依存症予防教育についてです

公開日: 

本年度、当会が依存症予防教育について、文科省より委託事業を請け負っており、
東京、大阪、福岡で「モデル授業」を開催する予定です。
依存症予防教室

是非、学校の先生、スクールカウンセラー、企業人事担当者、PTAなどなど、
教育現場に関わる皆様方に、ご参加頂きたいと思います。
広報にご協力下さい。
宜しくお願い致します。

さて、福岡県は春日市の、小・中学校で、依存症予防教室を、
行ってきたのですが、今回行ってみてつくづく思ったことがあります。

それは、ネット、ゲーム、スマホ依存症に関する依存症予防教育は、
なるべく低年齢のうちにはじめるべき、
そして、子供だけでなく、親にも予防教育を施すべきだということです。

今回、小学校5年生と、中学生に予防教育を行ったのですが、
小学生は質問にも「はい!はい!はい!」ってな感じで、
積極的に手をあげてくれるし、
簡単チェックシートなどにも、素直に答えてくれます。

「2つ以上あてはまる人は、依存症になっっちゃう可能性があるかもよ~」
なんて言うと「えぇっ~!」ざわざわ・・・なんて感じで、
反応が実に素直です。
やっぱり子供たち自身も気にしているんですよね。

だから幼稚園、保育園版予防教育なんてのも、
パペットを使ったり、紙芝居でやるなんてのが、
あると良いかもしれないですね。

で、ギャンブル依存症ですが、これはもうなんと言っても高校生。
それも、卒業間際の3年生に予防教育を入れて欲しいなぁと思います。

というのも、大学に入って、ギャンブルに手を出す人が圧倒的に多く、
それを水際教育で防ぎたい・・・というのが1点と、
最近は、子供の奨学金を親がパチンコに使ってしまう・・・
なんていう相談もあるので、そういう
「自分の家族に搾取されない」
という教育をいれるのに丁度良い年だと思うんですね。

やはり「親だから支えなきゃいけない」という、
間違った思い込みは根強く、
それこそ親が80代になっても、まだ貢いでいる・・・
なんてお子さんたちもいるんですね。

だから「親だからって肩代わりしなくていいんだよ!」
と、自立を迎える18歳で、是非ギャンブル依存症予防教育(含:共依存)を
行いたいなぁと思います。

アルコール、薬物にもそれぞれ依存症予防教育適齢期もあると思いますし、
少ない予防教育の機会が、最大限生かされるよう、
この度の企画を考えました。

是非、お誘いあわせの上お越し下さい。
定員が90名と少なめですので、お早めにお申し込み下さい。

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