昨日放映されたNスタの反響ってすごいですね。
事前にお知らせした訳じゃないのに、色んな方から
「観たよ～！」とご連絡頂きました。
是非、今困っている方にもメッセージが届きますように。

そんな訳で、あんまり何も考えていませんでしたが、
当然子どもたちにも影響がある訳で、
今日息子に「パパとママTVに出たの？」と聞かれたので、
「うん、でたよ～」と答えると
「もう！友達にTV出てたってめっちゃ言われたよ～」とのことでした。

「へ～、みんな夕方の番組なんか見るんだね～。なんか言われた？」と聞くと
「別に、TV出てたって言われただけ」というので「ふうん」と、
ちょっと様子が変だなぁと思いつつ、深く気にも留めていませんでした。

そしたら母と二人になった時に「あんたたちTV出たの？」と聞かれたので、
「うん、出たよ」というと、
「けっくんが、おまえんち借金あるんだってなぁ～って言われたらしいわよ～」
と、びっくり仰天なことを言うので「げっ～」っと思い、慌てて息子に聞きに行きました。

「けっくん、おまえんち借金あるんだってなぁ～言われたの？」と聞くと、
「うん、言われたよ～」とちょっと心配顔。
「あれは、昔そうだったってことで、今は借金ないよ」というと、
息子は心底安心したように
「なんだ、そうなの～？もうお小遣い貰えないかと心配したよ～」
と言うのです。

無邪気な反応に安心しつつも、子供心に「聞いちゃいけない」
と気を使ったのかなぁと、私は心中複雑でした。

で、娘にも「ももちゃん、学校でなんか言われた？」と聞くと、
「私は、言われないけど、けいちが言われたって～」と、
こちらも心配顔で「なんていうタイトルだったの？」と聞くのです。

だからこれまで新聞もTVも何も伝えてませんでしたが、
この際全部見せて、全部伝えようと思い
「じゃ、録画見せてあげるよ～」と、子供たちに見せることにしました。

でも、見せる前に一応
「あのさ、借金とかギャンブルとか、かつての話で今じゃないよ。
今は、ママ達と同じことになって、困っている人を支援してるの」
と言うと、娘は
「あ～よかったぁ、原宿で買い物してる場合じゃないじゃんと思ったよ～！」と、
先日、娘に原宿で洋服を買ってあげたので、そのことを言いだしました。

なんとTV出演で、子供たちに余計な心配を抱え込ませる所でした。
子供って、なんて気を使っているんでしょう。
まぁ、私も親に気を使っていたので、気持ちはわかりますが。

TVの録画を見ながら、子供たちはいちいち
「へ～」「え～」「これママ？」「これBaBaなの？」なんて、
私と母の物語に、驚きの声をあげつつ、
「パパ何やってるんだよ～」なんて苦笑いしてました。

それにいちいち私も応えて「うん、昔は大変だったんだよ」とか、
「おばあちゃんは苦労してるんだよ。」なんて話しました。

１カ所私が、インタビュアーの「どうして離婚しなかったんですか？」の問いに、
「やっぱり夫のことが好きだったんですよね」
と言う場面で、息子が小さい声で「かっこいい～」とつぶやいたのが印象的でした。

録画を見終わって、「けっくん、心配してたの？ごめんね」と言うと、
「うん、１５００万円も借金あるって言われて、うっそ～っ！てびっくりしちゃった」
なんて言ってました。
やっぱり「どうせ子供に見せないし」なんて、横着な考えはダメですね。
ちゃんとなんでも伝えないと。

「あのさ、ママこれからもTVでることあると思うんだけどいいかな？」と聞くと、
「うん、そりゃ～いいよ。僕が遊んで暮らせるくらい稼いでよ～」
なんて、冗談を言っていました。
その言葉に嘘もなさそうだし、録画を見てからはすっかり元気になっていたので、
全てを包み隠さず話したことは、とりあえず良かったようです。

これまで依存症のことを、漠然とは知っていたと思いますが、
まさか夫が借金しまくっていたなんて思ってもみなかったと思いますが、
案外、子供たちって受け入れてくれるもんだなぁと思いました。

やっぱり正直さは、信頼や絆を強めますね。

そうそう、息子がこんなことを言いました。
「どうしよう、遺伝しちゃうね。」とおどけて言うので、
「そうだよ、遺伝するんだよ。」と真顔で言うと、
息子は「えぇ～～～～～」っと心底驚いていたので、
すかさず「けっくん、だからギャンブルだけはやらない方が良いよ」と、
まず我が家の息子から予防教育が導入できました。

子供たちの寛容さに感謝します。

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