なでしこジャパン誇り高きリーダーです

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今日はもう朝から滂沱の涙が止まりませんでした。
日本の女子サッカー、なでしこJAPANの活躍、
素晴らしかったですね。

私、男子サッカーはあまり興味がありませんが、
なでしこは大好きです。
特に日本のリーダー澤 穂希さんは、憧れでもあり、
尊敬する人物でもあり大ファンです。

15歳から日本の代表に選ばれ、リーダーとして、
日本女子サッカー界を牽引してきた澤さん。

何度も何度も、女子サッカープロリーグの、
休止や廃止の憂き目にあい、それでもあきらめずに、
活躍の場を見つけ、今の女子サッカー界の隆盛を築き上げた澤さん。

結婚よりもサッカーを選び、
病気を克服し、
次世代のキャプテンを育てた澤さん。

私は、なでしこの準優勝よりも、
澤穂希という名選手のワールドカップがこれで終わるんだなぁと思うと、
一抹の淋しさと共に、感動と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

澤さんというリーダーの努力と孤独、
そして強さと優しさ
そういったものを想像しただけで、
どれだけの重圧に打ち勝ってきたのかと、
尊敬の念にたえません。

新キャプテンの宮間さんも、折々に澤さんを頼る姿が見られ、
心の支えとなっている様子が伺えます。
そんなお二人の新旧交代の姿も美しいですね。

今日、ある方のFBから、澤さんのこんなコメントを発見しました。
日本のマスコミにはあまり報じられていない、
海外のメディアに向けたものだそうです。

「我々のしていることは、ただサッカーをするだけではないことを、意識してきた。
我々が勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、傷ついた人、
彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、
私達は真に特別な事を成し遂げた事になる。

こんな辛い時期だからこそ、
みんなに少しでも元気や喜びを与える事が出来たら、
それこそが我々の成功となる。

日本は困難に立ち向かい、多くの人々の生活は困窮している。
我々は、それ自体を変えることは出来ないものの、
日本は今復興を頑張っているのだから、そんな日本の代表として、
復興を決して諦めない気持ちをプレイで見せたかった。

今日、我々にとってはまさに夢のようで有り、
我々の国が我々と一緒に喜んでくれるとしたら幸いです」

このメッセージに再び感動と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
澤さんの、足元にも及びませんが、
私も今の活動をする時に、いつもこんな気持ちでいます。

「あきらめない。
地位も権力もお金も何も持っていない、
何もない私たちでも社会を変えることはできるはず。
その足跡が誰かの勇気に繋がったら嬉しい。」
そんな風に思っています。

澤さん、グループリーグ敗退が当たり前の時代から、
必死に努力してきて、
次のステージが見えてきた時、
今度はプレッシャーとの闘いが始まったと思います。

聴衆は無責任で移り気です。
弱ければ見向きもしないし、
勝てば勝ち続けることを期待します。

日頃の努力は注目されることなく、
最高の結果だけを求められます。
勝っても負けても、あることないことを言われ、
とんちんかんな批評や批判に囲まれ、
利用しようとする人たちも大勢近づいてくるでしょう。

自分のステージがあがればあがるほど、
信じられない位メンタルの強さが必要になったはずです。
それは小さなサッカーが好きだった女の子には、
考えもしなかった未来だったはずです。

でも、どんなにプレッシャーに囲まれ、
どんなに厳しい環境になり、
どんなにうっとうしい人間関係がおころうとも、
それでもまた自分を支えてくれたのは、自分自身であり、
ただただサッカーが好きだった、
小さな女の子の魂だと私は思うのです。

その先にある本質
自分達がベストを尽くし、
誇り高き試合をすることで、
結果よりも残せるものがあると。

そして何よりも自分が自分であるためには、
誇りを失わず、自分自信に恥じぬ生き方をすることだと、
他人がなんと言っても構わない、自分が自分を愛し、信じることだと
女の子の魂は、いつも前を向いてキラキラと輝き、
そう囁き続けたと思います。

「周りがなんて言ったっていいよ!
だって私はサッカーが好きなんだもん!」

小学校2年生の時から、
たった一人男の子に交じってプレーを続けたほまれちゃんは、
いつだって常識や他人の目なんかにとらわれず、
「自分のやりたいことをやる!」って、
強く願ってきたはずです。

そして今の澤さんの活躍を支えた、
陰の功労者は間違いなくお母さん。
仲良しのお兄ちゃんと一緒にサッカーをやりたい!
と、入団を希望してきたほまれちゃんを、
「女の子はダメだよ!」と、チームは断ります。
けれどもお母さんの必死の説得で、
無事入団許可がおりました。

日本のスーパースターを産んだお母さんも
やっぱり常識にとらわれず、あきらめない人だったのだと思います。
「私の大好きな娘のやりたいことは、
お母さん全力でやらせてあげるからね!」
エースのお母さんもまた、強くてあったかい人だったのかもしれません。

「苦しい時は私の背中を見て」
澤さんはキャプテン時代、チームメイトに言いました。

孤高のエースは、誰の背中を見て、
自分を勇気づけたのかな?と思います。

私は、やっぱりそれは小学2年生の時、
お兄ちゃんとおそろいのユニホームを着れて、
嬉しくってキラキラの笑顔でボールを蹴っている、
ほまれちゃん自身の背中だったような気がしてなりません。
「好きだからやる!」
これに勝るものはないと思うからです。

澤さん、最後のワールドカップ本当にお疲れ様でした。
誇り高きなでしこは、あなたが作った土台の上に、
これからも勇気の歴史を刻むでしょう。

日本女子の誇り高きスーパースター。
本当にありがとう!
あなたに日本の女子は沢山の感動と希望を貰いました。

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