警察庁生活保安課課長さんにお会いしたいです!
私、仲間うちには時々話してたんですけど、
依存症対策ってやっぱこれっきゃないよなぁと思うことがあって、
それを書きたいと思います。
それはですね、お医者様、弁護士、警察関係、
そしてパチンコ関係、さらには行政とか官僚の方々が
考える依存症対策って、我々究極の現場で生きている人間からみると、
ど真ん中にこないという感じがするということです。
別に批判じゃないですよ。
我々の発信力や対話まで持っていける力がなかったからだと、
反省している次第です。
今まで、私たちは「役所もお医者さまも政治家の先生も分かってない!」
とかなんとか、仲間うちではよく息まいてましたけど、
そりゃ分かんないですよね。こっちが話してないんですから(笑)
で、ですね~、これまでずっと「なんか変だなぁ?」
と思っていたことがあって、
今日先ほどお風呂に入って「やっぱそうだよ!」と、
思ったことがあるので、それを書きたいと思います。
あのですね、普通の人は依存症=医療で治すもの
という思いがどうしてもあるようなんですけど、
依存症者で医療でなんとかなる人って言うのは、
軽いというか、問題ある人位で、
依存症とのボーダー位の感じだと思うんですよね。
だって、とにもかくにも自分の意志で、
治療に行くくらいなんですから。
でも、早急になんとかせにゃいかん!
というまさにどっぷり依存症です!みたいな人は、
やっぱり最低でも自助グループ、
場合によっては回復施設という手段が必要なんですね。
自助グループ+施設+医療というパターンはよくあるかと思います。
で、これは回復施設との橋渡しの仕事をしている、
まさに最後の砦のような現場にいる
私の経験から是非ともお伝えしたいことです。
これまでパチンコ業界の人とも、色々お会いしてよく、
「我々も依存症対策で、射倖心をあおらないようにしている」
って言葉を聞いていたんですね。
で、これってどっから出てきたのかなぁと思ったら、
ネットにこんな記事がでていたので、
http://www.yugitsushin.jp/news/dantai/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%BA%81%E4%BF%9D%E5%AE%89%E8%AA%B2%E3%80%80%E8%A1%8C%E6%94%BF%E8%AC%9B%E8%A9%B1%E3%81%A7%E3%80%8C%E5%B0%84%E5%B9%B8%E6%80%A7%E3%81%AE%E6%8A%91%E5%88%B6%E3%82%92%E6%9C%80%E5%84%AA/
どうもパチンコ店の管轄官庁である、警察庁生活保安課の課長さんが、
パチンコ店関係の皆様向けに講話っていうんですかね?
なんかパチンコ経営者の皆さまにご注意みたいなことを、
お話しされる会があるらしいんです。
この記事をよく読んでみると、
「『客が射性の高い遊技を求めるのだから仕方がない』という考え方は、
これだけぱちんこ依存を問題視する声が大きくなった現状においては、
もはや通用するものではない」と述べ、
全日遊連をはじめとする業界団体に対し、
のめり込み対策と関連付けての是正を強く求めた。
って書いてあるんですね。
だから、警察の方々が、
「パチンコ依存症って、ハイリスクハイリターンだから、
みんなのめりこんじゃうんだろうな。
それはまずいから、ローリスクローリターンにさせよう!」
ってなことで、考えだして下さった対策なんでしょうけど、
私、この考え全然ピンときません。
現場の実感として「そうだろうか?むしろ逆じゃん?」って思います。
いえ、警察の方が色々考えて下さったのだろうということには、
とっても感謝してます。
もちろんお医者さんのご意見なんかも聞いて下さったのでしょう。
でも、マジでギャンブル依存症にどっぷり関わってくれてる
ご一緒に研究何かをさせて頂いている先生方は皆、
「医者には治せない」ってハッキリおっしゃっているし、
医療の果たす役割はごくわずかとおっしゃっています。
やっぱ我々のような同じ体験をした仲間の体験こそ、
一番の真実だと思っています。
そして「ハイリスクハイリターンが原因なんかじゃないよね。」
って思うっていうか、そんな結果になってない!
というのが現場の実情です。
まずですね、今も昔もギャンブル依存症と言えば、
8割はパチンコパチスロ依存症です。
2割が公営競技他、これは私が繋がった頃から変わらないです。
私が11年前に繋がった頃、
先ゆく仲間はこう言っていました。
「今は、殆どいないけど、
昔はギャンブル依存症と言えば麻雀が多かった」と。
そして、私がドはまりしていたギャンブルは、
競艇とカジノですが、当時の競艇に現在のような、
ハイリスクハイリターンの三連単なんてなかったんです。
パチンコの次に依存症の多い競馬もそうです。
全レース三連単になったのなんて2008年です。
じゃあ、この三連単が導入されて、競馬や競艇の依存症者が増えたのか?
っていったら別に増えていません。
じゃあ、逆に射倖心をパチンコが落としたら、
パチンコ依存症者の割合が減ったのか?
