設のプログラムにのれない人と、
定期的にあってご飯を食べたりしながら、金銭管理の相談にのったりしているんですね。
お給料日やその他大体月に2回位会って「どう?調子は?」なんて聞きながら、
お給料がいくら出て、家賃水道光熱費は今月いくら?
定期をこの足で買いに行こう!とか、
生活費半分預かっておくね、月中に振り込むからね!とか、
年末年始はどうやって過ごす?とか・・・
そんなことを緩やかにやってます。
しかも現在、そういう人が3人もいるんですよ。
しかも別にカウンセリング代とか貰う訳でもなく・・・
でも、こういう「繋がりきれない人」に対して、
ご家族は藁をも掴む気持ちでいるわけじゃないですかぁ。
だから結局私しかやれる人いないよな・・・
となって、どんどんどんどん大変になってます・・・現在(笑)
だってですよ、現在精神保健センターなんかで、
そもそもギャンブル支援なんか、殆どやってないし、
私が、支援している人は、薬物の人もいますけど、
発達障害はあるけど、ボーダーラインで、国の支援を貰えるほどではない・・・
ってな感じの人が(このタイプはよくある)就労する場合って、
大抵シフト制の販売とか、工場のライン業務とか、
そういうお仕事になる訳ですよ。
だから休みも不定期だし、夜だって定時がある訳じゃない。
だとしたらですよ、そもそもどうやって相談窓口にかかり続けるんですか?
現状、支援があったって、「平日のこの曜日のこの時間にプログラムやります・・・」
的なものばっかですよね。
そんなの行けっこないですよ。
生活保護課、障害者手帳貰っている人じゃなくちゃ。
私なんか彼らと待ち合わせする時、平気で、
21:30とか22:00とかって言われますからね(笑)
「う~ん・・・疲れているがなぁその時間・・・」
と思いますけど、基本的にうるさいこと言うと、
結構すぐパニクッたり、キレたりもしちゃうので、
こうやって向こうが「会いたい!」と言ってくることが大事かな?
と思って、「あいよ~」ってな感じで、応じてます。
カジノ法案により、がっつり支援体制作れるとしたら、
こういう夜中も支援やってます!的なもの作って欲しいですね。
で、昨日は予定していた、高崎の講演会に出かけ、
当会群馬支部と、群馬県内の他団体、例えば、児童虐待やってるプロジェクトの方々
なんかと繋がりができたりして、仲間にも沢山会えて、
すっごく楽しかったんですけど、その中で仲間にこの話をしたら皆に、
「え~~~~~~~!!!!!!」っと驚かれました。
「記者会見にインタベンション!?」
「しかも発達障害+依存症の仲間の支援まで!?」
ってな感じで、さすがの仲間も驚いたようです。
わはは・・・!!!
私も、なんでここまでやるのか私?と思ってますよ、そりゃあね(笑)
しかもこういうこと言うと「りこさんって病気だよね・・・」
とかって陰で言われてたりしますからね。
別に対外的には良いことはなんもないです。
だからあんまり、人にも言ってないです。
うちも・・・うちも・・・って言われても困るし(笑)
でも、最初口もきかず、目も合わせなかった人が、
段々色んな事相談してくる喜びって、あるもんですよ。
神様が分かってくれりゃ、あと自分がよけりゃあそれで良いと思ってます!
さて本日は児童虐待の研究チームのセミナーやります!
是非いらして下さいね。
現在開発中のプロジェクト、絶対画期的だと思ってます。
宜しくお願い致します!