地方での啓発活動です

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本日は、新潟で家族相談会を行っておりました。
やってみて思うのですが、本当に地方はもっと啓発頑張らねばなりません。

正しい知識が全くいきわたっておらず、
また相談機関を訪れても、きちんとした対応がされていません。

親が保証人になって借金のしりぬぐいをしてしまうなど、
残念な対応をしてしまっているご家族が多いです。

でもってですね、相談窓口の担当者の方々に、
是非とも、セミナーに来ていただきたい!
と思ってもなかなか参加してもらえないという現実もあります。

新潟県の相談窓口のご担当の皆様には、9月27日にこんなセミナーを
筑波大学の森田先生とともに開催いたしますので、
是非ともお越しください。
アディクション対策支援者 スキルアップ講座

これだけギャンブル依存症が話題になっていても、
なかなか地方自治体で取り組みが始まらないことが、
とても悔しく思います。

やはりさまざまな関係部署との連携が不可欠と思います。
行政だけでできることは限られています。

それとご家族の方も、たとえ適切な支援につながれたとしても、
なかなか変われない。
言われていたのに、借金払ってしまった・・・
などという事例もあります。
家族が理解していくにも時間がかかります。

またこちら側の問題もあります。
私たちの仲間たちのスキル。
相談窓口の対応に不満をもつことは多々あれど、
自分たちも親切丁寧に説明してなかったりするんですよね。

例えば「借金をしりぬぐいしない」ということは、
我々にとって、あまりに当たり前、基本中の基本過ぎてしまい、
ビギナーさんに借金のことを聞かれても
「手放すのよ!」といった言葉でかたずけてしまっていて、
じゃあ借金て払わなかったらどうなるの?
というような知識をきちんと当てていなかったりするんですよね~。

そんなおおざっぱな説明じゃ、怖くて手放せないですよ。
で、私、借金については毎度相談会などで詳しく説明していますし、
またそのほかにも、借金の解説テキストなんかを作ってあるんですね。
で、ある程度みんながちゃんと説明できるようにしているのに、
それをちゃんと伝えてなかったりしているんで、
最近は、各地の仲間に檄を飛ばしてます。

今日も、
「なんで折角テキスト作ってあるのに、
それ伝えていかないのさ~!使ってよ~。」と伝えてきました。
自分が楽になったらそれでおしまい!じゃなく、
代々もれなく伝えていくことってとても大切だと思っています。

ビギナーさんが、折角つながってきても、
すぐ来なくなってしまうことってあるんですけど、
それはそのご家族に問題もあるでしょうけど、
こちら側にも適切な説明を親切にしていないなどの問題があるんですよね。
常に自分たちの側の問題に目を向け、
スキルアップを心掛けていきたいものです。

行政と我々民間団体。
切磋琢磨して、よりよい地域連携を作り上げたいです。
どうかよろしくお願いいたします。

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三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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