お金の苦労です

公開日: 

今日は、入寮者のご家族2名、

入寮を検討しているご家族2名から、
お金のご相談を受けました
ギャンブラーの家族は辛い
本当に心から思いますね
ギャンブル依存症という病気に気がつかないうちは、
もちろん尻拭いを何度もしてしまうので、
それだけでも数百万円というお金を使います
それだけでなく、ギャンブルの為に学校生活がままならず、
学費を無駄にした・・・という親御さんも多いです
学費ってものすごい金額です
そしてですね、こちらも最近良くあるのですが、
社会人になってからの横領事件や、経費の使い込み事件ですね
しかも、最悪なことには、こういった事件が発覚しても、
日本てなぜか、家族が尻拭いをしてくれたら、
許してくれちゃう会社が多いんです。
で、そのまま仕事を続けるために、
次は、致命傷を負う莫大な金額を使い込まれてしまい、
家族は窮地に陥ります
就職する際は、大抵親御さんが保証人になっているからです
施設に繋がったら、入寮費もかかるし、
更に、借金も支払わなくてはならない場合も多いです。
例え、棚上げ出来た事例でも、奥様の立場だったら、
いずれご本人が回復して帰ってきたら、
家計をやりくりして、返済しなくちゃなりません
回復しないご主人だったら、離婚の際も、
慰謝料、養育費もそれほど望めないし、
そもそも最後まで約束通り支払って貰える可能性は、
殆どありません。
入寮者のお小遣いは毎月3万円ですが、
残されたご家族のおこずかいは1万円なんて話も聞きます。
こういうご家族のお金の相談を受け、
あぁしよう、こうしようと、コーディネートするのも、
私の仕事の一つです
当事者が入寮された後、奥様方と、
会社に頭を下げに行ったことも何度もあります。
会社の社長さんは、お金で嫌な思いをさせられた行き場のない怒りを、
嫌味と共に「奥さんに言っても仕方ないけど・・・」
とぶつけて来られます。
保証人になっている親類へ頭を下げたり、
つきあっていた女性に借りたお金のことで、
相手のご家族ともめ事になったり、
色んなパターンに同行させて貰いました。
やっと当事者が治療に繋がったと思っても、
ご家族の心労はまだまだ続くんですよね
ご家族のお話を聞いていると
「有り得ない悔しさ、無念さだよなぁ」と思います。
それでも、優しさを見失わない
それでも、大切な人を助けたいと思う
「やるだけやってみたい、後悔したくない」
「沙羅ちゃん、お願いします。」と言ってこられます。
特に、奥様たちですよね。
夫を回復につなげようと決意された奥様方には、
凛とした覚悟があります
だから、できるだけ、依存症に理解のない方々に、
説明して、助けて貰わなくてはならない時、交渉が必要な時などは、
なるべく私も一緒に行くようにしています
巻き込まれていない分、説明も明快にできますし、
なんと言っても場慣れしているので、
感情的になる話しあいの場での、交通整理ができます。
それにその位しか、やってあげられることがないですから私。
「大金持ちだったらなぁ」と思う時は何度もあります。
私が、孫さん位お金があったら、
「タダの治療施設作っちゃうのに」って、
何千回思ったかわかりません。
そこまでは成し遂げられなくても、
最近は、なんか仲間の為に、仕事を作って、
皆のおこずかいになるようなこと、
出来ないかなぁと思っています。
例えば、グラフィックデザインとか、経理とか、保育とか
そういう特技を、生かして、仕事をして貰って、
月2,3万でも良い、なんか仲間にシェア出来ないかなぁと、
色々考えてます。
私たちギャンブラーの妻は、
贅沢や、ゴージャスな遊びは、
もう望めないかもしれません
ギャンブラーとの愛を貫くことは、それほど過酷です
愛の形には、結婚を続ける愛、離婚を選ぶ愛どちらもあって、
子供を育てる責任も、一手に引き受けることもあります
いずれにせよ、経済的打撃は、長く尾を引きます
それでも、回復を喜び、小さな発見や進歩に、
感謝を捧げることができます
もちろんプログラムの力もありますが、
仲間達にもともとそういう資質が備わっているのだと、
私は思っています
優しくて、忍耐強い資質、
潔くて、責任感が強い資質
仲間達をみていると、心からそう思うのです
何故なら、私はどんなに過酷な夫婦生活であっても、
「この結婚は間違っていた」
という言葉を、仲間から聞いたことがないのです。
仲間は皆言います。
「起こったことに意味がある」
「今が幸せ」と。
そして、こう続けます。
「夫に、感謝している。」と。
私は、この言葉を聞くたびに、
美しいストレートヘアと、きりりとした切れ長の瞳の、
アリ・マックグローのあの名シーンが浮かびます
「愛とは、決して後悔しないこと。」
こんな仲間達に、お金では得られない幸せが訪れるのは、
当然だと思っています。
そして、お金よりずっといいと信じています

