サイゾーの悪意に満ちたデマ記事です

公開日: 

昨晩から今朝にかけて、厚生労働省厚生労働省のイベントでサプライズ登場した、
清原和博さんのことが記事やTVニュース、ワイドショーで沢山取り上げられました。
その時の模様を私も書きアゴラさんに掲載して頂きましたので、是非ご一読下さい。
今度は回復で勇気づけて!清原和博さんの言葉に感涙

こうして殆どのマスコミが私たちの意を汲み、清原さんの登壇を暖かく応援して下さったのに
、唯一、悪意に満ちた記事を書いたのが、「日刊サイゾー」でした。
「全国紙記者」とかいう人の「当日のイベント会場には私服の取締官が清原氏の言動や行動、ろれつの回り具合をチェックしていたようです」なんてコメントを載せています。
清原和博氏が“依存症”啓発イベント登壇で、当局が徹底マーク「現場復帰は遠い」

これ呆れたことに1000000%のデマ記事と言いたくなります。
警察関係者や麻薬取締捜査官にウラをとったのでしょうか。
せめて主催者にだけでも確認したんですか。
記事に署名もありませんが、よく恥ずかしくもなくこんなことができますよね。

まず、このイベントは、登壇者に
元Jリーガーの前園真聖さん
超歌手の大森靖子さん
そして精神科医の松本俊彦先生
という豪華ラインナップで、その上無料なんですよ。
ファンの方が殺到しない訳がないじゃないですか。

大森靖子さんがSNSで発信してくれただけで、あっというまに申し込みはいっぱいですよ。
400名以上の方々が抽選に外れ、入れなかったんです。

さらにですね、サプライズで清原さんがご登壇下さることになったわけですが、
ご自身も昨年8月に雑誌のインタビューでおっしゃっておられますが、
清原さんは依存症からの回復過程でうつ病になられ、体調もまだ万全ではありません。
それなのに、私たち依存症に苦しむ当事者・家族のために出演を決めて下さったわけですよ。
だから本当に私たち、感謝の気持ちでいっぱいになった訳です。

この回復過程でのうつ病発症は、比較的よくあることで私もなりました。
私は2年位、投薬治療を受けたでしょうか。
とにかく灯りダメになり、部屋の電気がつけられませんでした。

昨日のイベントでも清原さんの体調やご負担を考慮し、
写真撮影はストロボ禁止する、フォトセッションはなし、
イベント終了後の囲み取材は、松本先生お一人が受けるということに決まったんですね。

そして清原さんは、ギリギリに会場に来られ、殆ど打合せなくぶっつけ本番でご登壇頂き、
終了後はすぐにお帰りになられたんです。
会場に入られて、ご登壇まで10分もなかった位じゃないでしょうか。

これだけ厳戒態勢で、主催者側が気を使ってお迎えしているのに、
警察関係者や麻薬取締捜査官が、無神経にノコノコ入って来れるわけがないじゃないですか。
そもそも関係者と、申し込みがあったマスコミの方、それと抽選で当たった方以外は入れないよう、
入り口で厳重チェックがあったんです。

第一、今回のイベントで大英断を下してくれたのは、
なんといっても厚生労働省の依存症対策室の皆さんです。
この方々がご自分達の保身よりも、我々当事者・家族へ希望を届けよう!と、
あえて清原さんの起用を決断して下さったわけですよ。
これって日本の官僚社会の中で、本当にすごいことだと思いません?
思いやりと勇者の集まった最高のメンバーなんですよ。

そのような大英断を下した厚労省依存症対策推進室に対してですよ、
わざわざブチ壊すようなことを、
同じ厚生労働省管轄のマトリ(麻薬取締官)がするわけないし、
同じ公務員である警察がやるわけがないですよね。

最も大きな勘違いは、取締官も回復支援に熱心だってことですよ。
再発に目なんか光らせちゃいないし、我々が松本先生のセミナーを開いたりすると、
マトリの方が追っかけのように、お勉強されに来てるくらいですからね。
清原さんの回復とご登壇を喜びこそすれ、チェックなんて非現実的なことするわけがないです。

第一ですよなんで記者が、取締官が紛れ込んだなんて分かるんですか?
その記者が覚せい剤で、その捜査官に逮捕された経歴がある他は、
分かるわけがないですよね。

それと覚せい剤の人がろれつが回んないなんて、ど素人の想像にすぎないですね。
全然まわりますし、普通に話しますね。私なんか、全く分からないです。
一度、ギャンブル依存の相談を受け介入したら、実は薬物の問題もあった人がいたんですけど、
施設についてそれが判明するまで少しも気がつかずに、
道中何時間も二人でおしゃべりしていた経験があります。

さらにこの記事の、悪質な所は「社会の信頼も得られていない」なんて
過度な一般化をして書いている所ですね。

ばっかじゃね~の?
厚生労働省のつまり国のイベントに登壇したんですよ。
社会的信用が得られてるから登壇したんじゃないですか。

清原さんはもう3年も止めておられ、度々ご自身の経験を語っておられる、
その上、きちんと通院もされているんですよ。
そりゃ覚せい剤の再犯率は高いですけど、治療に繋がっていないから高いんでしょうよ!

それに清原さんは、ご自身の経験を正直に語られたわけで、
どう考えてもこんなガセネタ平気で書いちゃうサイゾーさんより、
よほど信用できますけどね。

こうやって性格の悪い記者が、PVさえ上がればなんでもやる!という
悪意に満ちたデマ記事を書くことで、
苦しんでいる我々のような依存症者とその家族が追いつめられ、
場合によっては死へと追いつめられていくわけですよ。

その辺、わかってんですか?サイゾーさん。
依存症の自殺率の高さをご存知の上で、こういう所業をするならまさに鬼畜ですよね。
あなた方以外に、これほど悪意に満ち満ちた記事を書いたところはないですよ。

まずはこの記事を書いた記者は、どうぞ私にご連絡下さい。
その上で、なぜこんな妄想記事を書いたのか?真意をお聞かせ願います。

球界のスーパースター清原和博さんは、今も私たちに回復の希望を与えてくれるスーパースターです。
あなたがたがデマで傷つけて良い人ではありません。
私たちの大切な宝です。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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