弁護士さんの見解を鵜呑みにすることはないのです

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ハッキリ申し上げましょう。今の日本でギャンブル依存症に理解のある、
弁護士さんなど、殆どいないのです。

ですから、特にギャン妻は、弁護士さんに全然分かって貰えなかったり、
杓子定規な回答しかしてくれず、不満だと思ったなら、
その弁護士さんに依頼しなければ良いし、
もし依頼した後なら、着手金は勿体ないですけど解約しましょう。

弁護士さんを選ぶコツは、口コミもしくは、
一度、無料もしくは有料で相談してみて、
ピンとくる人に依頼するのです。

または「ギャンブル依存症案件を手掛けたことがあるか?」
と聞いてみるのも良いでしょう。

でも手がけたことがなくともいいのです。
理解しようとか、やった事ないから色々教えて欲しいとか、
この際学びたいといった、
謙虚さかつ好奇心を持ち合わせ、
こちらの言い分に耳を傾け、
「タッグを組んで頑張ろう!」という先生なら、
その先生はあたりです。

私も、何度も刑事事件で弁護士さんとはやり取りさせて頂きますが、
殆どの先生が「ギャンブル依存は今回が初めて」という方ばかりです。
でも、その後の対応は本当に千差万別。
正直、全くこちらの要望を受け入れず、
とにかく早く済まそうという先生もいます。

私は、弁護士事務所に勤務していたので、
弁護士の先生の実態をよ~く知っています。
勤務していた先生のお友達の弁護士先生と交流があり、
その秘書同士で、よくおしゃべりもしていたからです。

また、パラリーガルは、あっちの事務所こっちの事務所と、
転職する人もいますから、情報交換もできました。

でも、普通の人はそれほど弁護士さんと関わり合いにならないので、
大きな誤解をしているのです。

それは弁護士の見解というのは一つであり、
弁護士がダメと言ったらダメだし、
弁護士はどんな案件にも詳しい・・・と思っているのです。

ハッキリ言って、そんなことは全くありません。
弁護士の先生の手腕、見解、そして誠実さは様々です。

度々寄せられる、相談の中に、
「そんな弁護士っているの!?」と驚くべき人がいます。

例えば、ギャンブラーが横領等で金銭問題を起こした。
仕方なく、親が家屋敷を売り払ってお金を工面することになった。
債務を支払い、家屋敷を売ったお金の残金をなんとギャンブラーに渡してしまった!
そして、まんまとパチンコに使われてしまった・・・等という案件です。

話しを聞くたびに、こちらの血圧はあがり、
激怒するので、身体にも精神にもよくありません。

なので、ここで「ゴーマンかましてよかですか!」
とゴーマニズム宣言をぶちかまさせて頂きますが、
弁護士の先生には「こちらが教育するつもりで!」
依頼するのです。

その位の決意が必要なくらい、わかっていない、
うかつな対応をする弁護士の先生はいるのです。
ボケっとしてると、とんでもない目にあうことがあります。

逆に、ものすごく理解ある、話しの早い弁護士さんもいます。
大抵「ギャンブルは初めてだけど、薬物はある。」とか、
依存症について、理解しよう!と努力して下さり、
なおかつ、苦しんできた家族に対しても同情的です。

もうね~、そりゃあくっそ面倒くさいですけど、
仲間守るために、口コミデータベース作ろうかな?と思っております。
東京界隈なら、相談されれば、良い弁護士さんご紹介できますけど、
地方にまで手が回っていないので、なんとかしなくちゃいかん!です。

仲間の皆さん、お世話になった先生で、推薦したくなるような、
良い弁護士の先生のお名前教えて下さい。
こっちもちゃんと対策しないとダメです。

あたしゃ本気で、推薦できる弁護士さんの一覧作ります。
我々の折角の経験を、これからの人達に還元致しましょう。
宜しくお願い致します。

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現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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