と聞かれたら、減ってません。ずっと同じです。
前に、講演会で、パチンコ業界さんのお店も、
売り上げも、遊技人口も減っているのに、
ギャンブル依存症者の数は変わってないんですよね~
っていう資料を出したことがあって、
ここでも出したいんですけど、操作方法が分かんないので
出せないのですが(笑)つまりそういうことなんです。
で、何が言いたいかというと、
アメリカ人のカウンセラーも言ってましたけど、
何で依存症になったかと言えば、
「依存症になるまでそれをやり続けたから」なんですよね。
だから問題は「時間」じゃないかと思うんです。
はまり続けている時間が長けりゃ長いほど依存症になる。
これが実感なんですね、私の。
かつてのギャンブル依存症者は麻雀が多かった。
これも長いですよね~時間が。
何故衰退したかと言えば、現代では4人集まることが難しいから・・・
だと思うんですね。
で、なんであんなに射倖心をパチンコがあおってた時代に、
ギャンブル依存症が問題になったというか、
関連付けられたかと言えば、
「ギャンブル依存症の対処法を知らない家族が、
こぞって借金を尻拭いしたから」です。
あのですね、高い賭け金で、すぐにお金がなくなるってことは、
そこで、依存症者はパチンコを止められるチャンスが来る訳ですよ。
でも、そこで「突っぱねる」という、
ギャンブル依存症者の家族の対処セオリーが知られてないために、
不幸なことになったんです。
で、結局、射倖心を落としたから、普通に楽しんでいたファンが、
パチンコがつまんなくなっちゃって離れて行って、
依存症者だけが現在も残っている訳です。
これ、業界にとっても我々にとっても
最悪のシナリオだと思います。
業界や警察庁が進めようとしている、
パチンコ依存症対策って真逆だと思うんです。
長くやれるっていうのは全然良くないんです。
私たち、失うものはお金だけじゃなくて、
時間という財産もあるんですよね。
だから、依存症対策で最優先するのは、
絶対に家族支援なんです。
キーマンは家族と援助職の正しい知識なんですよ。
射倖心なんて、勝手に想像されたイメージに過ぎない対策なんです。
だから、のめり込み防止のポスターを、
パチンコ屋さんに掲示する位なら、
業界はもっと別の家族支援にお金を出して欲しいんです。
本人はそりゃあ、落ち込んだ時に電話くらいかけてきますよ。
でも、気まぐれの電話なんかで回復まで至りません。
我々の相談電話の結果もそうなんですよ。
解決に繋がるのは、家族からの電話で、
本人なんかただ泣きごと言っるだけで回復なんかしないんです。
そもそも射倖心と依存症の関係なんて、
研究もされてないじゃないですか。
イメージや想像で考えついた対策ですよね。
まずはそこ研究しまようよ!
研究費、業界で助成して下さい。
私、精神科の先生に協力取り付けてやりますから。
大したお金が必要な訳じゃないです。
皆さんからみたら小銭です。
その小銭が私にないだけです(笑)
問題は射倖心じゃなくて、借金を繰り返させちゃう環境なんですよ。
家族が借金に怯えず、尻拭いをやめる勇気があれば、
あっという間に本人はお手上げになり、
回復に繋がって来れるんです。
あと、この家族支援で、もし警察官の皆さんに、
知識があって、こんな時こうして頂けたら・・・
ってな、やっていただけることも沢山あるんです。
業界の方に方向転換した、支援をして頂くだけで、
全然違うんですよ。
パチンコ店にこれやって貰えたらってな対策があるんです。
業界だって、メリットがあるじゃないですか~。
健全なファンが戻ってきてくれて、依存症者が減ればいいんですよね~。
私の話を是非聞いて欲しいです。
今のままじゃ、業界も我々もなんも良いことありません。
だって、良くなるわけのない道を歩いてますから。
実際、な~んも良くなってないですよね。
折角対策を打ち出すなら効果をあげなきゃ勿体ないじゃないですか。
最高のコストパフォーマンスで、効果をあげる自信があります私。
ってか、私以外いないです!位に言っちゃいますよ。
家族支援は任せて下さい!本当に。
警察庁生活保安課課長さん、
このサイトをみるとお名前は小柳誠二さんとおっしゃる方のようですが、
是非、私と意見交換の場を作って下さらないでしょうか!?
「小柳さんの知り合いだよ~」なんておっしゃる、
警察関係とか、政治家の先生とか、良く分かんないですけど、
そういう偉い人と繋がっている、エリートの皆さん!
どうか「小柳さん、パチンコ・パチスロ依存症問題を考える会の、
代表の田中紀子って人に会ってやってよ~」とご推薦下さい。
お願い致します!!!
小柳様、このサイトをご覧になることは、
万が一にもないとは思いますが、
奇跡を信じて、ぱちんこののめり込み対策に、
是非現場の声を聞いて下さい。
その機会を下さい!
と、声を大にしてお願い致します。
言霊を信じて!
小柳課長にお会いできますように!!!
みなさんも、どうぞ応援してください。
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