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Comment

  1. あらお より:

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    PASS:
    家族負担軽減の為には利用費用の軽減が1つの方策だと思います。その為には、言葉悪いですが家族以外のところからお金を引っ張るしかないですね。
    これを利用してみたらどうですか?
    https://readyfor.jp/
    REDYFORを使って僕が考えた案は、ギャンブル依存症の啓発展示パネルを作成する。その為のお金を集める
    まだまだギャンブル依存症への理解や認知が低いのでパネルをつくって貸し出しをする。いま、特区の関係でカジノ問題が注目されているのでそれに付随してギャンブル依存症問題をアピールする。需要があると思います。
    そのパネルを行政等に売り込み有料でレンタルする。単にパネルを貸すだけでなく、そのパネル展示に会わせて当事者や家族の講演会の企画も売り込む。また、反応の良い行政には、ギャンブル依存症の相談会や家族や当事者向けの連続ワークショップの企画も売り込む。もちろん行政には有料 。行政がやる以上参加者は無料です。
    そこで上がった売り上げを還元できれば少しは、利用費用が下げれるのではないでしょうか。もちろん、講演してくれた当事者にはいくらかお支払をする。
    もちろ、これは一例ですが賛同者を呼び掛けるには、REDYFORいいかもです。なんせ掲載は無料ですから。

  2. T より:

    SECRET: 0
    PASS:
    沙羅さん、ギャンブル依存症が病気で治療プログラムが必要な事を是非多くの方に知って頂きたいと思います。沙羅さんが私達家族の為に考えている様々なプランが現実となるよう私もやっていきたいです。

  3. Y より:

    SECRET: 0
    PASS:
    いつも思います。沙羅さんが家族に寄り添い、大きな愛で支えてくれていること。
    blogを読みながら電車の中で涙が出ました。恥ずかしいから堪えましたが、沙羅さんの言葉を思い出してはまた、涙が出る…
    ありがとうございます。

  4. 響子 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    お金があれば、人を助けられますよね。自分には今お金がないから、身近な人を助けられない歯痒さがあります。働くって、はたを楽にする為に働いているんだと思ってます。色々沙羅さんにも、あると思いますが、自分元気もらってます。

  5. 沙羅 より:

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    響子さん、コメントありがとうございます。
    そうですね、お金は大切だと思いますが、人助けはそれだけとも限らない気が・・・
    現に、響子さんにコメント頂いたことで、私も元気を貰いました!とっても嬉しいです。有難うございます!

  6. 沙羅 より:

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    あらおさん、コメントありがとうございます。
    今、こういった資金集め多いですよね~。私も考えています。
    ところで、パネル展示ってそんな風に使えるものなんですか?行政に需要があるんですね。知りませんでした。どんな内容が良いのでしょうか?また教えて下さい。

  7. 沙羅 より:

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    PASS:
    Tさん、コメントありがとうございます。
    はい!一緒にガンガンやって行きましょう。この問題に関して恐らく私たちほど先取りしている人たちはいないでしょう!
    ずっと時代をけん引できるように頑張っていたいですね~。

  8. 沙羅 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    Yさん、コメントありがとうございます。
    支えているだけじゃなく、沢山支えて貰っています!こちらこそいつもありがとうございます。
    助け合って、楽しんでいきましょう!

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